【暗殺教室】茅野カエデの基本情報
茅野カエデ
誕生日:1月9日
身長:146cm
体重:39kg
得意科目:国語
苦手科目:体育
【暗殺教室】茅野カエデのキャラクター紹介
3年E組の生徒の一人であり、殺せんせーの名付け親です。奇抜な緑色の髪をツーサイドアップにしています。
席が隣同士の主人公潮田渚とは仲が良いようです。146cmと背はかなり小さめで明るい性格、それに加え誰が見ても美少女と言える整った容姿の持ち主でクラスの男子からも人気があります(気になる女子ランキング4位)。しかし胸が小さいことが一番のコンプレックスであり、バストに関する意味合いの「永遠の0」というあまりにも不名誉なコードネームを与えられてしまいます。プリンが大好物であり、爆弾入り巨大プリンを殺せんせーに食べさせるという暗殺計画を立てたほどです。
【暗殺教室】茅野カエデの過去とは?※ネタバレ
誰も本性に疑いの目すら向けていなかった茅野の過去が明かされました。茅野カエデは「どんな役でも軽々こなす天才子役」として世間でも有名な子役だったのです。
当時は黒髪でほどよくウェーブがかかっており今同様とても可愛らしい顔立ち。「磨瀬榛名(ませはるな)」という芸名で活動していましたが、事務所の意向で休業しました。顔はあまり変化はないようですが髪型の印象がやはり大きいのでしょうか、その正体に気づく生徒は誰一人いませんでした。しかしその明かされた過去は彼女を語る上でほんの一部分‥。更なる驚きの過去、正体に読者は騒然としました。
【暗殺教室】茅野カエデの驚きの正体とは?※ネタバレ
磨瀬榛名として芸能活動を行なっていた茅野カエデですが、「茅野カエデ」という名前もまた偽名だったのです。なぜ偽名を使って学校生活を送っていたのか?その目的は?それは本名を聞けば勘のいい方は予想がつくのではないでしょうか。
彼女の本名は、「雪村あかり」
そう、暗殺教室には雪村という名前の登場人物がもう一人いましたよね?そうです、殺せんせーがまだ死神と呼ばれ人体実験を行なわれていたときに初めて心を開いた人物であり、元々3年E組を受け持っていて騒動の末の死の間際に殺せんせーにE組を託した張本人である、女教師「雪村あぐり」です。茅野カエデは雪村あぐりの実の妹だったのです。
【暗殺教室】茅野カエデの目的※ネタバレ
予想のついている方も多いと思いますが、茅野カエデの目的は「復讐」。復讐対象は殺せんせーです。茅野は姉あぐりととても仲が良かったようです。茅野はあぐりに会うために事件の真っ只中に研究所に忍び込みます。そこで血を流し力なく横たわる姉と殺せんせーの姿を目撃し、姉は殺せんせーに殺されたと勘違いし復讐を決意することになります。
その爆発現場で「触手を人間に移植する」内容が書かれた紙を発見し「強大な力を得られる代わりにメンテナンスを怠れば地獄の苦痛に襲われる」という内容にも動じることなく触手を解析、自らの身体に植え込むのです。
【暗殺教室】茅野カエデが椚ヶ丘中学校へ転入※ネタバレ
そして茅野カエデとして椚ヶ丘中学校に転入しました。転入後、理事長室のトロフィーを壊すことで成績・素行不良の3年E組に手っ取り早く潜り込むことに成功しました。
3年E組に無事潜入してからは子役時代に培った高い演技力であっという間にクラスに馴染みます。
作内では茅野カエデが転入生だったことは13巻と同時発売されたキャラクターブックで明かされるまで一切触れられておらず、「入学当初から椚ヶ丘中に在籍していた生徒」だと思っていた読者がほとんどだったのではないでしょうか?しかし、カルマはどんな人?と渚に聞いたり、クラスメイトの名前を勘違いしていたシーンもあり不自然に思った読者も少なからずいたようですね。
実はそういった伏線が他にも張り巡らされていたことが次々と判明し、あまりの急展開に「後付け設定」と言っていた読者も言葉を失うことになりました。
【暗殺教室】茅野カエデの伏線まとめ※ネタバレ
気づいた人はごく僅か!ほとんどの読者が気づかずスルーしていた伏線をまとめてみました。
・伏線①
修学旅行の回で「手足の本数まで聞くのは野暮」のという台詞の背景でカエデの葉がアップされています。
茅野カエデの手足が2本ずつではないことを示しているのでは‥?(触手持ちという意味)
・伏線②
殺せんせーに次ぐ二人目の触手持ちが現れます。その直後のシーンで茅野の後ろ姿が半分描かれているのですが、その背中に不自然な影のようなものが‥。触手が映り込んだのではと予想されます。
・伏線③
巨大プリン爆弾回での最後の茅野カエデの台詞で「本当の刃は親しい友達にも見せないものよ。また殺るよ。ぷるんぷるんの刃だったら他にもいろいろ持ってるから」という台詞があります。今思えばもはやカミングアウトとも取れる台詞です。
・伏線④
茅野は「泳ぐのが苦手、水着は身体のラインがはっきり出るし」と水に入ることを避けていました。殺せんせーも水が苦手なのを知っていますか?それは触手は水を含むとほとんど身動きが取れなくなってしまうからです。茅野が泳ぐのを苦手としていたのも触手があったからなんですね。
【暗殺教室】茅野カエデと潮田渚の関係性
茅野はこれまで渚を自分の正体を隠すためのカモフラージュとして利用していたようですが、触手の暴走により命の危機に晒されたところ、茅野の自我を呼び戻すため渚が茅野にキスをするのです。以降渚を異性として意識し始めます。そんな茅野はバレンタインの日に渚へのチョコを用意してきましたがなかなか勇気が出ず渡せません。最終的にはクラスメイトの協力もあり無事渡すことができるのですが、将来へと足を向け進もうとしている渚の邪魔にならぬよう、気持ちを伝えることはありませんでした。復讐にとらわれ一時は自分を失っていた茅野ですが、根は姉あぐりに似て人の気持ちを優先し考えることのできる優しい子なんですね。
【暗殺教室】茅野カエデ名言集
茅野の名言を集めてみました。
「大好きだよ 殺せんせー 死んで」
「私の自慢の演技の刃で、最高の笑顔で応援するよ」
「渚、ありがとう。一年間、いつも隣にいてくれて。」
【暗殺教室】茅野カエデの映画キャストは?
映画暗殺教室にて茅野カエデ役に選ばれたのは、女優・モデル・タレントと多方面で活躍中の山本舞香さんです。
鳥取県出身でニコラの専属モデルを経て「それでも、生きてゆく」で女優デビューを果たします。またタレントとしては「王様のブランチ」にレギュラー出演するなどで活躍中。出演作には映画「ひるなかの流星」「ブルーハーツが聴こえる」、テレビドラマ「チア☆ダン」などがあります。
【暗殺教室】茅野カエデのアニメ声優は?
アニメ暗殺教室にて茅野カエデ役の声優を担当したのは、声優洲崎綾さんです。
出演作品は「たまこまーけっと」「アイカツ!」「アイドルマスター シンデレラガールズ」「亜人」などがあります。
【暗殺教室】まとめ
今回茅野カエデについてまとめました。ただの美少女ヒロインだと思っていただけあって、全てが明かされたあと演技をやめ狂気的に触手を操るシーンは鳥肌ものでしたね。暗殺教室で一番驚かされた展開ではないでしょうか。