『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、原作：大森藤ノによって描かれるライトノベル作品であり、GA文庫より2013年1月から刊行されています。

本作はもともと素人が小説を投稿できるウェブサイト「Arcadia」に公開されたもので、第4回GA文庫大賞を受賞したことで、書籍化が決定しました。

現在ではシリーズ累計1000万部を超えるほどの大人気作品になっており、テレビアニメや漫画などさまざまなメディアで、本作を目にすることができます。

本作は2015年4月にテレビアニメ化をしており、原作の5巻までの内容を全13話+OVA1話で描いています。テレビアニメ化にともない、本作の人気は国内のみならず海外でも話題となり、イギリスの新聞でも大々的に取り上げられたほどです。

また、2017年4月には主人公を別のキャラクターにした外伝、『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』がテレビアニメ化しました。

2019年7月には本編ストーリーの第2期となる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』が放送されます。

本作は2019年2月に劇場版が公開されており、全国の映画館で放映されました。劇場版のストーリーは、原作の本編にないオリジナルストーリーになっており、原作のファンも楽しめるものになっています。

また、このストーリーは原作者である大森藤ノさんによって構成されたものですので、ファンの方には必見の内容になっています。

ベル・クラネルは、本作の主人公で14歳の少年です。見た目は銀髪で赤目が特徴的で、まるで白兎のような出で立ちをしています。

ベルはもともとは都市オラリオから離れた田舎の村に住んでいました。しかしある日ベルの家族である祖父がモンスターに襲われ他界してしまいます。

祖父の他界を期に、ベルは祖父が生前語っていた冒険譚に憧れ、冒険者になることを決意しました。

しかし、都市オラリオのどのファミリアからも受け入れてもらえませんでした。そんな中、自身のファミリアに入団してくれる人を探す女神ヘスティアと出会います。

女神ヘスティアの最初のファミリア（眷属）となったベルは、冒険者として様々な騒動に巻き込まれながらも成長していきます。

テレビアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』においてベル・クラネルの声を演じる声優は、松岡 禎丞（まつおか よしつぐ）さんです。松岡 禎丞さんは、1986年9月17日生まれの北海道出身です。

出演作品に『ソードアート・オンライン』（キリト / 桐ヶ谷和人）、『トリニティセブン』（春日アラタ）、『アイドルマスター SideM』（御手洗翔太）などがあります。

ヘスティアは本作のメインヒロインであり、ヘスティア・ファミリアの主神を務める女神です。

見た目は幼く、黒髪のツインテールと純白の衣装が特徴的です。また作中で「ロリ巨乳」と呼ばれるように、幼い見た目に反して胸が大きいキャラクターです。また、いわゆる「ボクっ娘」でもあります。

当初ヘスティアは、女神として下界に来たは良いものの、日々を怠惰に過ごし、同じ神であるヘファイストスの世話になっていました。

これにあきれたヘファイストスは、ついにヘスティアを追い出し、ヘスティアは自身のファミリアを構えることを余儀なくされました。

自身のファミリアに誰も見向きもしない中、同じくどこのファミリアからも相手にされないベルと出会い、彼を最初のファミリア（眷属）とします。

テレビアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』においてヘスティアの声を演じる声優は、水瀬 いのり（みなせ いのり）さんです。

水瀬 いのりさんは、1995年12月2日生まれの東京都出身です。第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門新人声優賞を受賞、声優業以外では、歌手やナレーターとしても活躍されています。

出演作品に『ご注文はうさぎですか?』（チノ）、『Re:ゼロから始める異世界生活』（レム）、『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』（ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ）などがあります。

アイズは、本作のヒロインの一人で16歳の少女です。彼女はロキ・ファミリアに所属する冒険者の一人で、ファミリア内でも屈指の実力者として有名です。見た目は長い金髪に金色の瞳をしており、背中が大きく露出した特徴的な鎧を身にまとっています。

アイズは、ベルがミノタウロスに襲われているところを助けたことがきっかけで、ベルたちとの交流が始まりました。これがきっかけで、アイズはベルに冒険者として戦い方を教える事になりました。

何事においても自身が強くなることを最優先に考える性格をしており、その性格から普段はクールな印象を受けますが、実際には幼い一面も持っており、天然な行動も多々見られます。

テレビアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』においてアイズ・ヴァレンシュタインの声を演じる声優は、大西 沙織（おおにし さおり）さんです。大西 沙織さんは、1992年8月6日生まれの千葉県出身です。

出演作品に『ストライク・ザ・ブラッド』（ラ・フォリア・リハヴァイン）、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』（九条みゆき）、『冴えない彼女の育てかた』（澤村・スペンサー・英梨々）などがあります。

リリルカは、本作におけるヒロインの一人で、ベルと初めてパーティを組んだ小人族の少女です。ベルやヘスティアなど親しいものからは「リリ」と呼ばれています。

リリは、もともとはベルを騙し「神のナイフ」を盗ることを目的にパーティを組みました。しかし、「神のナイフ」を盗んだ直後、自身の所属するソーマ・ファミリアの団員に裏切られてしまいます。

その後リリの危機に駆けつけたベルにより、彼女は助けられます。自身を助けてくれたベルを近くで支えるため、リリはソーマ・ファミリアを抜け、ヘスティア・ファミリアの一員となります。

テレビアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』においてリリルカ・アーデの声を演じる声優は、内田 真礼（うちだ まあや）さんです。内田 真礼さんは、1989年12月27日生まれの東京都出身です。

出演作品に『GJ部』（天使真央）、『ご注文はうさぎですか?』（シャロ）、『アイドルマスター シンデレラガールズ』（神崎蘭子）などがあります。

ヴェルフは鍛冶師の青年で、ベルにとっては兄貴分のようなキャラクターです。ヴォルフは、念願であった鍛冶アビリティを所得するためにベルとパーティを組み、ダンジョン中層をクリアすることで、アビリティを所得する事ができました。

ヴォルフはもともとはヘファイストス・ファミリアに所属していましたが、ファミリア間での決闘（戦争遊戯）においてベルたちを助けるためにヘスティア・ファミリアに所属しました。

テレビアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』においてヴェルフ・クロッゾの声を演じる声優は、細谷 佳正（ほそや よしまさ）さんです。細谷 佳正さんは、1982年2月10日生まれの広島県出身です。

出演作品に『進撃の巨人』（ライナー・ブラウン）、『灰と幻想のグリムガル』（ハルヒロ）、『火ノ丸相撲』（日景典馬）などがあります。

この記事では、アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』における登場人物や声優情報をご紹介致しました。

本作に登場するキャラクターたちは、今回紹介したメインキャラクターたち以外にもたくさんおり、それぞれ個性があふれ、魅力的です。

アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』は2019年7月より放送されますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。