【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン ～はじめに～
シエンタはコンパクトミニバンに分類されています。ミニの上にさらにコンパクトまでついてくるほど小型感を売りにした車です。当然小回りが利いて運転しやすい点が魅力です。
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小型を強調するコンパクトにもかかわらず、しかし「ミニバン」なのです。大人数乗れます、荷物が沢山積めます、という特徴も併せ持っています。
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普段の買いものもそうですが、キャンプ場などのレジャー施設も多数整備されてきていますから、荷物が沢山積める車は必需品です。しかし、大きい車は日本の狭い道には合いません。つねに横や角をぶつけないか擦らないかとヒヤヒヤして運転するのは疲れます。
初代（旧型）シエンタはコンパクトミニバンという分野を開拓した車といえます。それから１０年以上の歳月をかけて２代目（新型）にモデルチェンジすることで一層、コンパクトミニバンらしさが際立ち、セールスはうなぎ上りの人気車となったのです。
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃１ 旧型から新型へ
さて、旧型シエンタ（初代シエンタ）は2003年9月から販売を開始しました。旧型では、今の新型に比べて10cm以上も全長が短く、まさにコンパクトミニを追求していたのです。しかしながら、後部の両側スライドドア、３列シートを採用するなど今日ではファミリーカーとして当たり前の装備を採用していました。
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残念ながら、旧型シエンタは月平均1200台程度しか売れませんでした。その後フロントラインのデザインを変更するなどのマイナーチェンジを経て、2015年秋に新型シエンタ（２代目シエンタ）が誕生します。この新型のモデルチェンジがビックリするほど大当たりだったのです。
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新型シエンタは、コンパクトなのに６～７人の多人数が乗車できる充実の室内空間、３列シートに加えて両側スライドドアにより多人数でも乗り降りしやすい構造となっています。旧型よりもやや長い全長ではありますが、十分コンパクトで小回りが利きます。また外形のデザインも一新、新型シエンタはよりスタイリッシュな見た目となっています。
思うに、旧型はコンパクトファミリーカーということで女性ウケするような可愛い見た目にしたのかもしれませんが、日本では運転手はお父さんであることも多いですから、新型のデザインを男っぽくしたのも成功の理由かもしれませんね。
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃２ ハイブリッドとガソリンの違い
ハイブリッド車は、ガソリンエンジンとモーターという２種類の駆動系を組み合わせて走る自動車です。
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モーターは電気で動きますので、その間はガソリンを消費しないで済みます。ただし、ガソリン車にはないモーターという装置を積んでいるので重量が重くなりますから、その分動きが悪くなりガソリンを余計に消費するとも言われています。
総じてハイブリッド車の方が燃費の値は良くなっていますから、重くて損する部分よりもモーターでガソリンを節約できる方のメリットが大きいようです。
初動時になどのアシストとしてモーターが使われます。実際、街中を走る場合ちょくちょく止まることが多いですからハイブリッド車のメリットを生かすことができるでしょう。見方を変えると、高速道路などを長距離走る場合には、ガソリン車でも燃費の面では遜色なく走れるとも言えます。
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【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃３ 口コミでは…
実際に乗っている方はどう感じているのでしょうか。口コミをいくつか拾ってみました。
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シエンタ ハイブリッド 女性 ハイブリッドタイプのミニバンが欲しくてシエンタに決めました。燃費は16〜18km/L。走る道によって燃費は悪くもなりますが、全体的に良いと思います。高速では20km/L前後でした。
シエンタ ハイブリッド 男性 車体が重そうだったので、ハイブリッドでも期待していませんでしたが、20km/Lを切ることがほとんどありません。高かったけどハイブリッドにして良かったです。
ハイブリッドについての口コミは良いものが多いようです。
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シエンタG2wd 男性 燃費は13km/Lくらいです。もっと良いと予想していたので、もう少し良くても良いのでは？と思います。長距離だと16km/Lとこちらは悪くないです。
シエンタX 42wd 女性 運転が苦手で、小さいミニバンということもありシエンタを選びました。燃費は9〜10km/Lです。カタログでは20km/Lとあり、半分以下でがっかりです。
シエンタG 4wd 男性 通勤で使っています。高速で距離がある勤務地です。燃費は12〜13km/Lほどです。前の車は一桁だったので4wdなのに燃費が良くなって嬉しいです。
ガソリン車の口コミはやや辛口のものも見受けられました。シエンタの前に乗っていた車との比較をされているのでしょうか見方によってはイマイチに感じられるようです。ミニバンは車体が大きいので普通車に比べるとやや燃費は悪く感じられるかもしれません。
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃４ シエンタの燃費
