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HUNTER×HUNTER

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ハンターハンターの主題歌の完全版まとめ【歴代オープニング・エンディング】

2021.08.03

ハンターハンターの主題歌には隠れた名曲が盛り沢山!色濃い主題歌たちを1999年のアニメ開始から2014年の放送終了時まで時系列順に一挙ご紹介!歌とアニメ映像でお届けすべく全てテレビバージョンです。今宵ハンターハンターの歌であの頃にタイムスリップしましょう。

  1. 全曲がタイアップソング
  2. おはよう。 - Keno
  3. 風のうた - 本田美奈子
  4. 太陽は夜も輝く - WINO
  5. Eじゃん -Do You Feel Like I Feel? - 永井真人
  6. 蛍 - 永井真人
  7. PALE ALE - 黒沢健一
  8. Carry On - 黒沢健一
  9. Pray - Wish*
  10. POPCORN - 下川みくに
  11. Believe In Tomorrow - Sunflower's Garden
  12. もしもこの世界で君と僕が出会えなかったら - Sunflower's Garden
  13. departure! - 小野正利
  14. departure! ~second version~ - 小野正利
  15. departure! ~オープニング特別版~ - 小野正利
  16. JUST AWAKE - Fear, and Loathing in Las Vegas
  17. HUNTING FOR YOUR DREAM - GALNERYUS
  18. REASON - ゆず
  19. 流れ星キラリ(ゆずバージョン) - ゆず
  20. 表裏一体 - ゆず
  21. 【特別編】TELL ME - キルア(伊瀬茉莉也)
  22. 【特別編】緋に燃える瞳 - クラピカ(沢城みゆき)
  23. 名曲揃いのハンターハンター
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ハンターハンターのOPおよびEDに起用された楽曲は全て一般のアーティストの楽曲を起用したタイアップ形式で、ドラえもんやこち亀などの「そのアニメのために作られた楽曲」はありません(挿入歌除く)。本田美奈子や永井真人、下川みくにといった旬なアーティストからコアなアーティストまで幅広く起用しているため、ハンターハンターの曲でお馴染みというアーティストも少なくありません。この記事を読んで気に入った楽曲があればぜひそのアーティストの他の曲も聴いてみてください!

ハンターハンターはじまりの主題歌

ハンターハンター第1話~第48話のOP主題歌。ハンターハンターといえばこの主題歌を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。Keno(キーノ)というロックバンドの3枚目のシングルにして代表曲。3年足らずで解散してしまったある種伝説的なこのバンドは、キレのあるハイトーンで存在感のある力強い歌声と、メロディアスで心地のいいキーボードが特徴です。テレビサイズはほぼサビだけで終わるという最近のアニメにはない非常に簡素な構成で、あっという間に終わってしまいます。

確かな実力。本田美奈子の天に響き渡る歌

ハンターハンター第1話 - 第31話のED。本田美奈子24枚目のシングル。多彩なジャンルでの歌手活動で磨き上げられた歌声は、世界中の人から愛されています。その人生を歌に捧げた本田美奈子さんは、怪我や病と闘いながら活動を続けました。その壮絶な人生の中で生み出された作品はどれも一聴の価値ありです。足の指を骨折しながらも舞台で最後まで歌い切ったり38度以上の高熱を出しながら歌い続けたりと、歌への執念が身体への大きな負担となり白血病を患い38歳という若さでこの世を去りました。ハンターハンターで女性アーティストの楽曲がEDで起用されたのは本田美奈子さんと後述の下川みくにさんのみで、貴重な女性アーティストEDです。

ハンターハンター主題歌では唯一のUKテイスト

ハンターハンター第49話 - 第62話のOP主題歌。5人組ロックバンド、WINO(ワイノ)の7枚目のシングルで同バンドの代表曲。La'sやThe Stone RosesなどのUKロックに影響を受け、日本のロックにUKテイストを加えた音楽性が特徴的です。最近のロックバンドのボーカルといえばハイトーンボイスが主流ですが、当時はWINOのような味のある渋い歌声も人気がありました。しかし契約関係でメジャーでの活動が困難となり、7年ほどの活動後2002年に解散しました。

