【美味しんぼ】作者まとめ！連載期間・最終回の構想・鼻血問題

【美味しんぼ】作者まとめ：『美味しんぼ』とは

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81puhalO2fL._RI_SX380_.jpg

『美味しんぼ』とは、原作：雁屋哲、作画：花咲アキラによって描かれた、日本の漫画作品です。1983年から『ビッグコミックスピリッツ』で連載が開始されました。2014年からは休載状態になっています。『美味しんぼ』は1988年にはテレビアニメ化され、1994年には唐沢寿明さん主演で実写ドラマ化、2007年には松岡昌宏さん主演で実写ドラマ化がされました。

美味しんぼ (1) (ビッグコミックス)

価格

クリックして今すぐチェック

東西新聞文化部社員である山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食に関する物語が展開されるグルメ漫画です。和洋中、様々な国の料理が紹介され、食に関する安全や倫理問題にも言及した作品。価値観や政治に対する喧嘩腰のストレートな批判が物語に組み込まれていることも特徴で、物議を醸すことも多々あり、賛否両論ある作品です。

【美味しんぼ】作者まとめ：雁屋哲について

美味しんぼ (2) (ビッグコミックス)

価格

クリックして今すぐチェック

雁屋哲は、日本の漫画原作者、エッセイストです。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」通称のりこえねっとの共同代表。中華民国北京特別市で生まれ、終戦後日本に引き揚げ、東京で育ちました。左翼的思想の持ち主で、政治問題・倫理問題の自己主張を自身原作の漫画に織り込んでくるのが特徴です。そのスタンスは読者の間でも賛否両論あり、数々の批判・炎上を巻き起こしてきました。

【美味しんぼ】作者まとめ：鼻血問題

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)

価格￥ 669

クリックして今すぐチェック

物議を醸す言動を繰り返してきた雁屋哲氏ですが、最も有名なのが『美味しんぼ』の「鼻血問題」でしょう。何故かグルメ漫画で東日本大震災における福島第一原発事故について触れた回「福島の真実」。主人公の山岡らは福島第一原発を訪れるのですが、そこで山岡は突然原因不明の鼻血を流し、周囲を驚愕させます。

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61PxcxLXmuL.jpg

この描写により、放射線を浴びると鼻血が出る。鼻血が出ている人間は放射線に汚染されている。などというイメージが他県の読者に拡散されることになり、風評被害を助長するとして多くの批判が巻き起こりました。

【美味しんぼ】作者まとめ：最終回の構想

美味しんぼ 111 (ビッグコミックス)

価格￥ 756

クリックして今すぐチェック

鼻血問題が大事になっている最中、『ビッグコミックスピリッツ』2014年5月19日25号を最後に、『美味しんぼ』の連載は休載となりました。終了したわけではなく、休載であること。休載となった理由は「鼻血問題」で各方面から圧力がかかったからではない。と作者本人がブログで語っています。

美味しんぼ (3) (ビッグコミックス)

価格

クリックして今すぐチェック

そして『美味しんぼ』の連載については、30年にも渡る連載は長すぎると思っており、そろそろ終わりにしたいと思っていること。そして最終回については、『美味しんぼ』の登場人物オールスターで、美味しい食べ物の話で楽しく騒いで大団円。と考えていることも、ブログで明らかにされました。

【美味しんぼ】作者まとめ：美味しんぼの連載期間

美味しんぼコミック 1-110巻セット (ビッグコミックス)

価格

クリックして今すぐチェック

『美味しんぼ』はビッグコミックスピリッツにて、1983年から連載が開始しました。そして鼻血問題が巻き起こった2014年5月に長期休載に入っており、2018年11月現在も休載のままになっています。これまでに刊行されたコミックスは111巻。2008年には25年の長きに渡って続いた山岡士郎と海原雄山の和解が成立したため、ストーリー的には一区切りついていると言えます。この和解を最終回だと思っている人も多いですね。