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キューバ

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キューバの料理・特徴や名物は?おいしいお店はココ!【2018年版】

2024.02.25

近年旅行先として急激に人気を集めている国の一つにキューバがあります。日本から遠く離れたカリブ海の国、旅行するとなると、キューバ料理とは、抑えておくべきお店はどこなのかなど気になる情報満載。今回はそんなまだまだ謎に包まれたキューバの特徴、名物料理を紹介します。

  1. 知っておきたいキューバの特徴①社会主義国家としての風情
  2. 知っておきたいキューバの特徴②旧ソ連車やアメ車などクラシックカーの聖地
  3. 知っておきたいキューバの特徴③豊かな自然の情景
  4. 名物のキューバ料理とは?
  5. キューバの名物伝統料理①フリーホレス・ネグロス
  6. キューバの名物伝統料理②トストーネ
  7. キューバの名物伝統料理③クバーノ(ボカティート)
  8. キューバの名物伝統料理④アロス・コングリ
  9. キューバの名物伝統料理⑤ランゴスタ
  10. キューバの名物伝統料理⑥ワカモレ・クバーノ
  11. キューバの名物伝統料理⑦プエルコ・アサード
  12. キューバの名物伝統料理⑧モヒート
  13. キューバの名物伝統料理⑨ダイキリ
  14. 最後に
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引用: https://unsplash.com/photos/_I32SR0crVE
キューバは共和制を取っている国家の一つです。つまり、社会は皆平等であるという社会主義の思想を受け継ぐ国です。54年ぶりにアメリカとの正式な国交が開始されるというニュースが注目を集めましたが、それまでは基本的に資本主義国家との正式な国交はなく、キューバ国内では物資の獲得は配給制となっています。そのため、街中には首都のハバナ市内であってもマクドナルドやスターバックスといった有名なアメリカ資本のチェーン店は一切ありません。今のご時世、こういった世界的なチェーン店のない空間というのは非常に珍しく、そのような雰囲気を楽しめるだけでも非常に価値があります。
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引用: https://unsplash.com/photos/i6Btanain3c
キューバ政府の方針で、新車の販売が2011年ごろまで固く禁止されていたキューバでは、アメリカと友好関係を結んでいた際に輸入していた中古のアメ車、もしくはその後に友好関係を築いた同じ社会主義国家のロシアから入ってきたキュソ連車などが広く普及していました。その影響で、今では滅多に見られなくなったレアなアメ車や旧ソ連車が未だ現役で街中を走っている光景を目にすることができます。タクシーや家庭用の車も全てこのタイプです。観光用にライドできるものもありますが、あらかじめ価格を交渉し、トラブルの無い様にしましょう。
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引用: https://unsplash.com/photos/aZjw7xI3QAA
キューバの大きな特徴の一つは美しい自然の情景です。資本主義国家のように次から次へとリゾート開発が進み汚染されてしまった海とは異なり、キューバのコバルトブルーの海は世界各国のマリンスポーツ愛好家から絶賛されています。また、首都ハバナから少し離れたところにあるこの「ビニャーレス渓谷」は「地上の桃源郷」と呼ばれ見るものを魅了し続けています。
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引用: https://unsplash.com/photos/dUOdMOr7HBM
キューバは歴史的に統治されてきたスペインの文化や、原住民の文化、またはアフリカからやってきた人々の文化全てが織り混ざった食文化を持っています。故に日本では味わえない名物料理や名店が多くあります。今回はキューバ料理の中でも代表的な料理と、キューバならではの飲み物などを紹介したいと思います。
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引用: http://www.comidakraft.com/sp/recetas/sopa-cubana-de-frijoles-negros-en-olla-de-coccion-lenta-162268.aspx
こちらのフリーホレス・ネグロスは主な材料に黒豆を使用したポタージュスープです。そのほかに豚バラ肉、ピーマン、玉ねぎ、ニンニクを加えてじっくり煮込みます。香りづけのスパイスとして、コリアンダー(パクチー)やオレガノ、クミンなども加え、味付けは砂糖と塩のみという非常にシンプルな伝統料理の一つです。キューバの家庭料理の一つです。
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引用: http://healthishappiness.com/2013/10/16/basic-guacamole-and-tostones-recipe/
トストーネとは、まだ完熟していない青いバナナを輪切りにして二度とほど素揚げしたキューバの名物料理です。料理というよりも、スナックに近いかもしれません。日本ではあまりバナナを料理の材料として使うことは珍しいですが、もちもちした食感でやみつきになること間違いなしです。バナナ本来の甘酸っぱさ、挙げたことによってますもちもちとした食感、上からふりかけた塩が味をいい感じにまとめていて手が止まらなくなりそうな一品です。
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引用: https://flic.kr/p/eRJXoU
クバーノは野菜を挟まず、たっぷりのローストビーフやハム、パスとサラミなどの肉類とともに、こちらもたっぷりのチーズを挟んだボリューミーなキューバ独特のサンドウィッチです。そのボリュームの多さからか、サイズ的には小さめのものが多く。ランチや朝ごはんの際に好んで食べられているんだとか。
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引用: https://flic.kr/p/Ly2arW
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引用: https://flic.kr/p/e7EP33
ランゴスタとはロブスターのことを指します。キューバでは海外に輸出するほどランゴスタの漁獲量が多く、サイズも大きく高級なものが取れます。そのため高級なラブスターが格安で味わえるとして、キューバにはロブスターを楽しめるお店が多く繁盛しています。

