【北斗の拳】大人気漫画『北斗の拳』とは？
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『北斗の拳』（ほくとのけん）は、原作：武論尊、作画：原哲夫により描かれる漫画作品でり、本編は1983年～1988年の約5年間「週刊少年ジャンプ」にて連載され、全巻27巻でコミックスが発売されています。
こちらの書籍は、世界中で発売され累計発行部数1億冊以上を発行しています。この1億冊以上という記録は日本の漫画の中ではトップ10に入るほどのもので、本作が世界中で大人気であることがわかります。
本作は現在様々なメディア展開を積極的に行っていることでも有名な作品であり、各登場人物の外伝ストーリーとなる漫画やTVアニメ版の放送はもちろんのことですが、TVゲーム化やパチンコの機体にも導入されており、現在でも根強い人気を誇っています。
ちなみに同作者の描く『蒼天の拳』（そうてんのけん）は、本作の主人公たちの時代より少し前の時代を描いた作品であり、2001年から2010年まで『週刊コミックバンチ』にて連載されました。単行本では全22巻が刊行されており、225話分収録されています。
あらすじ
西暦199X年、世界は核戦争の勃発により世界中の文明が滅びました。その結果、秩序がなくなり暴力のみが社会を支配するまさに弱肉強食の世界になってしまいました。国家の機能を失うも生き残った人類たちは、暴力にものを言わせる悪党に怯えながらの生活を余儀なくされていました。
そんな中、本作の主人公であるケンシロウは、一子相伝の暗殺拳である北斗神拳を伝承した拳法家です。彼は親友であり南斗聖拳の伝承者であるシンにより、許嫁であるユリア奪われてしまいます。その後、混乱しきった世紀末の世界で、シンとの再会や義理の兄弟であるラオウ、トキ、ジャギと繰り広げるケンシロウの拳法家としての生き様を描いています。
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【北斗の拳】シュウのプロフィール
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シュウは、「南斗六聖拳」の一つである「南斗白鷺拳」を伝承した拳法家であり、脚技を主体とした戦いを得意とします。彼はかつて本作の主人公であるケンシロウが何との掟を破り処刑されそうになった時、ケンシロウを救出した人物です。そのためケンシロウにとっては命の恩人になります。
しかしながら、シュウはこの時、両目を潰してしまう大怪我をしてしまい、これ以降視力を失うことになります。視力を失ってもシュウの強さは健在であり、率先して戦地に向かうさまから「盲目の闘将」と呼ばれています。
また彼はサウザーの支配する社会に反乱すべく結束した反乱軍（レジスタンス）のリーダー的な存在であり他者のために常に戦い続ける正義感の強い人物と言えます。
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【北斗の拳】シュウの人物像
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シュウは、本作『北斗の拳』の登場人物の中では珍しい正義感の強い人格者です。本作の登場キャラクターたちは、世紀末の腐敗した世界で生活する中で性格が変わっていった者たちが多く存在しますが、シュウは、そんななか常に他人を思う心を忘れなかったキャラクターです。
そのため、彼はサウザーが支配する暴力が闊歩する社会に対抗するため結束された反乱軍（レジスタンス）の率いるリーダー的な存在であり、多くの人々に慕われています。
しかしながら、シュウの優しさはサウザーにとっては好都合だったようで、サウザーは女・子供100人を人質に取ることでシュウが反撃できないようにしました。そして、シュウは最後まで優しさを捨てなかったことで、サウザーに敗北してしまいます。
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【北斗の拳】シュウの能力
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シュウは、「南斗六聖拳」の一つである「南斗白鷺拳」を伝承した拳法家です。この「南斗白鷺拳」は、脚技を主体とした戦いを得意としており、他の南斗聖拳が手を使った技が多いことを考えると少し異色な拳法と言えます。
しかしながら、彼の技にはちゃんと手を使った奥義も存在し、脚技だけしか使えないというわけではまったくありません。ちなみに彼は視力を失っていますが、感情が高ぶる戦闘などにおいては目が開くことがあります。
