エルバフにて、ルフィたちは巨人族の王子・ロキと対峙します。

​一方、世界政府の「神の騎士団」メンバーである

ソマーズ聖とキリンガム聖の能力が明らかになり、物語は新たな局面を迎えます。

『ワンピース』の最新話である第1143話「神の騎士団」は、

2025年3月31日（月）発売の週刊少年ジャンプに掲載されました。

物語は「セイウチの学校」で、

子どもたちが眠ったまま指示に従って歩く異常な状況から始まります。​

サウロが彼らを止めようとしますが、

子どもたちの周囲には見えない“イバラ”が張り巡らされており、接触が困難な状態です。

森の中では、世界政府の「神の騎士団」メンバーである

ソマーズ聖、キリンガム聖、軍子の3名が食事をしています。​

ここで、彼らの能力が明らかになります。​

ソマーズ聖：​

「イバイバの実」の能力者で、見えないイバラを操る“荊人間”です。

​彼の能力により、子供たちの周囲にイバラが張り巡らされ、

サウロの接触を阻んでいました。 ​

キリンガム聖：

​幻獣種「リュウリュウの実 モデル麒麟」の能力者で、

眠らせた相手の夢を具現化する“夢具現人間”です。

​彼はソマーズ聖を眠らせ、彼の夢から塩を具現化してみせました。

​この能力により、

子供たちの「こわいもの」が実体化されるという異常事態が引き起こされていました。 ​

軍子：​「アロアロの実」**の能力者であり、“矢印人間”として描かれています。​

この能力により、彼女は矢印を自在に操り、敵を拘束したり、

攻撃したりすることが可能です。

さらに、軍子の能力とイム様の能力には類似点が指摘されており、

読者の間でさまざまな考察が行われています。 ​

一方、ルフィとゾロによって解放されたロキ王子は、

巨大な武器“鉄雷（ラグニル）”を手に取り、エルバフを脅かす行動に出ます。​

しかし、彼の行動は虚勢であり、ルフィの手加減した攻撃で再び倒れてしまいます。

​倒れたロキは、

「まさかお前まで おれが本当に殺意をもって親父を殺したなんて…思ってねェよな」と

語り、父・ハラルド王の殺害について、真相を示唆する発言をします。​

この言葉から、ロキが父を殺害したというのは濡れ衣であるか、

やむを得ない事情があった可能性が浮上します。

ソマーズ聖の「イバイバの実」＝不可視のトゲという触れられない防壁

キリンガム聖の「夢具現化」＝他者の夢を物質化できるという精神干渉系

軍子の「アロアロの実」＝矢印を操ることで視覚誘導・強制操作の可能性も。

➡ この3人だけでも、かなりの“対応困難”な能力構成であり、

　現時点のルフィたちでも攻略困難な相手といえる。

さらに、これで「神の騎士団の一部」でしかないという事実から、

今後さらなるチート級のメンバーが登場する可能性大。

ロキが「まさかお前まで、俺が本気で親父を…」と語ったことから、

父ハラルド王殺害の真犯人が別にいる可能性が浮上。

この事件が“エルバフの支配構造”に大きく関わる陰謀であり、

ロキがそれに巻き込まれた“被害者”だった展開もありえる。

➡ この先、ロキの冤罪をルフィたちが晴らす展開、

もしくは巨人族の内乱にルフィが介入していく流れが予想される。

・神の騎士団の能力は、いずれも“世界政府直属”にふさわしいレベルのチート性

・ロキ王子の冤罪と巨人族の内紛が、ルフィたちを世界の核心へ導くきっかけに？

・サウロの再登場によって、「空白の100年」の真相にも接近する流れへ

・今後は神の騎士団 vs 麦わらの一味の本格バトルに発展していく可能性が高い

今後の怒涛の展開から目が離せません！