和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策やカビが生えない注意点などを教えます!
日本人って和室が好きな人が多いですよね。畳の匂いが好きだとか、日本っぽい空間が好きだとか色々と理由が多いと思います。将来畳や和室にしようと考えている人も多いのでは。それとももう既に和室で畳の部屋にいる人もいると思います。中には和室にベッドを置こうと考えている人も多いはずです。
しかし畳の上に家具や机、ベッドを置こうとなると、傷がついたり、跡、へこみ、カビがついたりしてしまうのが難点だと思います。和室といえば畳ですよね、畳は扱いが大変です。応接間などに客人を迎える時畳にへこみの跡や傷があるのは少し恥ずかしいですよね。そんな時に傷やへこみができない対策など知っていたら便利だと思いませんか。今回はその対策について8選ご紹介します。
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和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【①:荷重が少ないベッドを選ぶ】
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和室にベッドを置くという行為は畳を傷つけてしまう可能性がありますよね。特に荷重が畳にのしかかるのはその分へこみや傷が出来てしまうということです。そうならならないため、荷重がかからないベッドを選ぶ必要があります。そうすることで、へこみ跡などをつけるという心配はかぎりなく少なくなります。四本脚のベッドにすると荷重がかかり、跡やへこみが出てしまう確率がかなり高いです。なのでベッド選びとしては、例えばローベッドなどが相性がいいとされています。
跡やへこみをつけないための注意点は!?畳傷防止用のマットをかませる
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畳の上に物の跡やへこみをつけない注意点はどうすればいいのでしょうか。畳の上にベッドやテーブルなどを置く場合、畳傷防止用のマットなどを敷いてからベッドを置くのがおすすめです。畳傷防止用のマットを置くことで脚に荷重がかかっても、マットで比較的畳へのダメージが少なくなります。カーペットでもいいですね。しかしカーペットの注意点としてはダニやカビが繁殖する可能性があるので座卓敷きやシールなどをかませるといいでしょうね。
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和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【②:脚パッドを装着させる】
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畳の上にベッドを置くとしても、デザインの関係上だったり個人の好みだったりなどで、どうしても四本脚のベッドを選びたい時ってありますよね。そういうときは脚パッドやカバーを装着させても良いでしょうね。脚パッドを装着させることでもダメージは軽減されます。
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脚パッドは何もベッドだけに利用するものではありません。オーディオや、椅子、とにかく四本脚で傷や跡、へこみが出そうなところに装着できるので脚カバーはおすすめですね。家具保護グッズとして需要がありますよ。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【③:時々移動させる】
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長期間畳にベッドを置くと重さがのしかかり、へこみや跡のクセが付きますよね。少しニュアンスは違いますが、結婚指輪を10年もはめてると、指がその分だけ細くなったりする現象に似ていますよね。(笑)そのため、定期的に模様替えをして、畳への負担を抑えましょう。
模様替えをすることで心に変化が起きますよね。なので定期的には模様替えすることは非常におすすめです。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【④:畳の目の向きに移動させる】
模様替えをする時に注意しなければいけない点としては畳の目の向きに移動させましょう。逆の目に移動させると高確率で「ガリッ」とささくれが出来て傷つけてしまいます。
ささくれはカビの元になるので注意!最悪張替えも検討も必要
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ささくれができると湿気が入りやすくなり、カビの元になります。傷や跡、へこみが目立ちすぎると、修復は個人では難しくなり、業者を呼び張替えの検討をするしかない状況に陥ります。そうすると結構な額を取られたりします。相場的には安くて3万円~高くて10万円と言われています。なので、ベッドなどを動かす時の注意点としては畳の目の向きに移動させることに意識しましょう。
