旧ロゴはダサい?マツダのロゴ変更とは?
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車のエンブレムに用いられる車のロゴデザインは、消費者にとって何を感じさせるか、どんな車なのかを代弁する大事なファクターだ。例えばベンツやポルシェのような簡素でクールなロゴなら、だれもが認識できて、なおかつどんな車なのかを、ロゴを見るだけで判断できてしまう。ロゴの大切さがよくわかる例だろう。
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さて、近年のマツダのロゴはよくダサいと言われてきた。ロゴの変遷をたどってみると、意外に改善はされてきているのかもしれない。旧ロゴよりシンプルにはなっているが、マツダ車に乗る人ならぜひ知っておきたい、そのロゴや社名の意味は知らないという人も多いのでは。マツダのロゴ変遷を画像付きでご紹介しよう。
旧ロゴはダサいので変更?マツダというカーメーカー。
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マツダ株式会社英訳:MazdaMotorCorporation。会社が設立されたのは1920年大正9年1月30日である。本社は広島県の安芸郡府中町にあり、従業員数は合計44,035名を誇る。代表取締役社長兼CEO小飼雅道氏。資本金は、2,589億5,709万6,762円である。
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歴史の長いマツダ。現在では、demioやアクセラ、ロードスターやアテンザなどの人気車種をはじめとして、CXシリーズなどのリリースも相まって機運が高まっているカーメーカーといえるだろう。街中のどこにでもマツダのカーディーラーを見ることができ、売り上げも上々のカーメーカー。そんなディーラーの看板には、昔からマツダのロゴマークが看板として飾られている。
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カーオブザイヤーを受賞し続けている車種も存在するマツダだが、ロゴマークに関してはあまり評判のいいものではなかった。画像で見ても、印象としてはあまり特別なものは感じないだろう。そこにはどんな意味が込められているのか?カーメーカーとして、どんなコンセプトをもとに立ち上げた会社なのだろうか?
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ダサいロゴを変更!マツダの変遷と歴史とは?
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1920年(大正9年)に前身の『東洋コルク工業』が設立。すぐに『東洋工業』に名称を変更した。これはコルク以外にも、自動車や削岩機(2002年に撤退)や工作機械(1989年に子会社へ移管)等の事業を広げたためである。 戦前はオート三輪/三輪自動車[11]のダイハツ、くろがねと共に三大オート三輪メーカーであった。戦後もマツダはオート三輪の製造販売を続け、エンジン排気量が2000ccクラスのT2000三輪トラックをリリース
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創設期はワイン用コルクなどの製造を行っていた前身の「東洋工業」。その後、社名を変えながら車の製造へと移行していく。3輪自動車製造に始まるマツダは、世界大戦を耐え抜き、現在の活躍へと活路をつないでいる。飛ぶ鳥を落とす勢いのマツダだが、ロゴは鳥にちなんだものなのだろうか?
変更がかかっている、ダサいと言われがちな「カモメマーク」と称されるマツダのロゴ・社名の由来とは?
