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紅の豚

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【紅の豚】ポルコ・ロッソの意味は?声優は?豚になった理由に迫る!

2021.07.07

『紅の豚』は「宮崎駿(みやざきはやお)」監督のアニメーション作品で、ジブリ作品の中でもコアなファンが多い作品です。主人公の「ポルコ・ロッソ」は豚の姿の優秀な飛行艇乗りですが、豚になった理由は明示されていません。『紅の豚』の主人公「ポルコ・ロッソ」を紹介します。

  1. 『紅の豚』とはどんな作品?
  2. 『紅の豚』は飛行艇時代の空の物語
  3. 『紅の豚』の主人公は豚人間
  4. 『紅の豚』は好き嫌いがハッキリする作品かもしれない
  5. 『紅の豚』の魅力①純粋に飛行艇によるフライトが見所
  6. 『紅の豚』の魅力②マダム・ジーナの歌声が美しい
  7. 『紅の豚』の魅力③フィオ・ピッコロがかわいい
  8. 『紅の豚』の魅力④ポルコ・ロッソの回想シーンが美しい
  9. 『紅の豚』の魅力⑤その後が一見するとわからない所
  10. 『紅の豚』の魅力⑥ハードボイルドだがコミカル
  11. 『紅の豚』の魅力⑦基本的に殺生のシーンがない
  12. 【紅の豚】ポルコ・ロッソとはどんなキャラクター?
  13. 【紅の豚】ポルコ・ロッソは殺生をしない
  14. 【紅の豚】ポルコ・ロッソは女性と子供ウケが良い
  15. 【紅の豚】ポルコ・ロッソの意味は?
  16. 【紅の豚】マダム・ジーナとは昔馴染みで親交が深い
  17. 【紅の豚】ポルコ・ロッソが豚になった理由
  18. 【紅の豚】ポルコ・ロッソの声優
  19. 【紅の豚】ポルコ・ロッソまとめ

当時の劇場アニメ興行日本記録を更新した名作

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/613%2BsuodT1L._SS500.jpg
今でこそ『千と千尋の神隠し』や『君の名は』という圧倒的な興行収入を得たアニメ作品がありますが、『紅の豚』は公開された1992年には前作の『魔女の宅急便』に続き劇場アニメ興行日本記録を更新した作品となり、話題となりました。

『紅の豚』は飛行艇乗りの豚の話

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ZZauffo-L.jpg
『紅の豚』は、豚になった理由はイマイチわからない主人公「ポルコ・ロッソ」を中心とした、飛行艇で空を駆けていく物語です。
「ポルコ・ロッソ」が豚になった理由は不明ですが、メインは「ポルコ・ロッソ」が飛行艇で駆ける姿と淡く美しく描かれたラブロマンスがメインなので、豚になった理由は最後までわからない所がありますね。

『紅の豚』の主人公は豚人間の「ポルコ・ロッソ」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51HHd-kVOGL.jpg
『紅の豚』の主人公は人間ではなく、豚人間の「ポルコ・ロッソ」です。「ポルコ・ロッソ」は豚人間ですが、豚になった理由は明確にわかっておらず、気がついたら豚になっていたようです。
飛行艇乗りとして腕が良い「ポルコ・ロッソ」は、豚という外見も相まって周囲から疎まれてはいるものの、一部では豚の姿が好評で、特に女性と子供のウケが良く人気者な姿も描かれています。

『紅の豚』は好きな人は本当に好きな作品

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51otBr5WHxL._SX354_BO1,204,203,200_.jpg
『紅の豚』はジブリ作品の中でも少々異質な雰囲気の作品で、これまでの『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』という、純粋な子供心を刺激するようなファンタジーが好きだった人の中には、イマイチ面白くなかったという評価も得ていた作品でした。
しかし、反面もの凄く好きだというファンも多く、『紅の豚』はジブリ作品の中でも最も良いと思うファンも多くいる作品です。そういう意味では、非常に好き嫌いが分かれる作品とも言えるの、『紅の豚』が名作かどうかはその人の好みによる所も大きいでしょう。

ポルコ・ロッソの飛行艇乗りとしての腕が高い所

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bBYwVU4%2BL.jpg
『紅の豚』の魅力ですが、純粋に「ポルコ・ロッソ」による飛行艇乗りとしての腕の高さが魅力だったりします。当時のアニメーションとしては細部まで綺麗に描かれており、90年代後半の作画崩壊しているアニメ作品なんかとは、比べものにならない程の美麗なグラフィックで視聴者を楽しませました。

マダム・ジーナの歌声が美しい

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61jNAwpyQmL._SS500.jpg
『紅の豚』の魅力の一つとして、登場人物の一人「マダム・ジーナ」の歌声が美しい所にあります。「マダム・ジーナ」のシャンソンの歌唱力は素晴らしく、近年のアニメのポップスやアニソンでは絶対に体感できないような、本物の重厚感を感じられます。

ヒロインでも良いと思えるくらい活躍するフィオ・ピッコロ

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51xaaF5FeHL.jpg
『紅の豚』の正当なヒロインは、「マダム・ジーナ」なのか「フィオ・ピッコロ」なのか判別がつかない所があります。しかし、最後のナレーションは「フィオ・ピッコロ」のため、「フィオ・ピッコロ」は『紅の豚』における、もう一人の主人公という位置づけかもしれませんね。
17歳という若さで飛行艇の整備を完璧にこなす「フィオ・ピッコロ」は、36歳のおっさん「ポルコ・ロッソ」が気にかけるほどの美少女で、おっさんにも関わらす「ポルコ・ロッソ」は「フィオ・ピッコロ」の天真爛漫さと可愛さに惹かれていました。
さらに、「フィオ・ピッコロ」の方も「ポルコ・ロッソ」のことを好きだと公言し、「マダム・ジーナ」がいなければ「ポルコ・ロッソ」は完全に「フィオ・ピッコロ」とくっついても良かったんではないかと思うくらいでしたね。歳の差およそ20歳の美少女とロマンスがあった「ポルコ・ロッソ」は、羨ましい限りです。
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雲の平原のシーンは今見ても秀逸

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「ポルコ・ロッソ」が「フィオ・ピッコロ」に語った昔ばなしで、戦友が死にゆく中、極限状態で入り込んでしまった雲の平原の描写は、今見ても非常に秀逸な名シーンですね。
雲の平原の作画が美しいのはもちろんのことですが、死ぬ行く戦友だけ空に上昇していき、「ポルコ・ロッソ」の飛行艇だけ落ちていくシーンは、「ポルコ・ロッソ」の悲痛な哀しみと哀愁が感じられる、記憶に残る名シーンです。

視聴者に想像の余地を残して終わる

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91XD5hm0FlL._SL1500_.jpg
『紅の豚』の最後は、「フィオ・ピッコロ」のナレーションで綺麗に終わるのですが、その後どうなったのかというのが具体的には語られないで幕を閉じました。
実はよくよく見ていくと最後のネタはわかるのですが、初視聴ではその後がどうなったのかがわかりづらく、視聴者に想像の余地を残してくれた所が良いですね。
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ジブリ作品では珍しい比較的ハードボイルドな作品だが同時にコミカル

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『紅の豚』の魅力は、全体的にハードボイルドな作風が取られていると同時にコミカルな描写が多く、決してシリアスにならない所にあります。さすがに、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』と子供向きの作品が続いたので、その流れは大切に崩さなかったのかもしれませんね。
そのため、シリアスな大人な雰囲気の所でも、ギリギリ子供でも見ていられるような配慮がされており、恥ずかしくて目を覆いたくなるようなシーンは少ない所も視聴しやすい要因となっています。

危険なシーンもコミカルに描かれている

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飛行艇で空中戦をしていく話なので、『もののけ姫』のような残酷なシーンがあるのかと思えばそんなことはなく、ガトリングガンをぶっ放すようなシーンもコミカルに描かれており危険な感じがしません。
人を殺す兵器をコミカルに描写させることに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、同時に残酷なシーンがあまりないため、戦争アニメだと勘違いして敬遠する必要はないと思います。ただ、一応、暴力的なシーンは少しあるので、それを良しとできるかは視聴者次第でしょう。

『紅の豚』の主人公で優秀な飛行艇のパイロット

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「ポルコ・ロッソ」は『紅の豚』の主人公で、優秀な飛行艇のパイロットです。
性格は陽気でおおざっぱですが、一たび飛行艇の操縦桿を握らせれば一流の飛行技術を見せ、他を圧倒します。
その操縦技術は、自分で褒めていた凄腕のパイロットでアメリカ人の「ドナルド・カーチス」を上回るほどで、厳しい戦場で生きてきた実力の高さが伺えますね。
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ポルコ・ロッソは人殺しを好まない豚人間

