攻殻機動隊
攻殻機動隊は漫画家・士郎正宗さんの漫画作品で、1989年にやヤングマガジン海賊版で初登場しました。1995年には漫画を原作とした劇場版アニメ映画が公開され、2002年にはテレビアニメも公開されました。そしてその名が世間に轟き、人気となった攻殻機動隊は小説やゲーム、実写映画など様々な派生作品が公開され、世界的に大人気の作品となりました。
攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX（SAC）
引用: https://www.instagram.com/p/BeFMS-Zh0NK/?tagged=%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B3%E3%83%9E
攻殻機動隊SACは2002年にスカパーのパーフェクトチョイスで初めて公開され、アニメ作品としてシリーズ化しました。この攻殻機動隊SACは衣田遊のコミカライズ作品としてコミック版も発売されています。今回ご紹介するタチコマも、この攻殻機動隊SACで登場するキャラクターです。
攻殻機動隊SACで初登場！多脚戦車『タチコマ』
多脚戦車
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81T-PZhaSTL._SX385_.jpg
多脚戦車は攻殻機動隊に登場する架空の戦車であり、思考戦車（シンク）とも呼ばれています。人工知能（AI）を搭載し自らで思考する戦車で、4つもしくは6つの脚と2つの腕を使い機関銃やランチャーで攻撃したり衛星と通信したりします。
タチコマ
多脚戦車は漫画版の第1巻から登場していますが、タチコマはアニメ攻殻機動隊SACで初登場しました。タチコマは公安9課が所有する思考戦車で、主に公安9課のサポートを行っています。タチコマは機械的ながらも会話をすることができ、ボディランゲージやジェスチャーを駆使してコミュニケーションを取ろうとします。そのいちいちかわいい動きがタチコマファンを急増させているんですね。
ちなみに原作では『フチコマ』という名前で登場しています。この攻殻機動隊SACではデザインも少し変更され『タチコマ』として登場していますが、原作者の士郎さんによると『立っているからタチコマ』なんだそうです。
【攻殻機動隊】泣ける！タチコマの最後は一体！？
攻殻機動隊SACシリーズの中でも最も泣けるシーンがこの第25話のタチコマの最後ではないでしょうか。大好きなバトーさんを助けたかったタチコマの決死の覚悟。思い出すだけでも涙が出ちゃうタチコマの最後をはどうなったのかをご紹介します。
【攻殻機動隊】ネタバレ注意！『さよならバトーさん』タチコマの最後
バトーにたくさん可愛がってもらったタチコマ。自分の育った場所である公安9課が悪者にされ、居ても立ってもいられなくなったタチコマは何か9課の力になれないかと職場を抜け出して本部へと向かいます。人工知能の研究のためにほとんどが解体させてしまった思考戦車。生き残った3体はそれぞれ違う企業で働いていましたが、9課の危機を知りボロボロになった本部に集まりバトーを助けるために動き出します。
一方、素子とバトーはセーフハウスに素子の大切な腕時計を取りに来ていました。特殊部隊に追われながらもなんとか腕時計を取り戻しほっとしていたのも束の間、海上自衛隊のアームスーツ2体によってバトーは片腕を引き千切られてしまいます。
その現場へと駆けつけてきたタチコマたちは援護射撃を行いながらバトーから注意を逸らし、アームスーツへと立ち向かっていきます。タチコマは戦闘能力が高いアームスーツにハチの巣になるまで打たれても倒すことだけを考え続けていました。
唯一の切り札であるおじいちゃんからもらった古い古いミサイルを自分の身体に取り付けたタチコマは「さよなら、バトーさん」と言い残し、自らアームスーツに激突して自爆してしまいます。
もうこのシーンは号泣確定です。AIなのに死ぬことに憧れ、神様を想い、そしてバトーさんを愛していたタチコマ。戦闘機としてではなく、人間の義体に記憶を移されていればと何度も思ったシーンです。健気でかわいいタチコマが最後にタチコマが魅せるオイルの涙には、バトーさんにもう会えない悲しみが込められている気がしますね。
