結婚式で友人からスピーチを任されたらどうする?
仲の良い友人の結婚式でのスピーチを依頼されることも
引用: https://i.pinimg.com/564x/ec/19/81/ec1981d14526e433603e8fbf0e9f6201.jpg
年齢を重ねるつれ、参加することが増えていく「結婚式」。20代中盤あたりから、中学や高校時代に仲の良かった友人の結婚式に呼ばれることが増えていくことでしょう。さらに、かなり仲の良い友人の結婚式の場合には、「友人代表のスピーチ」を依頼される可能性が高いでしょう。実際の結婚式でも、新郎もしくは新婦とかなり長い付き合いの、気心知れた友人がスピーチをするということが多いようです。「何を話していいか分からない」「人前で話すのが本当は不安なんだけど…」という方でも、ビシっと締められるようにスピーチのポイントをぜひ押さえましょう。
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結婚式の友人代表スピーチで押さえておきたいポイント
「飽きられない」ために長すぎないスピーチが大切
仲の良い友人である新郎もしくは新婦との思い出話もいろいろ話したい気持ちもありますが、あまりにも長すぎる場合に、他の参加している方にとっては「身内ネタ」ばかりのスピーチは「冗長」に感じてしまうので注意が必要です。スピーチの長さとしては、おおよそ3分ほどがベストでしょう。原稿用紙1枚(400字)がおおよそ読み上げるのに3分ほどと言われているので、話す量は原稿用紙1枚分ほどでまとめておくのがよいでしょう。
場を盛り上げつつ、ビシっと締めるのが最高のスピーチ
結婚式だけではなく、基本的に「スピーチ」はその場を盛り上げることができるものであるのが望ましいです。しかし、ウケ狙いを意識しすぎるスピーチの場合には、場をしらけさせる可能性もあるので危険です。笑わせるところがたとえなくてもしっかりまとまっていれば十分であり、あとはいかに最後をしっかり締められるかどうかが大切です。様々な書籍やサイトを見て、例文などから使えそうなものをぜひ盗んでみましょう。もし可能であればクスリと笑うポイントが1か所でもあるといいですね。
ビシっと締める結婚式のスピーチの定型を知ろう!
定番の型で締めれば問題なし!綺麗に締める「型」をおさえる!
綺麗とされている基本的なスピーチの流れはこのような形です。(1)お祝いの言葉(例:○○さん、○○さん、ご結婚おめでとうございます。) ⇒ (2)自己紹介(例:只今ご紹介あずかりました新郎の友人の○○と申します。私は新郎と小さいころからの友人でして・・・)(3)新郎もしくは新婦とのエピソード(例:いつもクラスを引っ張っていて、クラスメートからの一目置かれている○○さんは・・・・)(4)新郎もしくは新婦へのメッセージ(例:これから、〇〇さんと素敵な家庭を築いていってくださいね。 おふたりの幸せを友人みんな、心から祈っております。)(5)締めの言葉(例:本日は誠におめでとうございます。ご清聴ありがとうございました。)
結婚式などの祝いの場で避けるべき忌み言葉
縁起の悪い言葉は結婚式では避ける
結婚式というおめでたい場では避けたい「忌み言葉」という言葉があります。代表的なもので言うと、別れを連想させる言葉です。そのほか、結婚式のおめでたい場では避けるべき言葉がいろいろあるので、自分のスピーチを一度紙に書いてみた後に、それらの「忌み言葉」を使っていないかチェックしてみましょう。
「別れ」を連想させる忌み言葉の代表例
「消える」・「倒れる」・「別れる」・「つぶれる」・「割れる」・「飽きる」・「冷える」・「再び」・「戻る」「失う」・「泣く」・「途絶える」・「切る」・「欠ける」・「壊れる」・「去る」・「終わる」・「閉じる」・「逃げる」・「破れる」などの言葉が忌み言葉の代表的な言葉です。避けるよう心がけましょう。
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ビシっと締める友人代表スピーチのポイント
最初は定型から外す必要はなし
【例文1】ただ今ご紹介預lかりました、○○くんと会社の同僚である○○と申します。○○くん、そして新婦の◎◎さん、ご結婚おめでとうございます。ならびに、ご両家のご親族のみなさまこの度は誠におめでとうございます。
【例文2】○○さん、そして新婦の◎◎さん、ご結婚おめでとうございます。また、ご両家ご親族のみなさま、本日は誠におめでとうございます。ただ今ご紹介いただきました新郎の○○さんと小さい頃からの友人の○○と申します。
具体的なエピソードはそれぞれだが、避ける話題はしっかり把握する
