我が子のためにベビーサークルを手作りしよう!
ベビーサークルとは、柵で囲って赤ちゃん専用のスペースを作るものです。特にはいはいやヨチヨチ歩きをし始め、行動範囲が広がった赤ちゃんに必要なベビーアイテムです。
はいはいやヨチヨチ歩きをし始めた赤ちゃんは、少し目を離した隙にキッチンや階段など危険な場所へ行ったり、イタズラしたりと親をヒヤッとさせることもしばしば。それを防止するためにベビーサークルが役立ってくれるのです。
ただ、ベビーサークルは市販だと若干お高め。「ほんの数年使用するだけなのに、そこまでお金を出したくない」という方もいることでしょう。そんなときは、ベビーサークルを手作りするのがおすすめ!市販で購入するより費用が抑えられますし、自分で形や色をデザインすることも可能です。危険から愛する我が子を守るためにも、ベビーサークル作りにチャレンジしてみましょう!
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ベビーサークルを手作りするメリット
最近DIYが流行しており、自分で色々なものを作る方が増えています。ベビー用品をDIYするママやパパも多いですが、ベビーサークルを手作りするとどのようなメリットを得られるのでしょうか?
メリット①費用が安く済む
ベビーサークルを手作りする最大のメリットは、やはり費用が安く済む点でしょう。選ぶ材料にもよりますが、ホームセンターもしくはセリアやダイソーなど100円ショップのアイテムを使用すれば5000円以下で製作することが可能です。できるだけ費用を抑えたいという方は、使用するアイテムをすべてセリアやダイソーなどの100円ショップで揃えるのがおすすめです。
メリット②部屋に合わせてサイズを変更できる
手作りのメリット2つめは、部屋のサイズや形に合わせたベビーサークルが作れること。市販のベビーサークルだと部屋の形に合わず無駄なスペースが出来たり、想像より大きくて部屋に入らなかったりといった問題が起こりがちです。
しかし、手作りなら自分で採寸して部屋のサイズや形に合ったベビーサークルを製作できます。無駄なスペースもできませんし、使い勝手の良いベビーサークルが完成しますよ。
手作りベビーサークルの強度は大丈夫?
手作りベビーサークルの強度は、使用する材料や組み立て方によって異なります。ダンボールや牛乳パックのみで作ったものだとやや強度に劣り、すのこやパイプならそれなりの強度が得られます。また、組み立てるときに木工ボンドやL字金具などを使用すると、より強度を高められます。
もし使うアイテムがセリアやダイソーなど100円ショップのものであっても、組み立て方次第で強度の高いベビーサークルを製作できますよ。
ベビーサークルを手作りする際に必要な道具・材料
どのようにしてベビーサークルを作るかによって、必要な道具や材料が異なります。しかし、基本的にどの作り方であっても必要な道具や材料もあるため、以下でご紹介します。
結束バンド
結束バンドは本来荷物を束ねるアイテムです。しかし、強度が高いため、ベビーサークルを固定するアイテムとしても使用できます。釘とは違って使用する際に力を必要としないため、女性でも簡単に扱えます。また、セリアやダイソーといった100円ショップで購入できるのも魅力。
ただ、1つ注意点があります。結束バンドは固定すると、余った部分が鋭利に飛び出してしまいます。赤ちゃんがケガを負わないよう、カットするなりテープで保護するなりして対策しましょう。
金具
すのこやワイヤーネット、パイプなどをつなぎ合わせる際に金具を使用します。必ず使わなければいけないわけではありませんが、強度を高めるためには必要です。金具はホームセンター、セリアやダイソーといった100円ショップにて購入可能です。
テープ
牛乳パックやダンボールといった軽い素材であれば、テープでつなぎ合わせることができます。テープは金具や釘より危険性が低く、簡単に扱えるのが魅力です。ホームセンター、文具店、セリアやダイソーなどの100円ショップで購入可能です。
布
牛乳パックやダンボールなどの素材は、むき出しだと貧乏くさくなったり、味気ないデザインになったりします。そのため、布で覆い隠すのがおすすめ。布があることによって角ばった部分もカバーできますよ。布はセリアやダイソーなどの100円ショップで購入可能です。
ドライバー
釘を使用する際は、ドライバーが必要です。自動ドライバーなら力がいらないため、女性の方におすすめ。セリアやダイソーなどの100円ショップ、ホームセンターで購入可能です。
ベビーサークルを手作りする際に注意すること
ベビーサークルを作るときには、以下の点に注意しましょう。
注意点①赤ちゃんにとって危険なものがないか
ベビーサークルは赤ちゃんを危険から守るアイテムです。そのため、ベビーサークル自体が危険なものであってはいけません。鋭利な部分はないか、触ってケガをする部分はないか、舐めて危険なものはないかなどをチェックしましょう。
特にすのこは、木のささくれが刺さったり、角でケガしたりする可能性が高いです。やすりで削るか、スポンジや布などで危険な部分をカバーしましょう。
注意点②倒れてこないか
ベビーサークルを手作りする際は、倒れないかどうか必ずチェックしましょう。外側に倒れるならまだいいですが、もし内側に倒れてしまったら赤ちゃんが下敷きになってしまいます。そのため、赤ちゃんが掴まったり、叩いたりしても倒れない強度にしておくことが大切です。
ベビーサークルの手作り方法①すのこ
