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君の名は。

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【君の名は】湖(聖地)のモデルは?おおかみこどもの雨と雪との関連は?

2021.08.05

『君の名は』に登場した糸守湖が、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』の湖に似ているという指摘がありました。そのため、本当に『おおかみこどもの雨と雪』の湖と『君の名は』の糸守湖に関係があるか調べてみたいと思います。また、糸守湖のモデルも実在するので紹介します。

  1. 『君の名は』とはどんな作品?
  2. 『君の名は』の見所
  3. 【君の名は】糸守の湖は諏訪湖がモデル?
  4. 【君の名は】諏訪湖は隕石湖ではない!
  5. 糸守湖が『おおかみこどもの雨と雪』に?
  6. 【君の名は】飛騨には『君の名は』の聖地が多い
  7. 【君の名は】岐阜県飛騨市の聖地①飛騨古川駅
  8. 【君の名は】岐阜県飛騨市の聖地②気多若宮神社
  9. 【君の名は】岐阜県飛騨市の聖地③落合のバス停
  10. 【君の名は】糸守湖について等まとめ

「新海誠」監督の興行収入250億円突破の大ヒットアニメーション

『君の名は』「新海誠(しんかいまこと)」監督のアニメーションで、2016年に公開され興行収入250億円を超える大ヒットを記録しました。

主人公の声優に俳優の「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」さんを起用

アニメファンはもちろんのこと、普段アニメを観ない一般層まで虜にした本作は、主人公の声優に俳優の「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」さんを起用する等、話題となりました。

映像(特に背景)が非常に綺麗

「新海誠」監督の作品に共通して言えることですが、背景が非常に綺麗で引き込まれる所にあります。
「新海誠」監督の作品は、近年は現実にある風景を絵にしていることが多いですが、どれも現実よりも遥かに美しく美麗なグラフィックに仕上げていますね。
20年後はわかりませんが、恐らく今から10年後に出回るアニメの映像と比較しても、『君の名は』のグラフィックはトップクラスに秀逸だと思います。

主人公とヒロインの精神が入れ替わる

本作には主人公が二人いますが、男の主人公「立花瀧(たちばなたき)」と女の主人公「宮水三葉(みやみずみつは)」は、精神が周期的に入れ替わる所が本作の見所の最大のポイントの一つです。
東京に住んでいる瀧と岐阜県に住んでいる三葉は、互いに一度も会ったことが無い相手にも関わらず、何故か不定期に精神が入れ替わり、慣れない異性の身体と環境を前に、お互いがお互いの生活をメチャクチャにしてしまうという所が前半の見所ですね。
そして、それ以上お互いの生活をメチャクチャにしないために、瀧と三葉はルールをつくり、スマホに精神が入れ替わってしまった時の記録を保存して、お互いに何があったのか報告することを義務づけました。

架空の彗星「ティアマト彗星」が美しい

『君の名は』の映像の中で、恐らく「新海誠」監督が最もこだわった描写は、作中で特に重要なキーとなる「ティアマト彗星」の描写でしょう。
「新海誠」監督は、基本的には現実の世界を美しく描写することにこだわるクリエイターですが、時に幻想的でロマンチックな描写にこだわる時もあり、本作においては「ティアマト彗星」がまさにそれに当たる描写でした。
「ティアマト彗星」や作中の舞台の一つである「糸守町(いともりちょう)」は架空の創作物ですが、「新海誠」監督は現実と非現実を上手く重ね合わせることが非常に上手い作家ですね。

挿入歌の全てを「RADWIMPS」が担当

「新海誠」監督の作品は、有名なJ-POPアーティストを起用することが多いですが、本作も挿入歌の全てを「RADWIMPS(らっどうぃんぷす)が担当するなど、その美学を徹底させています。
「RADWIMPS」の曲は、『君の名は』の世界観にぴったりハマっていて、物語を盛り上げるのに大きく貢献しました。
『君の名は』の大ヒットの背景には、「RADWIMPS」の音楽の力もあったのではないかと言われる程で、非常にマッチングしたコラボレーションでしたね。

後半で物語が急展開する

『君の名は』の最大の見所は、やはり後半の急展開にあります。前半まで微妙な伏線が散りばめられていた『君の名は』ですが、後半で一気に伏線が回収されると共に、壮大な盛り上がりをみせ、美麗なグラフィックと共に視聴者の感情を揺さぶった所が魅力です。

長野県岡谷市にある諏訪湖が糸守湖のモデル?

