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【SAO】ユウキ(紺野木綿季)は姉の意思を継いでいた?ストーリーを徹底検証!

2021.06.20

SAOのヒロインの1人紺野木綿季ことユウキ。SAOにあるゲームALOの世界へ突然現れたユウキはアスナたちと出会いました。紺野木綿季は死んでしまった姉の意志を継いで戦い続けます。それはどういう意志だったのか、ユウキはどういう想いだったのか見ていきましょう。

  1. 【SAO】ALOの世界へ現れたユウキという人物
  2. 【SAO】ユウキと紺野木綿季
  3. 【SAO】ユウキと双子の姉
  4. 【SAO】ユウキの強さの秘密
  5. 【SAO】紺野木綿季とその姉が作ったギルド『スリーピング·ナイツ』
  6. 【SAO】姉の意志と引き継いだ紺野木綿季の想い
  7. 【SAO】ユウキと親友アスナの関係
  8. 【SAO】紺野木綿季とSAOキャラクターとの出会い
  9. 【SAO】紺野木綿季の病気と仲間達
  10. 【SAO】姉の意志を継いだ後の紺野木綿季の願い
  11. 【SAO】紺野木綿季の病状悪化と死
  12. 【SAO】ユウキが残した言葉
  13. 【SAO】ユウキこと紺野木綿季担当の声優は悠木碧さん
  14. 【SAO】悠木碧さんが歌うユウキのキャラクターソング「Liberty Rosario」
  15. 【SAO】紺野木綿季とユウキの生きてきた道
SAOの中でキリトたちがALOにいたときに現れたユウキという少女。ユウキという名前はすぐにALO内で名を轟かせ、知っている人がいないというほどの人物です。一人称はボクというSAOの中におけるボクっ子。そして、種族はインプであり、黒髪のロングヘア―の女の子です。武器は細身の直剣を使っていて、その腕前は相当なものを越えて強いと一言しか言えないくらいの強さを誇っています。
性格は非常に明るくどことなく不思議な雰囲気があるユウキ。そこには秘密があり、そんな部分からも気丈なところが見えたり、芯の通った行動や言葉を言う場面があったりとその明るい性格の裏に何かを持っているのだろうかと感じさせます。
SAOの中で登場するALOで戦っているユウキ。そんなユウキがリアルに戻ると紺野木綿季という15歳の少女になります。誕生日は2011年5月23日生まれです。そんな彼女の秘密。それは生まれた際に輸血された血液がHIVに感染しているものだったことで、ユウキもHIVに感染しAIDSになってしまいます。ユウキはAIDSを発症しながら15年間闘病を続けている生活を送りながらALOの世界へと行っていたのです。学校ではトップクラスの成績を収めていたりなど、闘病に負けず頑張って生きてきているということが分かります。
ユウキはSAOの中で闘病をし続けるという生活をしてきた少女です。そんな彼女は双子として生まれており、HIVに感染したのはユウキだけでなく姉もまた感染してしまっていました。最初はユウキと姉の2人でALOの世界へ行っており、姉が作ったギルドへと参加していたユウキ。しかし、姉は途中で他界してしまいます。そして、ユウキは姉の意志を受け継ぎリーダーとなりました。そして、その受け継いだものを成し遂げるためにユウキは懸命に戦い続け、最強ではないかと言われるほどの力をつけて目的を果たすために戦います。そんな中でキリトとアスナたちに出会い、様々な出来事からユウキはアスナと中を深め、彼女のことを「姉ちゃん」と呼んでしまうほどでした。
SAOの中でもキリトやアスナは強いということは誰もが知っていることだと思いますが、そんなキリトやアスナに「SAOの帰還者ではないか」とまで言わせた強さを持っていたのがユウキです。「絶剣」という二つ名を持つほどのユウキはデュエルで戦ってきた相手を圧倒的な力を持って倒し続けてきました。そんなユウキにリーファやリズベットは負けており、二刀を使ってはいないとはいえキリトにも勝ったことがあるほど。それに加えてアスナともいい勝負の末に勝利を収めるくらい強い少女です。
しかし、それには秘密がありました。闘病生活をしている紺野木綿季は治療のためにメディキュボイドという医療用のフルダイブシステムの被験者として病院にいました。そして、フルダイブしていた先がALOだったのです。そして、フルダイブの仮想現実でAIDSが発症した3年間ずっと過ごしていたことによって、超反応を見せたり他のプレイヤーを圧倒するような力をつけていました。こうしたことからALOの世界で圧倒的な力を持つプレイヤーとして存在していたのです。
紺野木綿季であるユウキが所属してリーダーを務めていたギルド『スリーピング·ナイツ』。元は姉がリーダーをしていたこのギルドですが、このメンバーもまた普通のプレイヤーとは違う人たちが所属しています。実はこのギルドのメンバーは全て何らかの病気を持っている人たちです。紺野木綿季自身や姉もそうですが、症状の重さは人それぞれそういったメンバーで構成されているギルドでした。そういったギルドを作ったという想いは紺野木綿季もまた分かっており、その想いが分かっているからこそリーダーを姉から引き継ぎました。