写真のようなサークルはやや難易度が高いですが、すのこを四角く並べるだけのベビーサークルなら簡単に作ることができます。まず、すのことすのこを木工用ボンドでつなぎ合わせて骨組みを作っていきます。木工用ボンドだけだと強度が足りないため、上から結束バンドや紐などで固定しましょう。
そして、すのこの角にやすりをかけるか、スポンジを付けるかして赤ちゃんがケガをしないように保護して完成です。
ベビーサークルの手作り方法②パイプ
こちらは、セリアのアイテムだけを使って作るコストパフォーマンスの高いベビーサークルです。まず長いパイプと短いパイプを作りたいサークルのサイズに合わせて数本用意して、それぞれT字ジョイントを使ってつなぎ合わせます。短いパイプが縦に、長いパイプが横になるようにつなげてください。
パイプを組み立てた後は、結束バンドを使ってワイヤーネットを取り付けていきます。赤ちゃんが出て行かないように隙間なく取り付けていきましょう。ワイヤーネットを付けたら、サークルの中にジョイントマットを敷いて完成です。
ベビーサークルの手作り方法③ワイヤーネット
大きめのワイヤーネットをパイプに固定しているタイプのベビーサークルです。まず最初にパイプで骨組みを作り、そこにワイヤーネットを紐で固定します。結束バンドとは違って紐は鋭利な部分がなく、安全です。ただし、紐が外れないよう固く結んでおきましょう。
ベビーサークルの手作り方法④ダンボール
こちらはダンボールとガムテープのみで作ったお手軽ベビーサークルです。ダンボールをしっかりと重ねて、サークル状にガムテープでつなぎ合わせれば完成!ベビーサークルをサクっと作ってしまいたいという方におすすめです。
ベビーサークルの手作り方法⑤牛乳パック
テレビ台の前の柵、やっと完成〜!
— aimi.@結愛ママ (@aimi_h1010) October 12, 2016
牛乳パックで地道に頑張りました(⌒-⌒; )#2016apr_baby #結愛ママのハンドメイド pic.twitter.com/d0jLDunhfG
飲み終わった牛乳パックを使用してベビーサークルを作ることも可能です。写真は柵となっていますが、サークル状に牛乳パックをつなぎ合わせればベビーサークルになりますよ。牛乳パックでベビーサークルを製作する際は、まず牛乳パックを洗浄して乾燥させます。牛乳パックに新聞紙を詰めて強度を高めましょう。
新聞紙を詰めた牛乳パックをベビーサークルの形に積み上げ、ガムテープでつなぎ合わせます。最後にお好きな柄の布を覆いかぶせれば完成です!
手作りベビーサークルのアイデア集
ここでは、ママやパパのアイデアがたっぷり詰まった手作りベビーサークルをご紹介します。良ければ、ご参考ください。
アイデア①危険な場所を囲う
息子がゼロ距離でテレビ観て困ってたので、スペーシアパイプという自由に組み立てられるパイプでベビーサークルにしてみた。あとは真ん中にメッシュの布を張ったらリモコンも効くはず。
— あこ@子育て中 (@anth_accMxaya) September 24, 2017
でもやっぱ近いなー。#スペーシアパイプ #手作りベビーサークル pic.twitter.com/cdqkOyo2b8
こちらの方は赤ちゃんを囲うのではなく、テレビ周りにサークルを設置しています。赤ちゃんを囲うより省スペースなのが魅力。また、パイプで製作しているため、強度も高く、赤ちゃんが寄っかかっても倒れる心配がありません。
アイデア②ベビーサークルからジャングルジムに改造できる
娘のハイハイが活発になりベビーサークルを作成。既製品は邪魔になったり、すぐ使わなくなったりするので ベビーサークル→飽きたらジャングルジムに改造→飽きたら廃棄という汎用性&片付け安さを重視。 材料はすべて100均で揃えましたが、意外と頑丈です。地味な色合いだけど喜んでくれると良いな。
こちらのベビーサークルは、なんとジャングルジムに改造できる2wayタイプ。市販のベビーサークルよりも長く使用することができ、コストパフォーマンスが高いです。
アイデア③変形可能ベビーサークル
仕事部屋にベビーサークル作ってます♪ 接続部分は固定せず、連結パーツ?で止めてるので、囲いを好きな形に変形できるし拡張できるし、小さく畳んで収納可能♡いつも仕事やハンドメイドの作業するときは仕事部屋におもちゃごと連れてきて、このサークルでちょっとの間だけ遊んでもらってます(*^_^*) でも、タッチするようになったらこのサークルでは無理だからどうしようか考え中〜💦
こちらのベビーサークルは接続部分を連結パーツで留めているため、シーンごとに大きさや形を変形できます。赤ちゃんが大きくなっても使用できますよ!また、どんな場所でも使えるため、とても汎用性の高いです。
アイデア④ボールプールをベビーサークルに
ボールプールを片付けてベビーサークルに♡👶 #ハイハイ上手になってきた #電気コード見つけては突進 #危ないから #ボールプール を #ベビーサークル代わり に #変身 ! #ボール600個 #桜子 #9ヵ月半
こちらはボールプールをベビーサークル代わりにしています。たた膨らませるだけの簡単作業で、ベビーサークルが完成します。また、ボールプールは空気が入っていて柔らかいため、ぶつかったとしてもケガをしません。
まとめ
ベビーサークルは赤ちゃんを危険から守るために必要なアイテムですが、ほんの限られた時期にしか使用しません。そのため、手作りして費用を抑えるのがおすすめです。すのこやワイヤーネット、ダンボール、牛乳パックなど身近なもので製作できるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね!