【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』はどんな話？
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『宝石の国』は、宝石でできた人型の体を持つ生命体の物語です。28の宝石たちは「金剛先生」という指導者のもと、役割を分担して生活しています。彼らの敵は、宝石たちを装飾品にしようと月から襲ってくる「月人（つきじん）」という生物。月人との戦いを軸に、宝石たちの出生の秘密や月人という敵の謎に迫っていく、ファンタジーバトル漫画です。2017年にはアニメ化もされました。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「フォスフォフィライト」とは
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『宝石の国』の主人公です。『宝石の国』作中では、仲間からフォスと呼ばれています。硬度三半、靭性は最下級という非常に割れやすい宝石です。仲間とこすれるだけでも割れてしまうため戦闘には向いていないのですが、本人は月人と戦うべく戦争に行きたがっています。
『宝石の国』の物語は、このフォスフォフィライトが宝石たちの指導者である金剛先生に、博物誌編纂の仕事を与えられるところから動き出します。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「フォスフォフィライト」の容姿
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『宝石の国』のフォスフォフィライトの容姿は、ストーリーが進むにつれて大きく変化していきます。元の容姿から順番にご紹介しましょう。
肩につかない程度の薄荷色の髪。普段は白粉を塗っているので隠れていますが、肌ももちろん薄荷色です。服装は『宝石の国』の宝石たち全員が身につけている、白シャツにネクタイ、黒い上着とショートパンツの制服姿です。目は大きめで、幼く可愛らしい印象でした。
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しかし硬度三半と『宝石の国』キャラクターの中でもトップクラスで脆いフォス。『宝石の国』作中で何かと割れることが多いのです。宝石たちは割れても、破片を集めることができれば修復可能ですが、破片を失くしてしまうと死にはしませんが元の姿には戻れません。フォスはまず漫画『宝石の国』9話で砕け、両足を失くしてしまうことになります。
欠損した箇所は別の物質で補完するしかありません。漫画『宝石の国』11話で、フォスは両足を、アゲートと貝殻を合わせた物質で補完しました。結果、フォスの足は縞模様になります。補完後は俊足になりました。
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次に欠損したのは両腕。漫画『宝石の国』16話で、フォスは砕氷作業中に事故で両腕を失います。漫画『宝石の国』17話で、フォスは両腕の補完に、金と白金の合金を使用しました。結果、自由自在に変形・伸縮可能な腕を手に入れます。両腕は黄金色のため、かなり派手になりました。漫画『宝石の国』20話からは髪が短くなっています。
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漫画『宝石の国』44話で、ついには頭も欠損したフォス。頭の補完に使われたのは、ラピスラズリの頭でした。これでもう残っているフォスの要素は胴体だけです。こんなに容姿が変わる主人公は、珍しいのではないでしょうか。
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【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「フォスフォフィライト」の性格
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『宝石の国』開始直後のフォスは、とても素直かつ前向きで明るい性格でした。好奇心旺盛で後先考えず無茶な行動を取り、周囲を巻き込む、『宝石の国』の宝石たちの中でも飛び抜けたトラブルメーカーです。相当な不器用で、何事も満足にこなせません。役に立っていない、というのが仲間内の評価ですが、突き抜けた前向きさが憎めません。
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明るかったフォスですが、『宝石の国』本編が進むにつれて、目の前で仲間を失うなど様々出来事に直面し、明るさが薄れ冷静で陰りのある性格に変わっていきます。性格に大きな変化が生じたのは、アンタークチサイトが月人に連れ去られてしまった漫画『宝石の国』19話以降です。カンゴームとコンビを組むようになって少し明るさを取り戻しましたが、『宝石の国』開始直後のような明るさに戻ることは残念ながらないでしょう。
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【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「ラピスラズリ」とは
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『宝石の国』登場キャラクター、ラピスラズリ。ラピスと呼ばれています。硬度は五半。漫画『宝石の国』36話でフォスのパートナーとなる宝石ゴーストと、過去コンビを組んでいた宝石です。ゴースト以前に図書室の管理をしていました。『宝石の国』の宝石たちの中でも飛び抜けた天才です。月人に頭部以外の全てを持ち去られており、残った頭部は長い間ゴーストの管理する長期休養所で保管されていました。
