超時空要塞マクロスとは
超時空要塞マクロス Flash Back 2012 [DVD]
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￥ 2,873
超時空要塞マクロスとは1982年から放送されている愛と歌、そしてロボットでの戦闘をテーマにした作品です。この作品は宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムが盛り上げたアニメブームの時代のアニメであり、SFやアイドルなどの若者の流行を取り入れた特徴的な作品になっています。
この作品の作成メンバーはガンダムなどをみてファンになった層が自分が作りたいものを作るという気持ちから制作にかかわってくるなど気持ちのこもった人々が集まってできたものです。
自分の観たいものを作るという心意気が高く制作者であり視聴者でもあるという姿勢はこの時代では珍しかったがその姿勢やセンスはチーフディレクターにも認められることになりました。
当時では十分すぎるほどにリアルにSF考察がなされたロボット兵器が多数登場したためリアルロボット作品の一つにもなっています。作中に登場する戦闘機や陸戦兵器はオーバーテクノロジーによって作成されたものとされています。
超時空要塞マクロスの世界観
マクロスにおける歌の存在
超時空要塞マクロス ～愛・おぼえていますか～ [DVD]
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￥ 9,800
この超時空要塞マクロスで始まるマクロスシリーズは主に歌、恋愛、戦闘をSFの世界に見事に盛り込んで独特の世界観を作り出しています。それは超時空要塞マクロスのその後の世界でもずっと続いているもので、この三つの要素はマクロスにとって欠かせないものとなっています。
特に歌は重要な役割を担っていてヒロインであったり主人公であったり、敵であったりと歌う人々は様々です。しかし共通する部分ももちろんあり、それは人の心を動かしていくというものです。
当時のリアルロボットものではかなり異色の作品で、戦争の過酷さなどのリアルなシリアス展開を避けつつ、その戦争の中での男女の三角関係の恋愛模様が軸に描かれていました。この流れがその後のマクロスシリーズでもずっと続くことになります。
マクロスにおける戦闘
超時空要塞マクロス 飯島真理SONGメモリー 〜ミンメイ SINGS FOR YOU〜
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マクロスに登場する戦闘機は実際の戦闘機をモデルにもしていますが、可変戦闘機と呼ばれるように何種類かのタイプに変形することができます。この設計はその後も続きかなりの人気になっています。
この可変戦闘機は様々な種類があり、劇場版で放映されたマクロスプラスに至っては次期戦闘機を決定するコンペティションが行われたりもしました。その戦闘風景は伝説となっていて伝説の5秒と言われるほどの出来でした。
また、マクロスシリーズで最強のメンバーであるマクシミリアン・ジーナスや、イサム・ダイソンなどのキャラクターたちは後にも名が残るほどの活躍を見せます。この戦闘の凄さがマクロスにおける醍醐味の一つであり奥深さをさらに演出します。
超時空要塞マクロスのキャラクター
一条輝
超時空要塞マクロス THE FIRST (6) (カドカワコミックス･エース)
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￥ 626
超時空要塞マクロスの主人公で最初は軍人ではありませんでした。しかし戦闘に巻き込まれたのちに軍に所属することになり、戦闘機乗りとしても人としても成長していきます。しかし当時の主人公としては前代未聞のキャラクターで、ライバルもいない、戦闘技術も高くなく、自分の機体を失い乗り換えるなど、かなり珍しい設定のキャラクターでした。
これは民間人としての立ち位置を全面的にだす演出であり、恋愛に関しても二人の女性に対し優柔不断な様子を見せるなどの等身大の男の子として描かれています。しかし敵軍が歌に動揺する姿を見て、歌による攻撃「ミンメイアタック」を考案し戦闘に勝利するという主人公らしさも持ち合わせています。
リン・ミンメイ
超時空要塞マクロス
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￥ 7,100
リン・ミンメイはマクロスシリーズにおいて歌姫や女神としてその後の世界にも登場するキャラクターです。空想上のアイドルとして存在するリン・ミンメイはヴァーチャルアイドルの先駆け的な存在にもなっています。
作品の当初は可愛いサブキャラクターの一人と描かれる予定の存在でしたが、チャイナドレス姿のリン・ミンメイを見てお店の看板娘としての設定が追加されました。作品の最初に目立つ立ち位置で描き、中盤からヒロインである早瀬未沙と交代する予定でした。
しかし作っている途中から歌によって異星人を魅了する歌手という重要な役割が与えられていきました。ちなみにアイドルのように仕立てられたのは制作スタッフの趣味だそうです。
早瀬未沙
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 メモリアルボックス (初回限定生産) [DVD]
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￥ 19,800
イメージキャラクターはガンダムのオペレーターやこどものお守りをしていたミライヤシマで、実際にオペレーター業務を担当しています。可愛いヒロインではなく地味なヒロインで一条輝におばさんと呼ばれるなどリン・ミンメイとの年齢差を感じさせる扱いを受けています。実際は19歳でおばさんというには若すぎますが。