ハンターハンターの世界に舞い降りた謎の男、永井真人

ハンターハンター第32話 - 第52話のED。前ED本田美奈子の壮大な世界観から一転、永井真人という謎の男性アーティストの楽曲が起用されました。永井真人という名前は著作執筆及び楽曲執筆時に使用する偽名であり、本名は非公開。普段は鳥類愛好家の「♪鳥くん」として活動しています。なんとなく想像つくかもしれませんが、「さかなクン」の親戚的な存在です(実際にさかなクン、琉球サンゴくんと共にトリオで活動していた時期がありました)。なにやら特殊な活動をしている方ですが、現在も活動している方なので興味ある方は調べてみてください(笑)

音楽家としての永井真人

ハンターハンター第53話 - 第62話のED。再び永井真人こと「♪鳥くん」の楽曲です。先の『Eじゃん』では歌について触れていなかったので、この曲で楽曲について解説したいと思います。先に述べた経歴からは歌手は本業ではなく道楽なのでは?と思われてしまうかもしれませんが、この『蛍』を聴いていただければお分かりの通りキャッチーで聞き心地の良い曲を手がけています(無論曲作りは永井真人本人が担当)。その他にもジャニーズを中心に様々なアーティストに曲を提供しており、音楽家として立派に活動されている方です。

安定感と味のある主題歌

ハンターハンターOVA第1期のOP主題歌。黒沢健一4枚目のシングル。黒沢健一という名前でピンとくる人はこの時代の音楽をよく聴いていた方だと思います。黒沢健一さんは、90年代にオリコン1位を獲得したこともある『L⇔R』のボーカルです。1997年のL⇔Rの活動休止(実質解散)後ソロとして活動した黒沢健一さんですが、20年近く続いたソロ活動の後2016年に脳腫瘍により亡くなっています(48歳没)。

永井真人とは違った落ち着きと大人っぽさ

ハンターハンターOVA第1期のED。OPの『PALE ALE』のカップリング曲。L⇔Rの楽曲とは色が異なりキラキラした華やかさはなく、黒沢健一らしいストレートな渋さがある楽曲です。音数も最低限で無駄のないシンプルな作りが耳に心地良さを与えてくれます。

OVA2作目の主題歌は、忽然と現れそして消えた幻のアーティスト

ハンターハンターOVA第2期のOP主題歌。Wish*という男女2人組のユニットなのですが、2002年にマキシシングルを2枚出して以降活動している形跡がなく、その多くが謎のまま実質解散してしまったアーティストです。楽曲は聴いてわかる通り透き通った柔らかな女性の歌声と男性のコーラスが綺麗なハーモニーを生んでいます。筆者は結構好きな声質なので活動が続かなかったことが悔やまれます。

本田美奈子以来の女性アーティストED。下川みくに

ハンターハンターOVA第2期のED。アニソン歌手として名高い下川みくにの6曲目のアニメタイアップ。アルバム「392 〜mikuni shimokawa BEST SELECTION〜」収録。下川みくにさんの歌声には安定感があり、アニソンとの相性がとても良いです。そのせいかアニソンカバーの印象が強くオリジナル曲でのヒット曲に恵まれませんでした。

OPにぴったりな希望に満ちた一曲

ハンターハンターOVA第3期のOP主題歌。Pray、下川みくにと女性アーティストが続いたところで再び男性アーティストに戻ります。Sunflower's Gardenという男女4人によって構成される日本のロックバンドの3枚目のシングル。このバンドも8年ほどの活動の後解散しています。爽やかで透明感のあるボーカルが特徴的で、野外ライブが似合いそうな楽曲です。

下川みくにの次でもその存在感に人気を博した曲

ハンターハンターOVA第3期のEDでBelieve In Tomorrowのカップリング曲。黒沢健一同様にOPにA面、EDにB面を使用する手抜きスタイル(失礼)。声に出して読んでみるとわかりますが語呂が悪い曲名です。しかし曲の世界観に合ったアニメーションも相まってとても良い曲に仕上がっており、EDの中でも人気の楽曲でした。