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漫画『宝石の国』45話では、ゴーストの「中の子」である宝石カンゴームの提案で、ラピスラズリの頭部は、頭部を欠損したフォスに接合されることになります。
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【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「ラピスラズリ」の容姿
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金色の粒が含まれた瑠璃色の長い髪を持つ、『宝石の国』の宝石たちの中でも屈指の美貌の持ち主。長い髪を掻き上げる癖があります。 図書館管理人だけあって、知のオーラを纏っていたようです。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「ラピスラズリ」の性格
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『宝石の国』の宝石たちは、ラピスラズリのことを知的で慎重な性格だったと評しています。その一方、100年たってもばれない嘘を平気で吐くような奴だった、とも言われており、真面目な優等生というタイプではなかったみたいですね。また、自分の知的好奇心の充足を優先させるような、不安なところがあったようです。
分析に夢中で月人の攻撃に気づかなかったということなので、のめり込むと周りが見えなくなる迂闊なところもあったみたいですね。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「ラピスラズリ」と「フォスフォフィライト」の関係
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頭部を失くしたフォスは、ラピスラズリの頭部をもらい漫画『宝石の国』46話で再び目を覚ましました。顔はラピスラズリですが、意識はフォスです。フォスがラピスラズリの頭部を接合してから102年。フォスが久しぶりに目を覚ました夜、ラピスラズリはフォスの夢に現れ、情報整理を促したうえで助言と、天才的な思考力・情報分析力を分け与えてくれました。
邂逅は夢の中だけですが、フォスはラピスラズリの知性と分析力を信頼し、夢を見ると助言を求めてラピスラズリの姿を探すようになります。ラピスラズリの知性を譲り受けたおかげで、フォスは無茶な行動を起こす前に状況をきちんと分析し、慎重な考え方ができるようになりました。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：『宝石の国』キャラクター「フォスフォフィライト」と「ラピスラズリ」の元ネタは？
『宝石の国』フォスフォフィライト
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『宝石の国』の主人公・フォスフォフィライトの元ネタは、同じ名前の「フォスフォフィライト」。和名では燐葉石（りんようせき）と呼ばれる宝石です。希少性で価値が高い一方、脆すぎるため実用的な装飾宝石には不向きです。大きな結晶は貴重なため、加工されることはほとんどありません。『宝石の国』のフォスは、この宝石の特徴がそのままキャラクター設定として活かされています。
『宝石の国』ラピスラズリ
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『宝石の国』のキャラクター、ラピスラズリの元ネタは、もちろん同じ名前の「ラピスラズリ」です。宝石言葉は「高貴」「尊厳」「崇高」など。12月の誕生石のひとつです。単一鉱物ではなく、「ラズライト」をはじめとする複数の鉱物で構成されています。表面の白い模様は「カルサイト」、金色の部分は「パイライト」です。
『宝石の国』の国のキャラクターであるラピスラズリの髪に含まれている金色の粒は、「パイライト」が元になっているのでしょう。
【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：TASAKI×『宝石の国』
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2017年8月、宝石加工・販売会社のTASAKIと『宝石の国』のコラボが決定。TASAKIは『宝石の国』にインスピレーションを得て、キャラクターの宝石を使ったネックレス計27種を限定販売しました。
TASAKI×『宝石の国』コラボレーションジュエリー【ラピスラズリ】
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【宝石の国】ラピスラズリとフォスの関係は？：まとめ
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『宝石の国』のフォスフォフィライトとラピスラズリは、現実の世界での絡みはありませんでしたが、ラピスラズリの頭部がフォスに接合されたことで、夢の中で接点を持つことになりました。元来の行動力と柔軟な思考に、ラピスラズリの知性が加わったことで、フォスはさらなる進化を遂げます。
ラピスラズリの知性によって、フォスは月人を調べるために月に直接乗り込むという、驚くべき手段を思いつくのですが、果たして上手くいくのでしょうか。フォスの進化は果たして良いものなのか、宝石たちはどうなっていくのか、『宝石の国』の今後の展開から目が離せません。
