レクサスESが2018年、日本にやってくる!
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トヨタ自動車の高級車ブランド・レクサスの展開車種の中でも、「ES」は中大型セダンに分類されるクルマです。これまでは、北米をはじめとする海外専用モデルでしたが、2018年秋に、日本国内でも販売されることが決まりました。
レクサスES・30年の歴史
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そもそも、アメリカでブランド展開をスタートさせた1989年、LS400とES250の2モデルから始まったレクサス。LS400はセルシオがベースに、そして今回取り上げるESの“初代”ES250は、カムリ「プロミネント」をベースにしたモデルでした。
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そして、“2代目”から“4代目”のレクサスESは、カムリとも同じプラットフォームで生産されていたウィンダムがベースになっており、“5代目”と現行車種である“6代目”は、海外専用のモデルとして開発されました。
そして、北京モーターショーで発表された“7代目”へ進化したレクサスESは、日本国内での発売も決まり、国内での注目も高まっています。
レクサスES・2018年日本上陸! ① レクサスGSの代わりに販売?
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レクサスESが、このタイミングで日本での販売を開始するのは、なぜなのでしょうか。そこには、いくつかの理由が潜んでいるのではないか、と言われています。
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まずひとつは、大型セダンのレクサスGSの販売不振があるのではないか、という理由です。レクサスGSは、1993年から販売されていますが、人気がいまひとつなんだとか。そこで、不人気のGSに代わって、ESを国内市場に投入へ、という流れになっていると言われています。
レクサスES・2018年日本上陸! ② レクサスHSの生産終了も影響?
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レクサスGSの不振とともに考えられるもう一つの理由が、レクサスHSの生産終了です。ハイブリッド専用車として2009年から販売されていたレクサスHSですが、2018年に生産を終了しました。そこで、ラインナップを維持する意味でも、ESに白羽の矢が立ったのではないか、と推測されています。
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GSの不人気にしろ、HSの生産終了にしろ、世界で人気のESを日本で手に入れやすくなる環境は、うれしいですよね。
レクサスES・2018年日本上陸! ③ こんな外観!
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では、日本にもやってくるレクサスESの外観から、さっそく見ていきましょう。公表されているサイズは、全長4,975mm×全幅1,865mm×全高1,445mm、ホイールベースのサイズは2,870mmです。
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プラットフォームには、カムリにも使われている「GA-Kプラットフォーム」を採用していますが、カムリよりも全長サイズで95mm、ホイールベースサイズで45mm大きくなっていて、カムリよりも乗り心地がゆったりしていて、走り心地も向上しています。カムリユーザーにも、ぜひ検討してほしいクルマですね。
レクサスGSの外観はこんな感じ!
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レクサスGSのサイズは、全長4,880mm×全幅1,840mm×全高1,445mmと、ESに比べれば少し小ぶり。レクサスのセダン車の主流は、これからはESになるのかもしれませんね。
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レクサスES・2018年日本上陸! ④ 内装はこんな感じ!
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さすがというべき、高級感あふれる内装がレクサスの魅力ですよね。ESでも、その高級感はもちろん継承されています。
LEXUS独自の人間を中心とした空間コンセプトに基づき、程よい包まれ感でドライビングの高揚感を高めるコクピットと、乗客がくつろげるゆとりある空間を融合させたインテリアとしました。
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まさに、納得の内装デザインですよね。そして、リアシートには電動リクライニング機能もあり、足元の広い空間での開放感と、安心して包み込まれるような気持ちよさがあります。
エレガント感いっぱいの内装で、これならレクサスオーナーの威厳を存分に発揮できますね。
レクサスGSの内装はこんな感じ!
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こちらがレクサスGSの内装。あなたはどちらがお好みですか。
レクサスES・2018年日本上陸! ⑤ Fスポーツも初導入!
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レーシングカーの“息吹”が吹き込まれた、レクサスの最高峰テクノロジーが詰まった「Fスポーツ」。今回のレクサスESでは、初めてこの「Fスポーツ」モデルが投入されます。
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スポーティな走りを追求する「Fスポーツ」と、高級セダンが組み合わさることで、どのような相乗効果が生み出されるのか、非常に気になりますよね。
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公開されている内装の画像も、スポーツカー並みのゴージャス感があり、期待に胸が膨らみますよね。
レクサスES・2018年日本上陸! ⑥ 日本ではハイブリッドのみ!?
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今回の北京モーターショーで披露されたレクサスESは、V型6気筒3.5リッターエンジン、直列4気筒2.0リッターエンジンなどが公開されましたが、日本国内に投入されるのは、直列4気筒2.5リッターのハイブリッドエンジンのみです。つまり、日本向けに販売されるESは、ハイブリッド車のみということです。
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エコカーブームによるものか、燃費を重視する国内向けへのメッセージか、いろいろな推測はありますが、さきほど紹介したハイブリッド専用車・レクサスHSの生産終了による後継機種の意味合いが強いと言われている大きな原因は、ここにあるのかもしれません。
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レクサスES・2018年日本上陸! ⑦ 気になる値段は?
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日本への市場投入が決まったレクサスESですが、値段についてはまだ公表されていません。しかしながら、生産終了したハイブリッド車のレクサスHSの値段が440万円、ISのハイブリッドモデルの値段が515万円ということを考えると、想定される値段は400万円台後半になるのではないでしょうか。
ちなみに販売不振と言われたレクサスGSの値段は、ガソリン車ながら600万円台。維持費も考えると、ESへのシフトは一層深まるかもしれませんね。
レクサスESの2018年日本上陸に注目!
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まずはハイブリッド車のみですが、日本市場に登場することになったレクサスES。2018年の秋に向けて、これから様々な情報が出てきますが、それまでは漏れ伝わる情報から妄想してみるのもいいですよね。そして、販売開始された暁には、ぜひ試乗して、その走りを、サイズ感を体感してみてください。