トヨタのカタログレビューによる燃費は以下の通りです。
ガソリンタイプ2wd（6人乗り20,2km/L、7人乗り20,6km/L ） 4wd（6人乗り15,4km/L ）
ハイブリッドタイプ（6人乗り27,2km/L 7人乗り27,2km/L）
カタログレビューで見ても、ハイブリッドの方が燃費は良いとのことですね。ガソリン車は15～20km/Lまでかなり差があります。実際には街中で走ったりしますし、ドライバーもプロではないですからやや異なったものになると思われます。見方を変えると上手に走ればこのくらいの燃費になりますよということでしょうか。
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他のミニバンと比べてみるとどうなのでしょうか。
カタログレビューの値は、トヨタ・ヴォクシー（ハイブリッド） 23.8km/L ホンダ・フリード（ハイブリッド） 27.2km/L ホンダ・オデッセィ（ハイブリッド） 24.4km/Lとなっていました。 数字で見る限りはシエンタの燃費はなかなか良いようです。
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【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃５ ハイブリッド車レビュー
ハイブリッド車の実際の燃費はどのくらいでしょうか。
口コミやレビューのスペックなどから割り出した実際の燃費は、ハイブリッドで 平均18.5km/Lくらいと思われます。（口コミにもありましたが、乗る人や乗り方によって実際の燃費は変わってきます。見方によって下は15から上は20オーバーまで様々になってしまいます。）
しかし、ハイブリッド車は乗り方によって燃費を良くすることができます。
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燃費を良くするコツ① アクセルを優しく （急発進や急ブレーキの負担がなくなる分、燃費は良くなることが期待できます。）
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燃費を良くするコツ② ＥＶ走行を出来るだけ長くキープ （パネルにどのような走りになっているか表示されますので出来るだけＥＶ走行をキープして、エコ運転を心がけましょう）
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃６ ガソリン車レビュー
ガソリン車の実際の燃費は、街中を走って 2wd 13.5km/L 4wd 11.3km/L くらいとみられます。
口コミでもガソリン車の評価が低かったですね。ですが、ホンダ・オデッセィ（ガソリン）もカタログレビューで13km/L程度なので飛びぬけて悪いわけではないと思います。が、見方というかハイブリッドから見てしまうとどうも燃費が悪いのではないかという印象になるのは否めません。
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燃費という見方ではガソリン車よりもハイブリッド車の方に軍配が上がるようです。
ですが、旧型のシエンタのカタログレビュー上の燃費が17km/Lでしたので実際の燃費は10km/Lちょっとと言ったところでしょう。新型になってかなり改善されていることが分かります。またアイドリングストップ機能などもありますので、乗り方を工夫すればガソリン車でも十分お買得な車という見方もできるでしょう。
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃７ 年間でどのくらい違う？
ところで、燃費の違いがお財布に与える影響を考えてみましょう。
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年間に 10,000km走行することとして ガソリンがレギュラー＠150円と仮定します。ハイブリッド車の燃費を20km/L、ガソリン車の燃費を12km/Lとしましょう。
年間のガソリン代は ハイブリッド車で75,000円 ガソリン車で125,000円です。その差は５万円となります。
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シエンタのハイブリッド車の価額は約２２０万円くらい。これに対してガソリン車は１７０万円くらいなので、その差は５０万円です。上記の仮定通りなら、１０年乗り続けるとガソリン代の節約でハイブリッド車とガソリン車の差額５０万円を回収できることになります。（ハイブリッド車の中にはエコカー減税対象車もあります。）
さて、１０年間乗り続けてみますか？
【シエンタの燃費】［新型・旧型を比較！実際の口コミ・レビューも］ハイブリッドvsガソリン＃８ 遠出するのに向いている？
さきほど、ハイブリッド車の方が重量が大きいので走りが重くガソリンを消費しやすいと書きましたが、燃費の数値を見る限りはそれほど気にしなくても良いでしょう。
１年で10,000km走行するなら１０年で、ハイブリッドの差額が回収されるので、乗れば乗るほどお得感はあるかと思います。遠出をする、毎日長距離を走行するという方はハイブリッドが良いかもしれません。
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それほど乗らないという方は、燃費の問題だけでハイブリッドを選んでもあまりお得にならない可能性があります。また、リセールバリューを考えてもここ数年でガソリン車の方が格段に値下がりするとは考えにくいです。
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【シエンタの燃費】ハイブリッドvsガソリン ～まとめ～
燃費をテーマにいくつかの見方でシエンタのハイブリッドとガソリン車を比較してみましたがいかがでしたでしょうか。最終的には好みと予算の問題にもなるかと思います。普段の乗り方なども考慮して頂き、納得のいくご選択の一助になれば幸いです。
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