オーランド諸島とは?
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オーランド諸島という自治区があるのをご存知でしょうか。あまり聞きなれない名前かもしれませんが、なんと、約6500もの島々からなる、フィンランドの自治区です。独自の文化と自然が残っており、のんびりでもアクティブにも過ごせる国です。
オーランド諸島(オーランドしょとう、スウェーデン語: Landskapet Åland [ˈland.skɑːpət ˈoːland]、フィンランド語: Ahvenanmaan maakunta)は、バルト海、ボスニア湾の入り口に位置する6,500を超える島々からなるフィンランドの自治領[1]。住民のほとんどはスウェーデン系で、公用語はスウェーデン語。自治政府の旗はスウェーデンの国旗の意匠である青地に黄色の十字架に、フィンランドの国章に使用されている赤を加味したものとなっている。フィンランドでは、他の県と同じくmaakuntaと書かれるため、日本語でもオーランド(自治)県と表記されることもある。
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オーランド諸島には、独自の法や財政が存在していて、「県」と言えども、「国」に近い立場を取っています。また、EUにも加盟していますが、フィンランドとは基準の違う関税などが課せられています。
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オーランド諸島への行き方は?
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日本からの直航便はありません。なので、フィンランドやスウェーデンのストックホルムから船で行くのが1番スムーズな行き方となります。オーランド諸島では、多くの島々があるために、フェリーが日常的に使われる交通手段となっています。また、オーランド諸島の首都であるマリエハムンは、ヘルシンキとストックホルムを結ぶ便の中継点となっているため、クルーズ船での上陸が便利です。個人で行かれる場合は、日本からも船のチッケットが取れますので、飛行機とあわせて予約しておくとスムーズです。もちろん、飛行機でも行けます。
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オーランド諸島の観光スポットは?
首都マリエハムン
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オーランド諸島へ行ったら、ぜひ訪れたいのが首都「マリエハムン」です。人口が約11000人ですが、150万人もの観光客が訪れるという、ヨーロッパでは大人気の観光地です。夏のフィンランドはとても涼しく、15度くらいなので、避暑を楽しみにやってくる観光客が多いのです。おしゃれなカフェやレストラン、さらには木造の家屋が立ち並ぶのどかな姿に、心が癒されるのを感じることができます。マリエハムンを拠点に、船やカヤック、フェリーでの島巡りもとっても大人気です。島でのどかにサイクリングしたり、ゴルフやマリンスポーツも楽しめます。また20世紀に造船された「ポンメルン号」は、マリエハムン1の観光スポットになっています。ガイドツアーがあるので、そちらに参加すると歴史なども良くわかります。
オーランド海洋博物館
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元々はバルト海に浮かぶ島々というところから、貿易の中心になっていたオーランド諸島。そんなオーランド諸島の貿易の歴史を詳しく学べることができるのがこの「オーランド海洋博物館」です。館外にはポンメルン号が停泊しており、大変人気のスポットです。(ポンメルン号は改装工事のため2019年まで非公開。2018年現在)レストランやおみやげ屋さんもあります。
カステルホルム城
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マリエハムンからバスで40分ほどのところにあるカステルホルム城は、14世紀の建物です。フィンランドではお城は珍しいので、一見の価値があります。のどかな場所に立っているので、周辺の散策も非常におすすめです。近くにはヤン ・カールズゴーデン野外博物館やオーランド料理が楽しめるレストランもあります。
オーランド諸島では英語は通じる?
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オーランド諸島で主に話されている言語は「スウェーデン語」です。フィンランドの自治区ですが、人々が主に使っているのはスウェーデン語。ですが、ヨーロッパの方々は基本的に英語を話すことができますので、問題はありません。また、観光地であればなおさら、英語でのコミュニケーションは取りやすいです。田舎の方や、あまり観光客がいかないような場所では、現地の言葉の方がいいかとは思いますが、そうでない場合は特に問題がないです。
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まとめ
年間150万人を越える観光客が訪れるオーランド諸島。日本ではまだまだマイナーですが、ぜひ北欧に行かれた際は歴史と温かみのあるオーランド諸島まで足を伸ばしてみてください。
自治区というとわかりにくいかもしれませんが、日本で言う、「県」と同じような立場にあります。