SAOのヒロインの中でも圧倒的な力を持つ紺野木綿季が果たそうとしていたその目的。それはギルドのメンバーと共に果たそうとしていたALO内にあるSAOの27層ダンジョンのボスを倒すということ。そのボスを倒すことではじまりの街にある黒鉄宮にある剣士の碑というところにメンバー全員の名前を刻むことでした。そこに名前を刻むということは、自分の名前がそこにずっと残り続けるということ。そして、その名前を残すというのは病気を患っているユウキたちにとっては大事なことです。いつ死ぬのか分からない状態で自分の名前を忘れて欲しくないという想いから、こういう目的を持ったのかもしれません。
ギルドの目的を果たすためにユウキと同じくSAOでも強いとされるアスナとも戦うことになる紺野木綿季。目的を果たすためにユウキは自身のオリジナルソードスキルを勝った人に渡すという名目で戦い続け、一緒に目的を果たせるくらいの力を持つ人を探していました。その中で戦ったのがアスナです。アスナに勝利したユウキでしたが、アスナに何かを見いだしてギルドへと招待します。キリトも候補だったのですが、警戒をして誘わなかったようです。
そして、アスナに目的のことを話すとそれを了承してくれます。そんなところからボスを倒すための作戦を考えたり、一緒にアスナと戦っていくうちに徐々に仲良くなっていくことになりました。そして、最後には親友ともいえるほどの仲へ。そして、アスナの助力もありギルドのメンバーでボスを倒すことに成功。そのままアスナは正式メンバーにしてくれないかと言いましたが、ユウキは言葉を濁しうやむやに。そして、これまでにアスナのことを「姉ちゃん」と呼んでいたとアスナから言われると突然涙を流しながらログアウトします。そう呼んでしまったユウキはアスナと自分の姉を重ねてしまったのかもしれません。そして、それに気付かされたことによって紺野木綿季の姉はもういないという実感や、アスナを重ねてしまったという罪悪感から何も言わずにログアウトをしたのでしょう。
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目的を果たすことに成功したユウキやアスナを含めたギルド『スリーピング·ナイツ』のメンバー。しかし、ここまで仲良くなっていますが、アスナや他のSAOのキャラクターとはリアルで紺野木綿季と会うことはありませんでした。突然ログアウトしたことによって気になったアスナたちはキリトの情報からユウキが紺野木綿季という少女であり、病院で闘病していることを知ります。そして、その時に紺野木綿季がAIDSだという真実を聞きアスナやキリトたちは驚きます。
涙を流しながらログアウトしたユウキのことをどれだけ想っていたのかや、アスナ自身が本当にユウキのことを親友だと思っていたからこそのこの行動だと考えられます。ギルドでの目的を果たすことでギルドを解散させるという話を聞いていたアスナたちは紺野木綿季がどういった想いでいたのかというのをここで本当に理解をしたのかもしれません。
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紺野木綿季はすでに障害孤独の身です。SAOでユウキが登場した2年前には両親は死亡しており、リーダーを引き継いだ姉も死んでいます。そして、紺野木綿季自身はHIVに感染はしていましたが、AIDSを最初から発症していたわけではありません。発症しないようにつらい投薬を続けながらも小学校に通い、そこでトップの成績を納めていました。しかし、HIVの感染者だということが周囲にバレるとその差別などがあって転校。そんな精神的ストレスから発症したのではないかと担当の医師は話しています。
こんな状況でありながらも明るく振る舞っていたユウキはどういう想いだったのでしょうか。こういう経験があったからこそ、前向きに生きようと考えて明るく振る舞っていたのかもしれません。そして、先に死んでしまった姉のこともあり、明るく気丈であり続けることでギルドのリーダーとして行動していたと考えることができます。
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闘病を続けALOでSAOのキャラクターたちと出会った紺野木綿季。そして、リアルでアスナに出会った時に願い事を聞かれます。そうして紺野木綿季が答えたのは「また学校へ行きたい」という願い。差別にさらされながらも紺野木綿季は再び学校に行くことを望んでいたのです。そして、キリトが学校の仲間と作った装置を使って再び学校へ通うことができます。
