【ソウルイーター】とは？
漫画家の大久保篤が描いた、漫画「ソウルイーター」は、テレビアニメ化もされた人気作品です。2004年から2013年まで「月刊少年ガンガン」で連載され、単行本は全25巻が刊行されました。
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また、2011年から2014年の同誌にて、ソウルイーターの外伝となる「ソウルイーターノット!」が連載され、こちらもテレビアニメ化されていますよ。
ストーリーあらすじ
「死神様」が統治するデス・シティー。そこにある通称「死武専」と呼ばれる死神武器職人専門学校では、武器に変身できる人間と、そのパートナーである職人の育成を目的としています。
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主人公のマカも、死武専で職人を目指す一人。パートナーの武器・ソウル＝イーターを「デスサイズ」にするため、日夜悪人の魂を狩る日々を過ごしていました。
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やがて二人は、死武専の地下に眠るとある秘密に巻き込まれ、強大な敵との戦いを余儀なくされていくのでした。
個性的な死武専の仲間たちや、敵との出会いを得てマカはソウルをデスサイズにすることができるのか？
ダークファンタジー漫画として現在もファンが多い人気作に注目ですよ！
【ソウルイーター】クロナを紹介！
敵として登場した職人・クロナを簡単に紹介するなら、「極端なくらいの引っ込み思案で弱気なネガティブタイプ。常にオドオドしているいじめられっ子。しかし戦闘時には思いがけない力を発揮する。」といったところでしょうか。
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今まで他者と積極的に関わったことがないため対人関係面では必要以上に恐怖感を持っているようで、「××との接し方なんてわからないよ～」と泣き言をいうのが口癖なほど。
また、パートナーである武器・ラグナロクにはいつもいじめられているクロナですが、我慢の限界を超えるとキレ気味の口調になるのが特徴です。
最初に一瞬ちょう懐かしいキャラが出て来る。わかる人いるかな？ https://t.co/pf4zileA5r
— 大久保篤 (@Atsushi_Ohkubo) October 6, 2017
クロナがそんな性格になってしまったのには実母であるメデューサが大きな原因。母の愛情を欲しながらも得ることができず、さらに虐待ともいえる洗脳によって精神が不安定になってしまった結果なのです。
見るからに弱々しくて暗いクロナですがパートナーのラグナロクとの戦闘は、目を見張るものがあります。
見た目と強さ、そして下で詳しく書きますが中性的に魅力が相まって、ソウルイーターファンの間でも人気のキャラとなっていますよ。
【ソウルイーター】クロナのパートナー！ラグナロクを紹介！
クロナのパートナーである武器・ラグナロク。
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通常の武器は戦闘時にのみ武器の形になり、それ以外は人として独立しているものですが、ラグナロクに関しては常にクロナの体内に存在しています。
正確には、クロナの体内の「黒血」がラグナロクになるのですが、これはメデューサがクロナの全身の血とラグナロクを溶かした黒血とを入れ替えたため。
武器時のラグナロクは大ぶりの両刃の黒剣。人型の時は黒いボディに肩や背中に突起物、目が×になった異様な姿をしてクロナの背中から出てきます。
また、ドラゴンのような姿に変身することもでき、空を飛ぶこともできるようです。
性格は意地悪で天邪鬼ですが、戦闘時にはクロナと息の合ったところも見せていますよ。
【ソウルイーター】クロナの性別は？女の子説！
「ソウルイーター」ファンの間でしばしば議論が交わされているのが「クロナの性別」についてです。見た目は女の子のように見えますが、中には「絶対、男の子！」という意見もかなりの数に上ります。
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そこでクロナの性別についての手がかりをまとめ見ました。ここでは「女の子説」意見を紹介します。
幼い頃のシーンでワンピースを着ていた。
マカに平気で抱きついているから女の子。男なら女の子に自然に抱き着いたりできないはず。
ラグナロクに服をめくられて恥ずかしそうにしていたから女子。
笑顔を褒められてうれしそうにしていたから女の子。
確かにどの意見も女の子の持つ要素に思えますね。
では、男の子説はどうでしょうか。
【ソウルイーター】クロナの性別は？男の子説！
こちらは「クロナは男の子説」の意見をまとめました。
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母親が魔女だから、クロナも女の子なら魔女になるはず。魔女じゃないから男の子。
「女の子と話すが苦手」と言っていたから男。
一人称が「僕」だから。
顔が凛々しいときがある。
こちらもそれなりに納得できる意見もありますが、女の子説と同じように決定的な証拠になる意見はないようですね。
【ソウルイーター】クロナの性別は？結局どっち？
上に書いたようにクロナの性別につては、多くのファンが論争を繰り広げてきましたが、性別がハッキリと分かる決定的な意見は見つけられませんでした。
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そんな中、公式ガイドブックに「性別は決めていなかった」との掲載がされました！
性別が定まっていないのであれば男女どちらでもOKということになりますから、クロナの性別は各々で好きなように設定することも可能ですよね。
結局、クロナの性別が分からずモヤモヤしたファンがいる一方で、「男じゃなくって（女じゃなくて）良かった！」とホッとしたファンも多かったのではないでしょうか？
男でもなく女でもない＝男と女度虎ともいえる。そんな男女の良い所取りのが、クロナの魅力とも言えますね。
【ソウルイーター】クロナとマカの関係は？
ストーリー序盤でマカ達の敵役として登場したクロナ。