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【北斗の拳】「南斗六聖拳」について【シュウ】
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「南斗六聖拳」は、『北斗の拳』に登場する拳法の流派の一つである「南斗聖拳」に分類される拳法です。この「南斗六聖拳」は、108派存在すると言われる「南斗聖拳」の中でも頂点に位置する力を持っています。
北斗七星とは対の位置にある南斗六星をモチーフにしており、それぞれ6人の継承者たちは、それぞれの星にちなんだ天命を背負っています。メンバーに殉星の男シン、義星の男レイ、妖星の男ユダ、仁星の男シュウ、将星の男サウザー、慈母星のユリアがいます。
ちなみに「南斗六聖拳」の継承者でストーリー上で始めて登場したのは「南斗孤鷲拳」の伝承者であるシンになりますが、このときは「南斗六聖拳」の設定は存在せず、シンは「南斗聖拳の使い手」とだけ紹介されています。
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【北斗の拳】「南斗六聖拳」の伝承者【シュウ】
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●「南斗孤鷲拳」殉星の男シン 彼は、ケンシロウの体に7つの傷を刻んだ張本人でありストーリー上ではケンシロウの宿敵にあたる人物です。ケンシロウからユリアを奪い、巨大組織「KING」の長として暴力と略奪を繰り返しました。
●「南斗水鳥拳」義星の男レイ 彼は、初登場時には自身の利益でしか動かないキャラクターとして登場しますが、ケンシロウやマミヤと出会い無償の友情や愛のため行動するようになり、ケンシロウの相棒的な存在にまでなります。
●「南斗紅鶴拳」妖星の男ユダ 彼は、美と知略の星を自負しているほど自らの美しさと知略家としての思慮深さに絶対の自信を持っています。そのため自身より美しい「南斗水鳥拳」を使いこなすレイには非常に強い嫉妬心を持っています。
●「南斗白鷺拳」仁星の男シュウ 彼は、ケンシロウを南斗の掟による処刑から助けた命の恩人であり、またサウザーと闘うために反乱軍（レジスタンス）を率いる人格者です。彼はケンシロウを救う際に視力を失っており、「盲目の闘将」と呼ばれています。
●「南斗鳳凰拳」将星の男サウザー 彼は、ユダの裏切りをそそのかし、南斗聖拳の分裂を引き起こした黒幕です。彼は自らを「聖帝」と名乗りその知略と武力によって広大な領土を支配下に収め、非常な独裁者として君臨しました。
●「南斗正統血統者」慈母星のユリア 彼女は「南斗六聖拳」の中で唯一闘う能力を持たない伝承者で、慈愛による癒やしの力を持っています。ケンシロウとは許嫁の間柄にあり、北斗神拳の伝承者と結ばれ世を収める天命をもっています。
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【北斗の拳】シュウの名言
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「今より輝こうとする子供たちの光を 奪い去ることは許さん！！」
「光を失った役立たずのこの目でも」「涙だけはかれぬ！！」
「この聖帝十字陵はいずれ崩れ去る！」「北斗神拳伝承者の手によって！！」
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【北斗の拳】シュウの画像
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【北斗の拳】シュウの声優（森 功至）
TVアニメ版『北斗の拳』にてシュウの声を演じた声優は、森 功至（もり かつじ（旧名：森 深雪（もり みゆき））さんです。森 功至さんは、1945年7月10日生まれの東京都出身です。日優業以外では、俳優、ナレーターとしても活躍されています。
出演作品に『ドカベン』（土井垣将）、『魁!!男塾』（赤石剛次）、『うえきの法則』（小林先生〈コバセン〉）などがあります。
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【北斗の拳】シュウまとめ
この記事では、大人気漫画『北斗の拳』、およびTVアニメ『北斗の拳』に登場するシュウについて、シュウのプロフィールや人物像、声優情報などご紹介しました。
彼は、視力を失いながらもケンシロウを救いそして反乱軍を指揮した心優しい人格者です。個性的なキャラクターたちが登場する漫画『北斗の拳』をぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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