また学校へ行きたいという願い。辛い思いをしながら再びそうやって思ったのはアスナの存在があったからかもしれません。もちろん、小学校に通っていたさいに楽しかったときの思い出もあったかもしれませんが、親友であるアスナと一緒に学校に通いたいという想いが出てきたからだと考えられます。本当は姉と一緒に行きたかったのかもしれませんが「姉ちゃん」と呼んでしまったアスナとだから、そういった願いが紺野木綿季から出てきたということも考えられます。
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紺野木綿季の願いは叶えられ、ALOの仲間たちと思い出を重てく中で遂にその時はやってきてしまいます。楽しい時間は永遠ではなく、3月末にユウキの病状が悪化。その連絡を受けたアスナはすぐに病院へと行きますが、すでに無菌室へと入れられているユウキの姿がありました。これはもうユウキが助からないという証拠でもあります。しかし、アスナは一目でも会いたいとALOの世界へ連れていってほしいとお願いをしてユウキとALOの世界で再会します。そしてALOの世界にいった紺野木綿季のところへ駆けつけたのはアスナだけではなく、ギルドのメンバーやALOで知り合った仲間たちやライバルたち。そういった人たちに看取られながらアスナの腕の中で息を引き取るユウキ。
アスナの願いでこうして最後に会うことができたユウキは幸せだったのかもしれません。最後の表情は暗く苦しいものではなく、安らぎに満ちた表情となっています。アスナという大好きな「姉」に出会うことができたユウキは双子の大好きな「姉」のところへと旅立つこととなりました。このことは今後のアスナとその母親との関係にも影響し、それだけ紺野木綿季とユウキという存在が影響を及ぼしたのかということが分かります。
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アスナの腕で息を引き取ったユウキはある言葉を残しています。それはSAOの中でも名言として扱われ、SAOのファンを涙を誘うものです。この言葉にはユウキの想いが全て詰まっているといっても過言ではないかもしれません。
ボク、頑張って生きた。ここで、生きたよ。
これが最後のユウキの言葉です。この他にもアスナや仲間たちへの想いを綴った言葉がありますが、一番最後にユウキが言った言葉がこの言葉です。姉と戦ってきた日々から、姉の死。姉の死から受け継いだリーダー。そして、ギルドのリーダーとして戦い続けた日々や目的を果たすために懸命に行動した日々。姉の意志を受け継ぎ、それを成し遂げたユウキ。そして、紺野木綿季としてもアスナたちと出会い有意義な日々を過ごすことができたのかもしれません。そして、アスナに手渡すオリジナルソードスキルの「マザーズ・ロザリオ」を親友であり「姉」に手渡すユウキは本当に全てをやりきって死んでいったのでしょう。
明るいユウキ、紺野木綿季を担当している声優は悠木碧さんです。悠木碧さんは元子役の千葉県出身の声優です。代表作には「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役、「君の名は。」名取早耶香役などをやっています。可愛い女の子をやっているイメージが強い悠木碧さんですが、少年役もやったことがあります。
悠木碧さんは「あおちゃん」や「おいちゃん」などと呼ばれ親しまれており、子役時代「キノの旅」さくら役をしてから本格的に声優としての活動を始めています。そして、テレビアニメ第2作目の「キノの旅」では主役のキノ役を演じています。目標であり尊敬している声優はSAOでシノン役をしている沢城みゆきとのことです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61xmPz0cw4L.jpg
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紺野木綿季ことユウキがSAOのキャラクターソングは「Liberty Rosario」という曲名です。彼女の明るさを象徴するようなアップテンポの曲と前向きな歌詞となっています。しかし、歌詞をじっくり見ているとアスナへの想いや、双子の姉に対する想いを連想させられるような言葉が見受けられます。ユウキや紺野木綿季がどのような生きかたをしているのか、というものが分かるような歌でユウキのことが更に好きになることでしょう。
引用: https://pbs.twimg.com/media/C60E2z9WcAAOis6.jpg
姉の意志を引き継いでギルドのリーダーとなったユウキ。それを成し遂げた後はユウキ、紺野木綿季としてやりたいことを全力でやっていく姿がありました。SAOでは死んでしまうことになってしまうユウキですが、その15年という短い人生を全力で生き抜くというその姿を見ることができます。もう1度原作やアニメを見てユウキや紺野木綿季の気持ちをもう1度確認してみるとよいかもしれません。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/tFGsSMyZM_/?tagged=saoyuuki