【攻殻機動隊】あのかわいいタチコマの声優は？
豪華声優陣が勢ぞろいの攻殻機動隊ですが、あのかわいいタチコマの声優は一体誰なのかご存知ですか？無邪気な子供のようなタチコマのかわいい声の主をご紹介します！
攻殻機動隊SACで登場するタチコマの声優は玉川紗己子さんが担当しています。固体化が進んで喋り方も個々によって変わってきましたが、玉川紗己子さんがお一人で全ての固体の声優として声を当てています。タチコマ一機一機の性格を理解した上でバラバラの喋り方を演出した玉川紗己子さんのすご技を是非一度聞いてみてください！
【攻殻機動隊】タチコマの声優・玉川紗己子
タチコマでとってもかわいい声を演出している玉川紗己子さん。タチコマの声からだと、他にどのような作品でどんな声をだしているのか想像しにくいですよね。実は攻殻機動隊でもタチコマだけでなく、トグサの奥さん役の声優も担当しているんです。そんなタチコマの声優・玉川紗己子さんの有名作をご覧ください。
・クレヨンしんちゃん（風間みね子）
・逮捕しちゃうぞ（辻本夏実）
・名探偵コナン（宮野明美）
攻殻機動隊SACでのタチコマの名セリフまとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BTcGRkdFQIy/?tagged=%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B3%E3%83%9E
タチコマに搭載されているAIは、無邪気な子供のような性格に設定されていて非常にかわいいのが特徴的です。そんな健気な思考戦車・タチコマが発した名セリフをご紹介します！あのかわいい声を想像しながらご覧ください！
『まだまだ囁きが足りないなあ。トグサ君は。』
『しょうがないなぁ、バトーくんは僕がいないと、ひとりで射撃演習も出来ないんだからなぁ。』
『神様、僕たちはなんて・・・無力なんだ・・・』
『さよなら、バトーさん・・・』
『そっかぁ。じゃあみんな死を体験出来たんだなぁ。』
攻殻機動隊SACの『タチコマな日々』
『タチコマな日々』は、攻殻機動隊SACと攻殻機動隊SAC2ndGIGのDVD化に伴って映像特典として制作されたタチコマの短編アニメーションです。シリーズ各話に対応した『タチコマな日々』が本編終了後のおまけとして付属されています。全26話で構成され、両シリーズで52話制作されました。
『タチコマな日々』は、タチコマ達がドタバタ劇を繰り広げるコメディータッチなお話となっています。おしゃべりが大好きなタチコマ達の歌まであるんですよ。また、TVアニメ版では竹取物語やシンデレラなどの童話を元にしたものも制作されました。
さらにこの『タチコマな日々』は2007年5月に単独TVアニメ番組として最新の12話が放送されました。タチコマはそれほどまでに大人気のキャラクターなんですね。
【攻殻機動隊】タチコマがたくさん
大人気！タチコマフィギュア
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タチコマはロボットですから、タチコマグッズといえばフィギュアですよね！掌サイズから実物サイズの1/8スケールまで様々なサイズが展開がされており、中には世界初となる動いたり喋ったり、整列したりするものまで発売されています。
パチスロ攻殻機動隊
アニメ作品がパチンコ店に登場することは多いと思いますが、攻殻機動隊もパチンコ・パチスロ台が出ています。攻殻機動隊やタチコマという存在をパチンコやパチスロで知る人も多いのではないでしょうか？パチスロ攻殻機動隊では『タチコマの家出』などの原作をもとにした設定や、パチスロでしか見られないタチコマまで登場しています！
まとめ
攻殻機動隊SACに登場するタチコマについてのご紹介でした。かわいいタチコマの最後は何度見ても泣いちゃうシーンです。見たことがある人もまだ見たことが無い人も攻殻機動隊SACを見て、今日から無邪気でかわいいタチコマのファンになってみませんか？