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マツダの社名の由来は、みんなが思う以上に意外であり、面白いストーリーなのではないだろうか。調べなければなかなかたどり着かない情報ではあるものの、ロゴマークにはいろいろな由来が込められているのはご存じだろうか?そのストーリーや意味をひとつづつご紹介しよう。
ダサいと言われ変更?マツダのロゴマークの意味その1:マツダの「M」
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まず最初の真実として、マツダの創業者は松田重次郎氏。その創業者の名字のアルファベット「M」の字を取って作られたマークであるということ。マツダのロゴマークを見て一目で「カモメマーク」と称されるところだが、決してカモメがモチーフとなって作られたロゴではないということがお分かりただけるだろう。
ダサいと言われ変更?マツダのロゴマークの意味その2:フライング「M」
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飛んでいるカモメか鳥のように見えるロゴマークだが、マツダのロゴマークの形には、鳥のように飛んでいる姿をイメージしたアイデアも含まれているのだとか。「フライングM」といい、マツダが車製造を通して、パワフルにデベロップしていく、革新的、または前衛的に向上発展してくというイメージと鳥を重ね合わせてそのシェイプが作られているのだ。
ダサいと言われ変更?マツダのロゴマークの意味その3:「MAZDA」とゾロアスターの神と悪魔
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マツダのロゴの下にあるアルファベット「MAZDA」だが、あまり気にしていなかったが、マツダのアルファベットの中に「Z」が使われている。通常であれば「MATSUDA」なのだが、このZの字が気になる。実はこのマツダの名前の由来には、神・悪魔のイメージがあるゾロアスター教という、神と悪魔の善悪二元論の宗教神の名前が関係してくる。
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ゾロアスターを開祖とする宗教。主神アフラ・マズダの名から「マズダ教」ともいい,火を神聖視するため「拝火教」ともいう。ササン朝ペルシア時代に隆盛をみたが,イスラムの興隆とともに衰微。現在信徒はインドのムンバイ (ボンベイ) を中心に約 10万人,中部イランに約1万人など,総計で 15万人程度。経典『アベスタ』はヒンドゥー聖典『ベーダ』と言語上密接な関係にある。古代イランの土俗的信仰を基礎に,善神マズダと悪神アーリマンの二元論的構造をもつ宗教。
これは、マツダの創業者である松田重次郎氏が神・悪魔を思わせるゾロアスター教徒だったという話ではない。ゾロアスターの主神であったアフラ・マズダーの名前をかけているということだ。Ahura MazdāhとMazdaはスペルが非常に酷似している。神・悪魔のイメージが強いゾロアスター教だが、実はその意味は素晴らしく、主神のシンボルとなる「叡智・理性・調和」を願って用いられたとされている。悪魔の悪い意味ではないのだ。
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「ダサい」からの脱却!マツダロゴの変更変遷を画像付きでご紹介!
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ロゴを何回か変更してきたマツダ。その由来に基づいて作られたロゴは、いくつもの変更を重ねて現在の形に落ち着いている。また、最近マツダのロゴがマイナーチェンジを施し、高級感あふれる色使いへと変更を遂げた。その内容も含めて、画像付きでご紹介しよう!
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その1:1934年~
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創業当初のロゴは、シンプルで逆におしゃれ。神と悪魔のゾロアスター教のイメージはみじんも感じさせない。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その2:1936~
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アメリカをも負わせるような3本戦のM。現在のロゴの原型といえるのだろうか。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その3:1959~
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ポップなロゴとなる3代目ロゴ。Tシャツにプリントされていても違和感がないほどに、ポップなデザインを起用している。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その4:1975~
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4代目のロゴはおなじみである人も多いのではないだろうか。わかりやすいマツダのロゴとなっている。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その5:1992~
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約5年ほどしか使われていないロゴマーク。見覚えのない人もいるのではないんだろうか。評判が良くなかったのかもしれない。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その6:1997~
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おなじみのロゴマークは6代目となる。カモメマークと称されるロゴは、ダサいのではないかと消費者から声が上がった。
昔の旧ロゴから現在まで!マツダのロゴ変遷と画像その7:2017~
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現在のマツダのロゴ。大きなデザイン変更はないものの、上品さと、先進のテクノロジーを思わせる、文字を浮き出させる青が特徴的。黒の下地を使うことで、高級感が出た。
深い意味が込められているマツダのロゴが新しくなった!
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現在のマツダのロゴは、黒地に青いマツダの文字が光るような形のマイナーチェンジがされており、より高級感あふれるイメージを狙って形作られている。神と悪魔のゾロアスターのいい意味もこめられている。年代ごとに新しく生まれ変わるマツダのロゴだが、現在では、今のロゴにふさわしい車がたくさん登場してる。ロゴの深い意味を知ることによって、マツダの車をより快適に乗りこなす要素になるのではないだろうか?