マツダのアテンザワゴンとは!?
マツダが自社製新型モデルとしてアテンザを発表したのは、2002年5月のことでした。アテンザは、「スポーツ」「セダン」「ワゴン」という、3つのカテゴリに分けられるボディを与えられたことが、大きな特徴で評判のモデルとなりました。
初代アテンザワゴン
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この時、アテンザのスポーツとセダンにはGGプラットフォームが採用されました。このプラットフォームは、フォードCD3プラットフォームの基にもなっていますが、アテンザワゴンには、GGのステーションワゴン用GYプラットフォームが採用されます。
二代目アテンザワゴン
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アテンザワゴンが正式に販売されたのは、2002年6月のこと。アテンザのスポーツ、セダンよりも1ヶ月遅れての販売となりました。2008年のフルモデルチェンジで2代目が誕生、2012年のフルモデルチェンジで、現行モデルとなる3代目が誕生し、評判となりました。
三代目アテンザワゴン
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?①モデルチェンジで新型登場!
2018年6月、マツダはアテンザをモデルチェンジし、新型となるアテンザがラインナップされました。しかし、今回のモデルチェンジはフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジによる新型の登場となりました。
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ということで、新型といってもマイナーチェンジですので、ボディ形状やデザインに、大きな変更があったわけではありません。それでもエクステリアやインテリアには変更が加えられ、アテンザワゴンも、新しいものになりました。
マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?②エクステリアはどう変わった!?
マイナーチェンジにより、新型となったアテンザワゴンですが、エクステリアはどのように変わったのでしょう?マイナーチェンジなので大きく変わった部分がなくとも、気になります。ということで、まずはエクステリアから見て行きましょう。
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最初に目に付くのは、フロントグリル。グリルの外側の形状は変えられていませんが、デザインは変更されています。旧モデルでは、平行な横ラインのデザインが採用されていましたが、新型では格子タイプのデザインに変更、シグネチャーウィングはヘッドライト下に通されました。
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そして、フロントバンパーのデザインが変更されています。バンパーグリルの形状は大きく変更されていないものの、これまではフォグランプ部分の上に、曲線を描く様にメッキモールが付いていましたが、新型ではバンパー下部に装飾されています。
リヤデザインでは、これまでこれまでブラックだったリヤバンパーのアンダー部分を、ボディカラーと同じカラーに変更されています。また、エキゾースト位置を外側に開いたことにより、リヤビューにワイド感を出しているのも特徴です。
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○新型アテンザワゴン ボディサイズ
全長×全幅×全高:4805×1840×1480mm
乗車人員:5名
マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?③内装はどう変わった!?
内装で大きく変更されたのは、質感。これまでのアテンザワゴンの内装と比較すると、高い高級感を与えられたことが分かります。シートのデザインと素材は変更され、マツダの最高峰にふさわしいモノづくりへのこだわりが感じ取れ、評判になりそうです。
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インパネやダッシュボーのデザインやカラーも変更されています。カラーは作り手の思いが込められたカラーを設定。加えて素材にウルトラスウェードもヌーを採用するなど、上質な空間を作り上げるための新しい考え方を、内装に取り入れています。
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?④エンジンは!?
新型アテンザワゴンでは、ガソリンエンジンを搭載しているもので3グレードが設定されています。エンジンはもちろんマツダが開発したスカイアクティブエンジンで、2.0Lと2.5Lの2種類のエンジンが設定されています。
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クリーンディーゼルエンジンでは、2グレードが設定されており、こちらもスカイアクティブエンジンが搭載されています。アテンザワゴンも例外ではなく、ハイブリッドは設定されておらず、クリーンディーゼルとなっています。
○新型アテンザワゴン ガソリンエンジンのスペック ※()内は2.5Lのスペック
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エンジン型式:スカイアクティブ-G(スカイアクティブ-G)
エンジン:水冷直列4気筒DOHC(水冷直列4気筒DOHC)
排気量:2.0L(2.5L)
最高出力:156ps/6000rpm(190ps/6000rpm)
最大トルク:20.3kgf・m/4000rpm(25.7kgf・m/4000rpm)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン(無鉛レギュラーガソリン)
また、2.5Lガソリンエンジンでは、振動・こもり音の低減、2.0Lガソリンエンジンでは中低速トルクアップ、2.2Lクリーンディーゼルでは燃費・排出ガス・静粛性・走行性能の向上など、最新技術が盛り込まれ、評判も良くなりそうです。
○新型アテンザワゴン クリーンディーゼルエンジンのスペック
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エンジン型式:スカイアクティブ-D
エンジン:水冷直列4気筒DOHC ターボ
排気量:2.2L
最高出力:190ps/4500rpm
最大トルク:45.9kgf・m/2000rpm
使用燃料:軽油
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?⑤走行性能は!?