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その後、マカに魂の内面を覗かれたことで投降し、クロナの身柄は死武専によって保護観察されることに。
この時マカは、クロナの魂の内部に侵入するために自らに狂気を宿すと言う、一歩間違えばマカ自身も狂気に支配されると言う無謀とも思える手段を取っています。
命がけでクロナを理解しようとしたマカは、クロナの孤独を知った上で「お友達になってください」と手を差し伸べるのでした。
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これをきっかけに、クロナにとってマカは「生まれて初めてできた本当の友達」となったのです。
ところが、実母のメデューサの呪縛から逃れないないクロナは、メデューサの接触がきっかけで再びマカたちの前から姿を消してしまうのでした。
阿修羅の内部に取り込まれてしまったクロナは、自身の最後を悟りますがそこで浮かんだのが「マカに会いたい」と思い。クロナにとって、どれだけマカが大事な存在だったのかが分かる名シーンとなりました。
この最後のクロナの願いは、結果として叶います。しかし、それは悲しい最後の別れにもなるのでした。
【ソウルイーター】クロナの最後は？
実母のメデューサを殺害し「黒血」を完成させたクロナは蘇った阿修羅すらも自身に取り込もうしますが、逆に阿修羅に取り込まれてしまいます。
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全てを失い阿修羅の中で消えていく運命のクロナですが、そこへマカとソウルがクロナを救うため阿修羅の内部へとやってきます。
しかし、一緒に行こうと手を差し伸べるマカにクロナは「自分にしかできないことをする」と言い、自身の黒血で月ごと阿修羅を封印する道を選ぶのでした。
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クロナもまた阿修羅とともに封印されましたが、最後に再び結んだマカとの友情から封印の恐怖はなく、またいつかマカに会えるという希望を胸に「また会おうねマカ」と呟くクロナの表情は穏やかに見えましたよ。
【ソウルイーター】クロナの声を演じた声優は？
中性的な魅力を持つクロナ。そんなクロナの声を担当した声優は誰なのでしょうか？
クロナの声を演じたのは、声優の坂本真綾さんです。
坂本真綾が雨の中で歌い、ベッドで佇む「逆光」MV（動画あり） https://t.co/LWFBbinkht pic.twitter.com/duX6LSKrgZ
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) June 29, 2018
名前：坂本 真綾（さかもと まあや）
生年月日：1980年3月31日（38歳）
出身地：東京都板橋区
血液型：A型
出身校：東洋大学社会学部
配偶者：あり（声優の鈴村健一氏）
趣味・特技：読書、旅
8歳から子役としてCMや洋画の子役吹き替えなどの仕事をしていたという坂本さん。
坂本さんがアニメ声優としてのデビューしたのは16歳の時、「天空のエスカフローネ」のヒロイン・神崎ひとみ役。初連続テレビアニメで主役に加え、主題歌「約束はいらない」も担当しCDデビューという大役に抜擢されました。
その後は歌手として声優としての活動だけにとどまらず、ラジオパーソナリティや本格的な女優として舞台ミュージカル「レ・ミゼラブル」やテレビドラマ「末っ子長男姉三人」に出演していますよ。
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坂本さんのアニメ声優としての代表作は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のルナマリア・ホーク役、「桜蘭高校ホスト部」の藤岡ハルヒ役、「黒執事」のシエル・ファントムハイヴ役、「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」の草薙素子役、「七つの大罪」のマーリン役などがあります。
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テレビアニメの他にも坂本さんは、劇場版アニメやゲームキャラクター、洋画の吹き替えなど声優として多数の作品に出演していますよ。
また、2010年には初の日本武道館ライブを開催して1万3千人の観客を動員、ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ～足ながおじさんより～」で演じたジルーシャ役で第38回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、多岐に渡った活躍を続けています。
なお、坂本さんは既婚者で、2011年8月に声優の鈴村健一さんとの結婚を報告。ちなみに、夫である鈴村さんもこの「ソウルイーター」に出演していますよ。
【12月号本日発売！／特集・声優最新事情】
— 日経エンタテインメント！ (@nikkei_ent) November 2, 2018
「芸能界に声優というジャンルが確立し、今より活動が広がる未来に向けて『こんなこともできる』と伝えたい」と #鈴村健一 さん。トップ声優として活躍しつつ、音楽活動や舞台のプロデュース、声優事務所の代表まで務める、その熱い思いをお届けします。 pic.twitter.com/tmyDeFJwPf
長いキャリアを持つ坂本真綾さんの演じるクロナ。ぜひチェックしてくださいね。
【ソウルイーター】クロナのまとめ
「ソウルイーター」に敵として登場した職人のクロナ。パートナーの武器は、自身の体内に流れる「黒血」のラグナロク。
中性的な魅力を持つクロナですが、その性別は設定されていないことが判明しています。男女どちらでも、好きな方に考えられるので喜んでいるファンも多いようですよ。
また、極度の人見知りでオドオド体質のクロナの声を担当したのは、歌手としても人気の声優・坂本真綾さんでした。
マカとの友情を得たことで、少しだけ生きるのが楽しくなったクロナでしたが、結局、実母メデューサの呪縛から抜け出すことはできませんでした。
しかし、マカとの再会を願いながら封印に付くという形で迎えた最後はクロナにとって、そう悪いのもではなかったかもしれませんね。
そんなクロナの魅力を「ソウルイーター」で確かめてみてはいかがでしょうか？
