グアムのおすすめビール:定番を侮ってはいけません!
常夏の島、リゾート地、とくれば冷たいビールは切っても切れない関係です。特にリゾートアイランドとしてグアムを訪れる人は、プール脇で、水代わりに朝からビールという人もいるでしょう。そのためグアムには非常に多くのビールがあり、しかも種類もバラエティに富んでいて、おまけにお土産に最適なビールまであるのはたいへん喜ばしいことです。
ミクロネシア北西部のマリアナ諸島最大の島グアム。海洋性熱帯気候が当てはまります。忘れがちですが、統治は、アメリカ合衆国の準州という立場です。リゾート地タモン湾周辺は、米軍の巨大基地があることを忘れる程その雰囲気は希薄です。また「食」でいえば、その統治の歴史から、スペイン料理、日本料理、アメリカンというノリの良いフージョン料理という性格も持っています。
先ずは定番ビールを
「ビールは水だ」なんてアメリカンジョークが聞こえてきそうなほど、住民も深くビールを好むグアム。そもそもアメリカはビール大国で、グアムにも本国アメリカで見かける定番ビールが定着しています。種類も多く、たいへん美味しい。ブランドでいえば、Budweiser(バドワイザー)」「Miller(ミラー)」などの「Light」あたりが筆頭です。円安とはいえ、値段も手頃です。
もちろん日本のビールも普通に飲めますし、韓国からの観光客が多いので、韓国産のビールもよく目にします。スタンダードは重要です。グアムにはスタンダードが揃っているのです。ここでは日本のビールは輸入品、値段はそれなりということに。それでも、日本人観光客の多く泊まるホテルなどの売店には必ずといってもいいほど、日本のビールは置いてありますので、海外の味に疲れたときに飲むのもいいかと思います。
グアムのおすすめビール5選:①超おすすめ「ミナゴフ」
グアムにはレストランで独自に醸造したクラフトビールがあり、お気に入りのビールを見つける楽しみがあります。この「ミナゴフ」はグアムの気候、水と格闘し続け作りだした、純正グアム産のクラフトビールの代表格です。しかもそれを、日本人醸造家が生み出したと聞けば嬉しくなりますね。
最近のクラフトビールの流行がグアムにも押し寄せて、ピルスナー 、ペールエール、インディア・ペールエール(IPA)、フルーツビール、スタウトなどの種類が目白押しです。手間隙かかっています、値段は安くはありませんが、最小単位でいくつかの種類を注文し、飲み比べも楽しいこと請け合いです。
「ミナゴフ」のなかでも「Ishii Minagof Green Tea IPA 」「Ishii Minagof White IPA」は一番人気。どの店にもあるというわけではなく、ミナゴフのトレードマーク、ヤモリのマークが目印ですね。ちょっと神経を使いますが、ボトルもあるので、一級のお土産になりますよ。
ちなみに「ミナゴフ」の醸造所では工場見学も可能だそう、しかも無料!土曜日の午後限定だそうなので、狙ってタムニンの醸造所に行くのもいい旅になりそうだです。地ビール製造に興味のある方、原料や製造工程が見てみたい方は是非参加してみてはいかがでしょうか?醸造所ではオリジナルのボトルにクラフトビールを注いでもらい、持ち帰るのが通の技だそうです。
グアムのおすすめビール5選:② Deep Brewing Company
もう一軒「ミナゴフ」に負けないビールを紹介します。「Deep Brewing Company」が作るクラフトビールです。レストラン「マーメイド・タバーン&グリル」の作るビールで、スタウトやペールエールが人気です。哀しいかな、お土産には出来ませんが、お土産話にはなりますね。
「Great Deep Oatmeal Stout」や「The Great Deep Passion Fruit Wheat Ale」は特に人気で、店の料理とのマッチングも素晴らしい。ただ筆者も「Honey Rye Brow」というビールを注文して売り切れだったことがあります。人気なんです。日本語は通じませんが、ビアメニューにいくつもの種類が載っていて、ブロークン英語で十分いけます。グアムのディープな味を求める方はこのお店に立ち寄るのがおすすめです。
グアムのおすすめビール5選:③お土産に!ニューフェース「GUAM1」
重要なので書いておきますね。グアムではアルコールが飲める年齢は21歳からです。販売時間もAM8:00から深夜の2:00までです。多く飲む人は買っておくことです。さて、大人のお土産にピッタリのビール「GUAM1」があります。こちらはアメリカ本土産で、2013年からの新興のビールですが、パッケージが「お土産にしてください」と描いてあるようないかにもグアムらしいビールです。缶製品は便よりも取り扱いに不便がないのでおすすめです。
個性の強いクラフトビールとはまた違う気分で飲めるので、まさに水代わりに最適かもしれません。南国を感じるマンゴー味やアップル味もあります!日本へのアルコールの持ち込みは2280mlで、1缶330mとして6缶までは免税対象になり、負担をかけない値段で「預け荷物」として持ち帰れます。
空港やお土産屋さんに行くと、Tシャツにも「GUAM1」が登場しています。沖縄のオリオンビールのような品ぞろえの雑貨関係もお土産に最適です。お酒が苦手な方へのお土産には「GUAM1」のタオルなんかもお洒落でおすすめです。
グアムのおすすめビール5選:④クラフトビールを醸造所で味わう!「Tap House」
タモン地区のホテルが立ち並ぶ一角にあるのが「Tap House」。まだ新しいお店はグアムでも珍しいクラフトビールをその場で楽しめるビアレストラン。まだまだ発展中のクラフトビールですが、ローカルが立ち寄るビアレストランとしても定着しつつあるそうです。クラフトビールは現在6種類あるそうで、自分のお気に入りを見つけるのもいいかもしれない。
オススメは5種類のクラフトビールが味わえる、「フライツ (Flights$15)」。ビール好きなら一人で飲んでもよし、大人数でテイスティングするもよし!Tap Houseでは、ファミリーでも楽しめるよう、ビールのみならずグルメも充実しています。現在はボトリング等を行っていないので、グアムでしか飲むことのできない貴重なビールです!
グアムのおすすめビール5選:⑤現地で定番オレンジ風味の「Shock Top」
とにかく味の種類が豊富なグアムのビール売り場。一際目立つオレンジの顔とサングラス、そしてモヒカンヘアのパッケージが「Shock Top」です。オレンジのパッケージからもわかる様、オレンジ・シトラス風味です。スパイスの風味を若干感じるため、好き嫌いがあるかと思いますが、是非挑戦してみてください。
アメリカ領ということで、アメリカのお酒が大変多いグアム。ShockTopもアメリカ・カリフォルニアのビールです。シトラス風味のほかにも、シードルタイプもあるようです。日本では取り扱いがないビールですので、是非お土産に配ってみてはいかがでしょう。
まとめ
グアムの超人気ビールとビール事情を紹介しました。定番から地ビールと、熱帯のリゾート地に欠かせないビール、グアム島で過ごす豊かな気分をもり立てるお役にたてば幸いです。