ランゴスタを楽しめるハバナ市内の名店「Habana 61」

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引用: https://www.tripadvisor.co.za/LocationPhotoDirectLink-g147271-d6168120-i118960793-Habana_61-Havana_Ciudad_de_la_Habana_Province_Cuba.html
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引用: http://www.paladarhabana61.com
革命博物館の付近に店を構えるこちらのHabana61はスタイリッシュな店内でキューバならではのカクテルや食事を楽しめる人気店。シーフード料理がメインですが、大きなロブスターはやはり1番の人気商品だそう。町歩きの後にぜひ立ち寄りたい。
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引用:  https://flic.kr/p/24URe1n
ワカモレはメキシコでも食べられるアボガドを使った家庭料理です。キューバのものは、アボガド、トマト、コリアンダー、赤玉ねぎなどの他に、パイナップルやキューリなどの具材を追加するのが特徴です。暑いキューバではこのようなさっぱりとしたサラダが人気です。先に紹介しましたバナナの素揚げとストーネの付け合わせとして一緒に食べられることもあるようです。
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引用: https://flic.kr/p/e8PqHH
アサードとはスペイン語でグリルした料理のことを指し、プエルコとは豚肉のことを指します。つまりアサード・プエルコとは直訳すると豚の丸焼き料理です。家庭では豚のブロック肉をグリルし、お店で食べる場合にはこのように丸々一匹をグリルして食べるそうです。お祝い事の際に食べられるキューバの伝統料理の一つです。
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引用: https://flic.kr/p/ozn2Vc
ミントの葉、ライム(レモンを使うこともある)、砂糖を加え、ペストルと呼ばれる擦りこぎ棒またはバースプーンで潰す。この時あまり力を加えすぎないようにする。その上にラムとソーダ水(トニック・ウォーターを使うこともある)、氷を追加する。ライムの皮を入れずにジュースだけを入れたり、ソーダを入れなかったり、砂糖が少ないレシピもあるので、自分の好きな味を探すと良い。ただし、ライムと砂糖は多めに入れたほうが、氷が溶けても水っぽくならないので、全体に厚みが出る。 溶けにくく、サイズも豊富にある純氷を使えば砕く手間も省け、ほとんど無味無臭なので素材そのものの味を引き立てる。 アーネスト・ヘミングウェイが愛したことでも有名で、彼の好んだレシピはドライ・ラムにライム、ミントの葉、砂糖ではなくシロップに2ダッシュのビターズであった。ミントの葉は乳鉢ですり潰し、すべてを豪快に混ぜて供されたという。

モヒートは今や世界的に有名なカクテルの一つで、ラムカクテルの定番の一つといっても過言ではないでしょう。キューバを代表するお酒の一つハバナクラブを使用して、フレッシュなミントと一緒にシェイクすればキューバの暑さも吹き飛ぶような爽やかなカクテルの出来上がりです。

モヒートを楽しめるハバナ市内の名店「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」

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引用: https://flic.kr/p/5Cfeu7
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引用: https://flic.kr/p/kUL2pB
1940年代にヘミングウェイもこの店に通い、「わがダイキリはフロリディータ(英語版)にて、わがモヒートはボデギータ(英語版)にて」との言葉を残した。

ハバナ市内にある大人気のカクテルバーの一つ「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」にはかの有名なヘミングウェイが愛したモヒートがあるということで、世界各国の酒愛好家たちがこぞってやってくる名店です。モヒートは一杯約4CUC:400円ほどで手軽に楽しむことができます。お店の歴史は古く、なんと1942年創業なんだとか。そんな歴史あるバーで、文豪ヘミングウェイも愛したキューバを代表するカクテルモヒートを飲みながら過ごす夜は最高です。
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引用: https://flic.kr/p/8hrJot
1896年、キューバの「ダイキリ」という鉱山で技師として働いていたアメリカ人ジェニングス・コックスが、灼熱の地で清涼感を求めてキューバの特産物であるラムにライム・砂糖・氷を入れて作ったのが始まりとされている。

ダイキリはキューバが発祥地のカクテルで、その1番の特徴は爽やかなライムの清涼感です。キューバは常夏の国なので、民都やライムなど清涼感を耐えてくれるハーブや果物がカクテルに使用される例が多いです。先ほどのモヒートもそうですが、こちらのダイキリもヘミングウェイが愛したカクテルの一つとして知られています。

ダイキリを楽しめるハバナ市内の名店「フロリディータ」

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引用: https://flic.kr/p/reqU9w
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引用: https://flic.kr/p/7KWpFz
ダイキリといえば誰もが口を揃えて「フロリディータ」を挙げるほどは話内で有名なのがこのお店です。ピンクの外壁が特徴的なフロリディーテの歴史は古く、なんと創業は1817年というから驚きです。このお店で必ずオーダーしなくてはいけないのがダイキリ。フロリディータのカクテルのなかでも人気No .1カクテルです。ヘミングウェイもこよなく愛したというフロディータのダイキリ、ぜひお試しください。
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引用: https://unsplash.com/photos/TnDaYFLMoSY
キューバがなぜ今一番行くべき国の一つなのか、それはアメリカとの国交を再開したがゆえに今まで見られたキューバの古き良き姿が変わってしまうことが懸念されているからです。クラシックカーや少し寂れていながらも味のある建物なども見られなくなるかもしれません。美味しいお酒を飲んで絶品のキューバ料理に舌鼓を打つ、そんな以降な旅がキューバにはあります。みなさん急いでキューバ旅行の計画を!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/RqMIFcDLeos