暗殺教室のイリーナ・イェラビッチとは？
イリーナ・イェラビッチとは、暗殺教室という作品に登場する金髪碧眼20歳の英語教師です。年齢は登場時は20歳でしたが、話が進むにつれ21歳になりました。
いわゆるハニートラップ的なテクニックで世界中の名だたる要人の暗殺経歴を持つ、本物の暗殺者です。
3年E組の英語教師ですが、本来は暗殺者で、殺せんせーを暗殺する刺客として送り込まれました。暗殺には失敗してしまいましたが、殺せんせーたっての希望でそのまま英語教師として英語を担当することに。
10ヶ国語をマスターするイリーナ・イェラビッチ先生の授業はドラマを見たり、少し過激な恋愛映画を見せることで「本場」の英語を仕込むというもの。LとRのような、発音しにくい音から習得するのが大事だそうです。
暗殺教室、3-Eでのイリーナ・イェラビッチのあだ名は？
イリーナ・イェラビッチは英語教師ですが、暗殺するターゲットに近づく際、ハニートラップ的色仕掛けを多用することと、名前が「イェラビッチ」であることから、生徒たちからは「ビッチ先生」と呼ばれています。
生徒からは親しみを込められて呼ばれていますが、本人は不満気なようです。
本人曰く、「bitch」という生徒たちの発音ではなく「Vic」が正しい発音とのことです。
暗殺教室でのイリーナ・イェラビッチの名言たち
イリーナ・イェラビッチはすっかりギャグキャラとして定着・認識されていますが、本来は凄腕の殺し屋です。まだ20歳という若さではあるものの、潜り抜けてきた修羅場等からの人生経験は非常に豊富なため、数ある名言をE組の皆に残しています。
ビッチ先生がこれまで残してきた名言たちを紹介します。
女の賞味期限は短いの
「女の賞味期限は短いの あんた達は私と違って・・・ 危険とは縁遠い国に生まれたのよ 感謝して全力で女を磨きなさい」
イリーナ・イェラビッチが歩んできた人生は過酷で、常に死と隣り合わせの日々でした。そんなイリーナがE組女子たちに向けてはなった言葉です。
殺しの道具でもある、イリーナ・イェラビッチの美貌ですが、ただの道具としてしか見ていないわけではなく、女として大切な殺し以外にも使える「武器」と捉えていることがわかる言葉です。
LとRを間違えたら 公開ディープキスの刑よ
生徒たちに英語でLとRの発音を教える時の1言です。イリーナ・イェラビッチは10ヶ国語を操ることができますが、言語を習得する際に大切だと考えているのが、似ている発音の違いでした。
実際には発音を間違えたら罰として公開ディープキス、正しくできてもご褒美で公開ディープキスをしてきます。
仕事は計画通り行く事の方が少ない
暗殺の任務（仕事）について語った言葉です。メインの計画をどれだけ入念に立てても、必ずどこかで綻びが生じてしまうということを教えました。
その計画の綻びをどう対処するのかについて、イリーナ・イェラビッチは他の第2、第3のプランまで入念に準備しておくということを教えました。
この教室がそんなに単純な暗殺場なら・・・
この教室がそんなに単純な暗殺場なら・・・私はここで先生なんてやってないわ
ただただ殺せんせーを暗殺しようとする刺客や暗殺者とは別の存在となっているイリーナ・イェラビッチが垣間見えるセリフです。
「先生」という立場を自分でも誇りを持っていることがわかるシーンでした。
夏場の露出と女を駆使する暗殺者は相性抜群よ
ハニートラップを用い、色気を最大限の武器として利用するイリーナ・イェラビッチにとっては、露出のしやすい夏場は自分の力を最大限に発揮することができる環境です。
露出をせずとも話術等で簡単にターゲットに付け入るイリーナにとっては、色気を利用しやすい夏場は殺し屋としてはまさに無敵な環境と言えるでしょう。