話が進むにつれて徐々にキャラクターとしての個性が際立ち、さらには年頃の女性としてのヒロインらしい姿が描かれていくようになります。髪型が少し変わっていたり目が大きくなったりと可愛いキャラに変化していきました。この描かれ方によって魅力が高まりファンが増えていき、キャラクターの作画も可愛く描かれていきました。
また、雑誌においての人気投票では最初はリン・ミンメイや一条輝にも負けていましたが可愛い見た目に変わってからはリン・ミンメイを抜きその存在を完全にヒロインとして確立していきました。
マクシミリアン・ジーナス
コスモフリートスペシャル 超時空要塞マクロス SDF-1マクロス(TV Ver.) 約20cm PVC製 塗装済み完成品フィギュア
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￥ 9,750
一条輝の部下であり、超天才のパイロットです。過去の経歴は一切不明で軍に入隊し一条輝の部隊に配属されます。脇役でありながらも一条輝よりヒーローらしいという珍しい立ち位置にいるキャラクターです。
可変戦闘機の操縦だけでなく様々な分野でその天才っぷりを発揮するマクシミリアンですが、やや空気をよめないところがあり上から目線なセリフがあったり少し抜けたところがあったりしましたが、ヒーローらしく敵との一騎打ちに勝利するなど様々な活躍が描かれています。
また、宇宙初の異星人との結婚を行った人物でもありマクロスシリーズでも有名である人物の一人でもあります。このマクシミリアンの娘であるミレーヌ・ジーナスが、その後の世界のマクロス7に登場します。
超時空要塞マクロスのVF-1バルキリー
PLAMAX MF-25 minimum factory VF-1 スーパー/ストライク ガウォーク バルキリー 1/20スケール ABS&PS製 組み立て式プラスチックモデル
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￥ 36,153
このVF-1バルキリーは超時空要塞マクロスの主人公である一条輝の愛機であり作中でのメインに使われる機体の1つです。第3形態まで変形可能であり可変戦闘機（ヴァリアブルファイター）という名前がつきました。
バルキリーという愛称は北欧神話にも登場するワルキューレからとってきたものであり、実際の戦闘機にも使われていたことから使用することに決まったそうです。
VF-1バルキリーはバルキリーの最初の機体
ハセガワ 超時空要塞マクロス/超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか VF-1A/J/S バルキリー 1/72スケール プラモデル 19
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￥ 1,563
今までのロボットアニメやSFアニメからは考えられない3形態に変形する戦闘機というものはかなり斬新で、多くのファンを魅了しました。さらに主人公が乗る機体でもありながら他の人も同じ機体にのり大量生産されたというもの人気の1つになりました。
マクロスのVF-1バルキリーのプラモデルも多数登場
バルキリーのプラモデルはかなり多く発売されていますが、このVF-1バルキリーもとうぜんかなりおおく発売されています。ここでいくつか紹介しておきます。
1/72 VF-1S バルキリー ロイ・フォッカー機 (超時空要塞マクロス)
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￥ 7,940
HI-METAL R 超時空要塞マクロス VF-1J バルキリー(一条輝機) 約140mm ダイキャスト&ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
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￥ 6,999
ハセガワ 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか VF-1 スーパー/ストライク バルキリー 1/72スケール プラモデル 17
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￥ 2,169
VF-1バルキリーを始祖とした他の機体
VF-1バルキリー
実在のアメリカの戦闘機F-14トムキャットをモデルに作成されたバルキリー機体の始祖であるVF-1バルキリーは機体性能も高く作中では多くの軍人に乗られていました。
VF-X1
頭部が設けられていない試作機であり、本体にTESTと文字が刻まれています。回想シーンにしかでてこないレアな機体です。
VF-1A
一般兵士が乗るように一番生産された機体であり様々なカラーバリエーションがあります。
さらに隊によってこの機体の仕様が変わりたいの名前のバージョンであったりと最も多くの派生機体がある機体です。
VF-1J
VF-1Aの火力不足を補うために頭部に改良をほどこした機体で、超時空要塞マクロスの主人公である一条輝も仕様していた機体です。
VF-1S
主に中隊以上の指揮官クラスが乗る事を許された機体で、ロイフォッカーなどのキャラクターが乗っています。作中ではロイフォッカーのみが使用していました。
まとめ
マクロスシリーズに登場するバルキリーですがこの1シリーズ目だけでもこんなに多くの種類があります。これ以降は様々な機体が登場し名前もどんどん変わっていきます。バルキリーという愛称だけはそのままですが、これからもたくさんのバルキリーがでてくるのが楽しみですね。