一番いいのは家具を浮かして持ち運ぶことですね。家族や知人などを呼んで手伝ってもらうのが得策かと思います。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【⑤:畳のへこみを応急処置】
畳の軽いへこみを治す方法としてはスチームアイロンと濡らしたタオルなどで応急処置程度なら可能です。やり方としてはへこんだ部分を濡らしたタオルでまずは当てます。そこにスチームアイロンで乾かしていくだけです。原理としてはスチームを当てると、畳が膨らむんですね。そうするとへこみが目立たせないようにするという方法です。結構簡単でしょ。
もう一つの方法は、ドライヤーと霧吹きで応急処置を行う方法です。やり方としては霧吹きでへこんでる部分を「シュッシュ」と二、三回吹きかけます。そして、上からドライヤーを当てるだけです。そうするとへこみが目立たなくなります。やり方はどちらも簡単なので気になる方はやってみてはどうでしょうか。注意点としてドライヤーやスチームアイロンで焦がさないようにしましょうね。あとは水を吸収させすぎないようにしましょう。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【⑥:カビを生える原因を知る】
畳は「い草」が湿気を吸ったりはいたりして湿度を保ってくれています。6月~9月あたりだと湿気が多いのでその分い草は湿気を吸収しすぎてキャパシティオーバーを起こします。そして、そこからカビが繁殖しやすいという状況に陥るので夏場は特に注意しなければいけません。特に畳を入れ替えた1年~2年はカビが生えやすく注意しなければ行けない期間です。
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カビが繁殖する主な原因として、ささくれなどができ湿気が入りそこからカビが繁殖していくパターンが多いかと思います。特に畳表などが最初にカビが付く場所と言われていますね。そこからガンガン繁殖して放置すると大変な自体になりかねません。さらに湿気を逃さずにずっと窓を閉めっぱなしにしてると湿気が溜まりやすい環境になって危険です。そのためカビの生えにくい環境づくりは是が日でも必要なことになります。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【⑦:カビを生えにくい環境を作る】
窓を定期的にあけたりして湿気を逃しましょう。特に湿気が溜まりやすい6月~9月の夏場や梅雨時期にすると効果的です。畳がある部屋などはできるだけ湿気が低い方が望ましいですね。注意点としては雨がふっていない日に窓を開けることです。雨の日に窓を開けると、雨水が入ってきてしまう恐れがあり、そこからカビになる可能性が高いからです。注意しましょうね。
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大掃除は年二回ほどやっておきましょう。畳表面はもちろんのこと、タンスの中、押し入れなどなどそこからカビがいつ生えるかわかりません。
和室にベッドを置いても畳にへこみや跡ができないおすすめ対策【⑧:カビが発生した場合】
カビが生えてしまった場合、目立つほどじゃなければ、応急処置が可能です。その時に必要になるのが、消毒用エタノール、それを入れる、スプレー型の容器、たわし、乾いた雑巾、掃除機が必要になります。衛生面でマスクもあるといいですね。
最初にまず窓などを開けて風通しを良くしておきましょう。そしたら、掃除をします。エタノールをスプレー形の容器に入れて、カビが生えた部分に直接吹きかけます。畳の目に沿ってたわしを柔らかく当てていきましょう。ここの注意点としては、畳の逆の目でたわしを当ててはいけません。「ザクッ」とささくれができてしまう恐れがあります。
カビが出てきたら、掃除機で吸い上げましょう。吸上がったら、跡は乾いた雑巾で乾拭きするだけです。ここでの注意点も畳の目に沿って拭いてください。吹き終わったら基本的にこれでカビ取りは終わりです。これはあくまで応急処置ですので、ひどい場合は畳を裏面にするか、業者を呼ぶしかないのでそこまでならないように注意しましょうね。
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まとめ
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畳を好む人は多いです。しかし畳というものは繊細で扱い方を間違えばすぐにダメになってしまいます。きちんとした対策を取っていれば平均5年~10年はもつと言われているんですね。今回はその対策の方法をいくつかご紹介しました。へこみ、傷、カビなどを対策して長期間綺麗に保つのを心がけてみましょう。意識するだけで大分長持ちしますよ。
いざ畳の部屋に友達、親戚が来た時にへこみや傷がついてたらかっこ悪いですよね。そうならないためにも最低限の対策はしておきましょう。