『君の名は』に登場した糸守湖は、長野県岡谷市にある諏訪湖(すわこ)がモデルだと言われています。
写真を見てみると、瓜二つとまではいきませんが確かに似ている面はありますね。

諏訪湖は隕石湖ではなく構造湖と呼ばれる湖

『君の名は』の作中の糸守湖は隕石の落下で出来た隕石湖という設定でしたが、糸守湖のモデルと思われる諏訪湖は構造湖と呼ばれる地殻が引き裂かれて出来た湖で、断層湖とも呼ばれるタイプの湖です。
諏訪湖が隕石湖ではないという事実はちょっと残念ですが、そもそも日本には隕石湖は存在していないようなので、隕石湖は実際はかなりレアな湖みたいですね。

糸守湖が細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』に登場している?

『おおかみこどもの雨と雪』に出てきた湖が、糸守湖と似ているということで一部で話題となっていました。
しかし、『君の名は』と『おおかみこどもの雨と雪』は無関係ない上に監督も違うため、似ているというだけで特別な共通項はありませんね。
それに、公開時期は『おおかみこどもの雨と雪』の方が早いので、新海誠監督の方が無意識的に、もしくは故意的に『おおかみこどもの雨と雪』の湖に似せて糸守湖をデザインした可能性すらあるかもしれません。

『君の名は』の聖地は飛騨に多い

『君の名は』の聖地は飛騨に多く、三葉サイドの主要舞台だった糸守近隣は岐阜県飛騨市をモデルにしています。
見たら「あぁ!」と思える写真が多いと思うので、ぜひネットでも検索してみてほしいです。

瀧が司と奥寺先輩と三人で行った場所

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81qJrL2yNTL._SX522_.jpg
岐阜県の飛騨市にある「飛騨古川駅」は、瀧が三葉に会おうと必死で三葉のいる場所を特定した結果、可能性が高いと割り出して行ってみた場所です。比較してみても、そっくりな場所ですね。
その日は何故か友人の司と奥寺先輩までついてくるという謎展開で、ほとんど役に立たなかった二人ですが、たまたまラーメン屋に入ったことで糸守の存在を知ったので、結果的に二人の存在は役に立ちましたね。

飛騨古川駅前タクシー乗り場

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51HcONdC0iL._SS500.jpg
駅の外のロータリーは、瀧と司・奥寺先輩が三葉の居場所を探すために聞き込みを始めた場所です。こちらも比較してみると、そっくりだとわかります。

瀧が地元の女性と話した場所

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61bx6Cc7vCL._SS500.jpg
三葉の居場所の聞き込みのために、瀧が地元の女性と話していた場所が、気多若宮神社(けたわかみやじんじゃ)です。
こちらは飛騨古川駅から徒歩15分程にある場所で、作中と実物を比較しても酷似していることがわかりますね。

瀧が司・奥寺先輩と座ったバス停

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51R%2BKxIv2TL._SS500.jpg
三葉の居場所を探す有力な情報が得られないまま時間を過ごした瀧と司・奥寺先輩が休んでいたバス停が、岐阜県飛騨市宮川町落合にあるバス停です。比較してみると、そっくりだとわかりますね。
落合のバス停はJR高山本線角川駅からさほど遠くない場所ですが、角川駅は電車の本数が少ないため注意が必要です。行ってみたい場合は、タクシーの利用も検討すると良いでしょう。

糸守湖の現実は作中程ファンタスティックではない

糸守湖が実際は隕石湖ではなかったり、微妙に作中の湖より小さく見えたり、現実は作中ほどファンタスティックではありませんが、聖地巡礼はやれば楽しいので、ぜひ行ってみてほしいと思います。
作品にあやかって、大切な人や頼れる仲間たちと糸守湖の方に聖地巡礼すれば、きっと忘れられない思い出になること間違いないでしょう。
岐阜県は田園や森林が多く、様々なアニメの聖地が集中していたり、ドライブも楽しめる土地となっていますので、ぜひ聖地巡礼してみてほしいと思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/C3JplexVcAAnjgX.jpg