走行性能については、乗り心地の改善。これはサスペンションを一新したことで路面からの衝撃を吸収することで実現しています。また、評判のG-ベタリングコントロール制御を最適化することで、質の高い走りと上品な乗り心地を実現しています。
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この新型のサスペンションと最適化されたG-ベタリングコントロールは、カーブでも大きな性能を発揮します。カーブではドライバーのハンドル操作に合わせて滑らかに曲がることを可能としており、ドライバーのストレスの軽減にも貢献します。
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?⑥カスタム!?
エクステリアのカスタムは、構造の小変更などから合わないことも考えられますので、無理にカスタムしようとしない方がいいかもしれません。しかし、内装であればカスタムは可能ですが、上質さを生かしたカスタムの方がいいかもしれません。
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ということで、まずはメーカーオプションでカスタムすることをおすすめします。新型アテンザワゴンでは、3種類の内装カラーが用意されていますので、カスタムの前にこのカラー選択で、自身が気に入るものを選択してみてください。
新型にモデルチェンジされて、シートもレザー系を使用するなど、高級感を持った素材が使用されていますので、無理にシートカバーなどでカスタムしなくてもいいかもしれません。ただし、汚れるのが嫌であれば、内装に合ったシートカバーが良いでしょう。
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?⑦燃費は!?
燃費というのは、車の評判を大きく左右するもでですが、新型アテンザワゴンの燃費についても、非常に気になる部分です。では、新型アテンザのガソリンエンジン車とクリーンディーゼルエンジン車の燃費について見て行きましょう。
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○新型アテンザワゴン ガソリン車燃費(JC08モード)
20S:16.6km/L(2WD/6AT)
20Sプロアクティブ:16.6km/L(2WD/6AT)
25S:14.8km/L(2WD/6AT)
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○新型アテンザワゴン クリーンディーゼル車燃費(JC08モード)
XD:17.8km/L(2WD/6AT) 19.6km/L(2WD/6MT) 17.0km/L(4WD/6AT) 18.8km/L(4WD/6MT)
XDプロアクティブ:17.8km/L(2WD/6AT) 19.6km/L(2WD/6MT) 17.0km/L(4WD/6AT) 18.8km/L(4WD/6MT)
XD Lパッケージ:17.8km/L(2WD/6AT) 19.6km/L(2WD/6MT) 17.0km/L(4WD/6AT) 18.8km/L(4WD/6MT)
新型アテンザワゴンの燃費のカタログ値を見てみると、燃費的にはクリーンディーゼル車の方ガ、良いようです。燃料の高騰時代ですから、燃料費の安い軽油で、燃費が良いとなれば、クリーンディーゼルは重宝します。今後の評判も、どうなっていくかに注目しましょう。
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マツダの新型アテンザワゴンはこれ!価格は!?⑧新車販売価格は!?
モデルチェンジ後の、新型アテンザの新車販売価格について見て行きましょう。ガソリンエンジン車は282万9600円からとなっており、クリーンディーゼル車の324万円と比較すると、ガソリン車の方が割安となっています。
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新型アテンザ ガソリンエンジン新車販売価格:282万9600円~295万9200円
新型アテンザ ガソリンエンジン新車販売価格:354万2400円
新型アテンザ クリーンディーゼルエンジン新車販売価格:324万円~419万400円
この差は、エンジンによる差が大きいもので、クリーンディーゼルエンジンの方がコストが掛かっているということになります。但し、クリーンディーゼルは燃料代が安く、燃費が良いという部分で、反映されています。
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マツダ新型アテンザワゴンまとめ
今回のモデルチェンジによって、エクステリアや内装、走行性能など、色々な面で改善され、さらに進化したアテンザワゴンが誕生し、評判となりそうです。この新型アテンザワゴン、気になる方は、是非お近くのマツダまで足を運んで見てください!
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