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戦争中に多くの軍人の命を奪ってきた償いのつもりなのか、「ポルコ・ロッソ」は飛行艇で戦闘になっても相手の命を奪うような戦い方をすることはなく、常に相手を殺さないような戦闘を心掛けています。
その上でも他を圧倒する操縦技術で相手を翻弄し、仕事の腕は高く飛行艇乗りとして有名なキャラクターだったりしますね。

豚になって人を遠ざける所か人気者になってしまったポルコ・ロッソ

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豚になったことで人間から疎まれると思われた「ポルコ・ロッソ」ですが、基本的に男性キャラクターや同じ飛行艇乗りのパイロットには嫌われていますが、女性や子供には豚の姿が大人気という変わったキャラクターとなっています。
「ポルコ・ロッソ」が飛行艇を操縦している時は大勢の女性が黄色い声で「ポルコ・ロッソ」を応援し、それに応える形で「ポルコ・ロッソ」は良い働きをしました。
また、空賊にさらわれた子供たちを助けた時も子供たちから大人気で、豚の姿になっても「ポルコ・ロッソ」は孤独になるばかりか人気者になってしまった程です。

ポルコ・ロッソの意味は紅の豚という意味

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「ポルコ・ロッソ」の意味は、ポルコが豚という意味でロッソが赤という意味から、そのまんま紅の豚という意味となります。なにか重大な意味があるのかと思えば、タイトル通りの紅の豚という意味だったのですね。
また、赤い豚という意味の「ポルコ・ロッソ」は軽蔑の意味が強い言葉らしく、そのような意味のある名前を自分につけた「ポルコ・ロッソ」は、戦争により自分だけが生き残ったことに対する軽蔑の意味を込めて自身に「ポルコ・ロッソ」と名付けたという説もあります。

ポルコ・ロッソはマダム・ジーナが想いを寄せるキャラクター

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「マダム・ジーナ」と「ポルコ・ロッソ」は古くから親交があり、まだ「ポルコ・ロッソ」が飛行艇を操縦し始めた頃からの付き合いがあります。
人間だった頃の「ポルコ・ロッソ」を知っている数少ない人物でもあり、作中では「ポルコ・ロッソ」のことを本名の「マルコ」と呼ぶ人物でもありますね。
「マダム・ジーナ」は既に三人の飛行艇乗りと結婚し、三人とも死んでしまったようだと作中で明かされますが、その間も「マダム・ジーナ」は「ポルコ・ロッソ」に想いを寄せていたような描写もあり、かなり昔から密かに「ポルコ・ロッソ」を愛していたようです。

豚になった理由の明確な理由はわからない

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「ポルコ・ロッソ」が豚になった理由は、明確には明示されていないため不明な所が大きいです。
しかし、「ポルコ・ロッソ」が豚になった理由として挙げられる一つに、戦争で良いヤツばかりが死んで自分だけ生き残ったことに対して、自分を侮蔑したことが豚になった理由の引き金となったという説がありますね。
さらに、腐敗している人間社会のルールに組み込まれたくないから豚の姿を取ったという説もあり、いずれにせよ「ポルコ・ロッソ」が豚になった理由は明確にはわからないというのが正しいでしょう。

ポルコ・ロッソの声優は森山周一郎さん

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「ポルコ・ロッソ」の声優は、俳優でもあり吹き替え声優としても活躍している「森山周一郎(もりやましゅういちろう)」さんです。
森山さんはテレビアニメの声優としては多く活動していませんが、吹き替えの声優として数々の主演を務めており、声優としての実力の高さが伺えますね。
俳優として舞台出身の森山さんは、NGを出すことがないと言われ評判が良いようですが、声優業でもその一発取りな迫真の演技が冴えている良い声優です。

青年時代のマルコの声優は古本新之輔さん

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青年時代のマルコの声優は「古本新之輔」さんで、古本さんは俳優業がメインで2000年以降はアニメの声優は殆どやられていません。
現在は千葉にあるハワイアンショップ「PUALILI」の経営や、アロハガーデンたてやまの副支配人としての活動がメインになっているようです。

愛すべき豚人間がポルコ・ロッソ

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「ポルコ・ロッソ」は陽気で人を楽しませる凄腕の飛行艇乗りで、愛すべき豚人間でしたね。
最終的にはきっと人間の姿に戻り、「マダム・ジーナ」と幸せになったと思われるので良かったと思います。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51lP3lV2-qL.jpg
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51lxfUweWFL.jpg