ブリーチの月島秀九朗は死神代行消失篇で登場したキャラクターで、かつてのXCUTIONのリーダーです。

やけに細長く見える体型ですが、身長198cm、体重73kgと非常に身長が高いです。 巨漢のチャドとほとんど変わらないのに体重は40㎏近く軽く、かなり痩せていることがわかります。

その体重の軽さゆえにあまり身長が高いという印象を与えないのかもしれません

能力が反則的なことから能力抜きの戦闘力はそれほどでもなさそうです。応用力はあっても直接戦闘に役立つ能力ではありません。 朽木白哉と渡り合っていることからもかなり強いことは間違いでしょう。

BLEACHの月島秀九郎を演じた声優は、1978年5月8日生まれで高知県出身の男性声優の小野大輔さんです。

小野Dの愛称で知られています。

元々はラジオ作家志望でしたがラジオドラマに出演する声優が足りなくなり、代わりに出演したことがきっかけで声優の道を進むことになりました。

アニメジョジョの奇妙な冒険では、第3部の主人公空条承太郎を声優として演じています。

アニメ第3部終了時には、燃え尽き症候群のような状態になってしまったと言われています。

BLEACHの月島秀九郎の能力はブック・オブ・ジ・エンドです。 本の栞を刀に変えて斬った相手の過去に自分の存在を挟むことで過去を変え、月島の都合通りに現在の相手を変化させることが可能な能力です。

限定的な過去改変能力ですが非常に応用がきく上に、過去を変えることができるのは生物だけではありません。

最初期からの仲間であること、ルキアを助けたのも月島のおかげ、愛染を倒せたのも月島のおかげ…。

みんなから「月島さん」と呼び慕われており、空座町や尸魂界が平和なのも全て「月島さんのおかげ」に改変されてしまいました。

月島と敵対する一護はみんなから非難されるという、一護にとってはあまりに精神的に辛い展開です。 誰かを殺したりしてはいないのですが、ある意味ブリーチで最もエグイ敵と言えます。

一言謝れば許す、というその態度も、エグさに拍車をかけているといえるでしょう。

ブリーチの月島の能力は、決して人の過去にしか干渉できないわけではありません。

たとえば「以前、ここの地面に罠を仕掛けた」というような干渉の仕方まで可能です。

また、「戦っている相手を昔から知っているから、相手の戦い方や技を既に理解している」といった応用の仕方までできてしまいます。

「過去」の幅が広いため、いくらでも応用がきく能力といるでしょう。

また、もちろん刀を刀として通常通り使用することもできます。

記事の冒頭でお伝えした通り、月島秀九郎はかつてXCUTIONのリーダーを務めていました。

そのXCUTIONとはそもそもどういった組織なのでしょうか。

XCUTIONは完現術者の集団です。現在は銀城空吾がリーダーを務めています。

自分たちの持っている完現術を快く思っておらず、能力を自分から取り除くことを目的にしている集団です。

月島秀九郎が裏切ったことで、リーダーが銀城に変わったという経緯を持っています。

…という「過去」を月島が改変によって作り出していたのでした。

実際はXCUTIONを裏切っていたのではなく、メンバーたちに自分を「裏切り者の敵」として認識させたのも、黒崎一護から力を奪うためという正体を持っていたのです。

ブック・オブ・ジ・エンドを利用した正体を隠すトリック的な展開は、ファンすらも騙されていたかもしれません。

ブリーチの月島秀九朗について概要から声優情報まで様々な観点からご紹介しました。

月島秀九郎はブック・オブ・ジ・エンドという理不尽な能力を駆使する恐ろしい敵です。一護を精神的にも追い詰め、ブリーチにおいては珍しい戦い方を見せてくれました。

しかしその反面、ネタ的な人気を得たキャラクターというのも事実です。ファンからは「月島さん」と呼び慕われ、すっかりネタキャラ扱いを受けています。

ブリーチに登場するキャラクターたちは皆とても個性豊かですが、その中でも月島秀九郎はどこか悲し気な雰囲気を持っているキャラクターでした。

そういった部分も、読者の心に残った理由だといえるかもしれません。

ブリーチは他にも特徴あるキャラクターが数多く登場する漫画・アニメ作品です。興味のある方はぜひ、他のキャラクターについてもチェックしてみてくださいね。