友人である新郎もしくは新婦とのエピソードを話すときのポイントとして、「友人との単なる思い出話、事実の羅列」ではなく、「友人の魅力的な人柄」が伝わるエピソードを選ぶというのもあります。一方、避ける必要のあるエピソードとして、過去の話(暴露のような話)があります。話すエピソード次第では、相手ならびに相手の親族が不快な思いをした場合に、めでたい場で両家の関係を壊しかねませんので、内容には細心の注意を払いましょう。また、友人が主役の場である結婚式にもかかわらず、スピーチする自分が目立つような話題や話し方は避けましょう。
できれば友人だけでなく、お相手の方を含めたお話を
【例文1】半年前、結婚するという話を聞いて、どのような人と結婚するのかとても気になっていました。先日、○○くんとご飯に行ったときに、△△さんと初めてお会いしました。とても素敵な方で、お二人が話をしている姿を見ていると、ほんとうにお似合いの素敵なカップルだなと思いました。結婚してもきっと仲睦まじい素敵な夫婦になるだろうな、とその時に思いました。
【例文2】みんなから優しいと評判の○○くんが「とても優しい人」とお話しする◎◎さんは、とても優しくて素敵な方なんだろうなと思います。とても優しいお二人なら、きっと笑顔の絶えない、暖かい家庭を築いていくことでしょう。お二人とも旅行もお好きだということで、これからお二人でいろいろなところに旅行に行きながら、二人で素敵な思い出を作っていってくださいね。
締めも定型からはなるべく外さずに
【例文1】お二人の幸せを心から祈っています。以上をもちましてお祝いの言葉とかえさせて頂きます。みなさまご静聴ありがとうございました。
【例文2】二人ならきっと、笑顔の絶えない素敵な家庭を築いていけると思います。もし何かつらいことがあったその時は、いつでも力になりたいと思っている友達が○○くんの周りにいることを忘れないでください。以上をもちまして、お祝いの言葉とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
緊張しやすい方には「手紙形式」スピーチがおすすめ!
BGMに乗せてスピーチすると感動的に
緊張しやすい方にとっては、頭が真っ白になって何を話すのか忘れてしまうのが怖いところ。結婚式では手紙を見ながら話してはダメという決まりもないので、ぜひ「手紙」を準備して「手紙形式」でスピーチを行ってはいかがでしょうか。この手紙形式でのスピーチでは、緊張して早口にならないように、棒読みにならないようにといった点だけ注意すれば、しっかり伝わるスピーチとなることでしょう。また、おすすめなのが手紙を読む際にBGMを流すという演出です。一度手紙を事前に読んでみて秒数を把握し、結婚式の場に合いそうな曲を、その秒数に見合うように上手く編集して流してみてはいかがでしょうか。曲次第では楽しく、そして感動するスピーチになるかもしれません。
結婚式余興の定番?歌のプレゼント
友人の好きな曲でも、結婚式定番の曲でもOK!場に合っていればきちっと締められる
また、結婚式でよく見るのが「歌」のプレゼントです。厳しい話、その人の歌唱力による部分が大きいですが、うまくいけばスピーチ以上の盛り上がりとなることでしょう。注意したいのが「盛り上がること優先」の選曲ではなく、「結婚式の場に合う」選曲が優先ですので注意が必要です。
結婚式におすすめ曲はこちら!
おすすめ①気志團「結婚闘魂行進曲マブダチ」
友人への思いを歌う歌の選曲はベストです。気志團の「結婚闘魂行進曲マブダチ」は、多くの支持を集める「鉄板曲」の一つと言えるでしょう。
おすすめ②ケツメイシ「友よ~この先もずっと・・・」
ケツメイシの「友よ~この先もずっと・・・」も、友情を語る曲ですのでおすすめです。
おすすめ③GReeeeN「キセキ」
感動的な歌詞とメロディーは結婚式でもおすすめの1曲です。
結婚する友人へのムービーのサプライズもおすすめ!
スピーチからのムービーはきれいに締められる
スピーチに加え、ムービーなどを作って結婚式で流すというのは喜んでもらえる可能性が非常に高いです。スピーチだけでは伝わらない新郎や新婦の魅力を伝えられるかもしれません。新郎新婦が作るケースも多いですが、サプライズで準備しておくのもよいでしょう。事前に式場へ確認も忘れずに行いましょう。
【最後に】言葉遣いは適切に!
引用: https://i.pinimg.com/564x/3d/4a/6f/3d4a6f90879b153052d901c1fb04cf61.jpg
友人「代表」だからこそビシっと締めて友人の顔を絶たせる
友人へのメッセージとはいえ、新郎新婦のご両家のみなさんや親族のみなさんが参加する場であるので、あまりに立ち振る舞い、言葉遣いがおかしいと友人のメンツも潰しかねません。だからこそ言葉遣いにはしっかり気を付けたいところです。事前の準備さえしっかり行っていれば、ビシっと締めることのできるスピーチができると思いますのでまずはしっかり準備してきましょう。書籍などの例文なども参考にしつつ、素敵なスピーチをしてくださいね!