本田美奈子以来の高歌唱力アーティスト

2011年放送、2作目のOP主題歌。2作目のOPはこの「departure!」のみで1番、2番、特別版の全3パターン(後述)が148話の中で入れ替わりながら使用されています。このパターン1は第1話 - 第26話、第50話 - 第52話、第62話 - 第75話、第137話 - 第147話で使用されています。この曲を歌う小野正利さんと言えばかつて「You're the Only…」などのヒット曲で一斉を風靡した実力派ボーカリストです。非常に広い音域と芯のある歌声から、現在はヘヴィメタルバンド「GALNERYUS(後述)」のボーカルとして活動しています。ぜひ過去に遡ってその歌声を聴いていただきたいアーティストです。
「departure!」の2パターン目(2番の歌詞)。第27話 - 第49話、第76話 - 第103話、第109話 - 第134話、第136話で使用されました。148話もの間1曲のOPだけで保たせたことが、小野正利さんの実力を現しています。
「departure!」の3パターン目(1、2番の歌詞を合わせたもの)。第53話 - 第61話、第104話 - 第108話で使用されました。予告用に作られたバージョンなので曲自体はサビのみの短めの尺に設定されています。

ハンターハンターでは異色のED

2011年放送、2作目第1話 - 第26話のED。今までのEDテーマとは一線を画した、エレクトロハードコアバンドの楽曲。電子音を多用したスピード感のあるサウンドとボーカロイドのように高音で安定感のあるボーカル、エモの定番シャウトとEDとは思えない賑やかさです。このFear, and Loathing in Las Vegasは平均年齢19歳という若さでメジャーデビューし、デビュー以来様々なアニメやゲームのテーマソングに起用されました。結成10年目の2018年も勢いは衰えることなく、近年では一番認知度の高いハードコアバンドではないでしょうか。ちなみにバンド名が長くて覚えづらいので、巷では「なんちゃらラスベガス」の通称で親しまれています(本人公認)。

小野正利の本領発揮

2作目第27話 - 第58話のED。OPテーマを歌う小野正利が所属するバンドの楽曲。ソロの楽曲とはテイストが大きく違うことが聴き取れるかと思います。ヘヴィメタルサウンドでのこのボーカルの存在感は、X JAPANを彷彿とさせるような異次元の迫力があります(実は小野正利さんはX JAPANのToshiのモノマネで有名だった時代がありました)。激しめのEDテーマはこの曲までで、この後から「ゆず無双」が始まります。

安定感と新しいハンターハンターのイメージを確立させたゆず

2作目第59話 - 第75話、第147話のED。「ゆず無双」の第一弾です。2作目のハンターハンターはOPと聴き間違えるレベルの熱い楽曲が多かったのですが、ここから一点、心地良いゆずの歌声がこだまするようになります。20年間貫き通した音楽性が絶大な安定感と人気を誇るゆず。もはやぐうの音も出ません。

ゆずの2人が織りなす洗礼されたハーモニー

2作目第76話 - 第98話のED。ゆず無双第二弾。ここに来て久しぶりのEDらしい落ち着いた楽曲。バラードを歌わせても安定感のあるゆずにもはや隙なし。

OPのような疾走感で最期を締めくくる

2作目第99話 - 第134話、第136話 - 第146話のED。ゆず無双の終焉にしてハンターハンターとしても最後のEDです。やっとEDらしい曲が来たと思ったらまたアップテンポな曲。綺麗なファルセットが特徴的な楽曲で、作詞・作曲にはヒャダインこと前山田健一さんも関わっています。それにしても最期のEDにしてこのOP感、湿っぽい終わり方をさせず希望を持たせてくれるようなアニメスタッフの粋な計らいを感じます。
ここで主題歌ではありませんが劇中で使用された挿入歌をご紹介。TELL MEは2作目第34話、第73話、第90話で使用された挿入歌ですが、OPやEDで挿入歌としてのクレジット表記はされていません。
2作目第55話で使用された挿入歌。本編での使用はオフヴォーカルバージョンとなっています。またこの曲も挿入歌としてのクレジット表記はありません。
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いかがでしたでしょうか。ハンターハンター好きな方も「こんな曲あったなあ〜」なんて思ったのではないでしょうか。残念ながらすでに活動終了しているアーティストも少なくありませんが、音楽作品に賞味期限はありません。いつだって新鮮な気持ちで聴けるものです。話のネタにカラオケのネタに、ハンターハンターという作品も通じて色んな音楽に触れる機会が増えたら幸いです。