暗殺教室の3-Eではイリーナ・イェラビッチはギャグキャラ？
暗殺教室と呼ばれる3-Eの英語を担当する、ビッチ先生ことイリーナ・イェラビッチ。ビッチ先生と呼ばれていることからも察せる通り、生徒からはいじられキャラと化しています。
修学旅行に行く際には、あまりにも派手な格好で引率しようとして地味な服装に無理やり着替えさせられたり、プールでセクシーな姿を魅せ付けようとしたら絶妙なタイミングでプールが壊れていたりと、色々とツいていないビッチ先生の姿が散見します。
それでも、生徒たちから慕われていることには満更でもない様子を見せていますし、烏間先生に対するアプローチ(誘惑)も非常に積極的に仕掛けています。
先述した名言にもあるとおり、「先生」であることに誇りを持ちつつあるのかもしれませんね。
実写版 映画 暗殺教室のイリーナ・イェラビッチ
暗殺教室は、映画実写化されています。2015年3月から全国公開されました。つまり、イリーナ・イェラビッチも実写キャストが存在するということになります。担当したのは韓国出身の知英(ジヨン)という方で、日本でも一躍有名になったKARAの元メンバーさんだそうです。
映画暗殺教室でイリーナ・イェラビッチを演じた知英のご紹介
知英は、韓国出身の女優です。1994年1月18日生まれの24歳(執筆時点)で、以前はKARAのメンバーでした。
2008年から2014年までKARAのメンバーとして活動しました。KARAを脱退後、知英として日本を中心に女優業をスタートし、地獄先生ぬ～べ～のゆきめ役で出演を果たしました。
女優業のときは知英という名義ですが、ソロアーティストとして活動するときはJYという名義を使用しています。
暗殺教室でのイリーナ・イェラビッチの恋模様
誘惑に一切乗らない烏間先生に対して、悔しくて誘惑を繰り返していたイリーナ・イェラビッチですが、その日々を通じて知らぬ間に恋心が芽生えてしまいました。
そのうえ烏間先生は超がつくほどの鈍感で、好きという感情を匂わせることをしても全く気が付く気配はありません。
しびれを切らした殺せんせーを含むE組メンバーたちが、2人の距離が縮まるようにビッチ先生の服装からなにまでお膳立てしたこともありました。結果は惨敗でしたが…。
暗殺教室のイリーナ・イェラビッチについてまとめ
イリーナ・イェラビッチという暗殺教室3-Eの英語担当教師についてご紹介してきました。
元々は強そうな凄腕の殺し屋としてやってきたイリーナは、生徒から「イリーナ先生」と呼ばれることにも「馴れ馴れしい」と怒り、拒否していました。登場初期こそ貪欲に単独で殺せんせーの暗殺を試み、教師として働く素振りは一切見せませんでした。
しかし、暗殺教室で日々を過ごしていく中で、殺せんせーや烏間から生徒たちの可能性について語られたり、実際に生徒たちの姿を見るうちに、心を開いていきます。今では先生として誇りを持ちながら英語を担当し、生徒たちに実践的な英語を叩きこんでいます。
烏間には恋心も芽生え、ありとあらゆる誘惑を試みる日々。結果的に同棲までもっていくことに成功していますが、それまでの過程を考えると非常に苦節の日々と言えたでしょう…。
ギャグキャラとして扱われていますし、そういった部分ばかりが目立ちますが、課外授業でのホテル侵入の際には持ち前の殺し屋のテクニックを駆使して生徒をサポートしたり、暗い過去を持っていたりと、シリアスも担当できるのが、イリーナ・イェラビッチという先生です。
余談ですが、「ビッチ先生」と呼ばれるのがあまりにも嫌で「イリーナ先生って呼んでいいよ」と前言撤回したものの、生徒たちからは秒で却下されてしまいました。自業自得とも言えますが…。
