ラッパーは怖い?おすすめ日本人ラッパー
引用: https://instagram.com/p/BnFFkW1lbet/
ラッパーと聞くと「不良・怖い」という印象があるかもしれません。本場アメリカでは日本では考えられないような物騒な話をよく聞くので、なおさらラッパーのイメージは悪くなっているとも言えます。しかし、日本のHIP HOPシーンには様々なタイプのラッパーが存在しています。
引用: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kirin0817/20170514/20170514133333.jpg
フリースタイルダンジョンでHIP HOPブーム到来⁉
引用: https://instagram.com/p/Bmmwj3Mntka/
人気テレビ番組「フリースタイルダンジョン」の人気が上がると共にフリースタイル、HIP HOPの人気が高まりを見せています。フリースタイルとはビートに乗せながら即興ラップをする昔からあるHIP HOPのスタイルのひとつですが、このフリースタイルがきっかけとなり多くの人が日本人ラッパーに興味を持ったのではないでしょうか。この番組のメインMC「Zeebra」と審査員を務める「いとうせいこう」「KEN THE 390」は高学歴であることはご存知でしょうか?MC側の半数近くが高学歴であることはラッパー=低学歴というイメージを打ち壊すことだと感じます。
引用: http://www.tv-asahi.co.jp/freestyledungeon/og.jpg
関連記事
ラッパーは不良で低学歴?高学歴の日本人ラッパー
引用: https://instagram.com/p/BnHAhfqH5_N/
ラッパー=不良、低学歴というイメージを持っている人は多いと思います。実際にその様な反骨心から生まれた音楽ジャンルがHIP HOP、ラップ、とも言えるので間違ったことではないのかもしれませんが、現在のHIP HOPシーンを見てみると高学歴で人気と実力があるラッパーが多くいることに気づかされます。今回は高学歴な日本人ラッパーというのを裏テーマに「日本人ラッパー【おすすめ6選】」を紹介していきます。
日本人ラッパー【おすすめ6選】①:「Zeebra」
引用: https://instagram.com/p/BlZoXQYnP7y/
「Zeebra」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BmrEWUNDf3r/
「Zeebra」は日本におけるHIP HOPの文化が今よりも浸透していない90年代半ばに伝説のHIP HOPクルー「キングギドラ」の一員として日本にラップという音楽を広める立役者として活躍していました。その特徴としてはHIP HOPというアメリカの文化を英語ではなく日本語にこだわったというところです。キングギドラの功績が今日に至る日本人ラッパーの活躍に繋がる源になっているのは言うまでもありません。
そんなZeebraは世間で言うところのボンボンの子供で、中学2年生までを慶應普通部に通っていたエリートでした。しかし、家族の事情や遊ぶのに夢中になってしまった結果、後に中退してしまいましたが、今現在では慶応義塾大学の講師として活躍しています。
「Zeebra」の代表作品とおすすめ動画
「Zeebra」の代表作品「Street Dreams」は多くの日本人ラッパーが感化され続けている人気曲です。普段ラップを聞かない人にもおすすめです。
日本人ラッパー【おすすめ6選】②:「いとうせいこう」
引用: https://instagram.com/p/BiULP_iFgxn/
「いとうせいこう」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BiqxV9tlNob/
マルチタレントである「いとうせいこう」がラッパーだという事実を知っている人はあまり多くないかもしれませんが、80年代日本という国にラップの文化が全くと言っていいほど定着していなかった時代に日本語ラップのパイオニアとしてシーンを切り開いた人物として多くの日本人ラッパーから慕われている「いとうせいこう」。それでいて、早稲田大学法学部卒業の秀才でマルチな才能をいかんなく発揮されています。
「いとうせいこう」の代表作品とおすすめ動画
日本語ラップの聡明期にいとうせいこう&TINNIE PUNKS名義で発表された「建設的」というアルバムは多くの日本人ラッパーに影響を与えた代表作としておすすめの1枚です。
日本人ラッパー【おすすめ6選】③:「KEN THE 390」
引用: https://instagram.com/p/BdXEMEHgIXs/
「KEN THE 390」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BmLDmuFBumF/
フリースタイルダンジョンの審査員としてもお馴染みの「KEN THE 390」は早稲田大学社会科学部を卒業後に1度リクルート会社に就職し、そこからラッパーに転職した元社会人ラッパーです。現在ではラッパーとしての活躍はもちろん、レーベル運営を行うなど活躍は多岐にわたります。リズミカルなフローと心地良いライミングはラップを普段あまり聞かない人にもおすすめです。
「KEN THE 390」の代表作品とおすすめ動画
デビュー10周年を記念して発売されたミニアルバム「真っ向勝負」は人気フリースタイルラッパー達と共演した人気曲で、フリースタイルさながらにラッパーが代わる代わる登場するおすすめの1曲です。
日本人ラッパー【おすすめ6選】④:「KREVA」
引用: https://instagram.com/p/Bm9sgMAhRG5/
「KREVA」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BlOgD1NFKci/
日本人ソロラッパーとして初めて「オリコンウィークリーチャート1位獲得」「初の日本武道館でライブを行う」「初の大ホールツアー」など日本人ラッパーとして数々の記録を残しているKREVAは日本を代表する人気を誇ります。そんなKREVAは慶應義塾大学環境情報学部を卒業した秀才でもあり、大学在学中に始めたラップが今現在のルーツとなっています。また、「B-BOY PARK」というフリースタイルのMCバトルにて3連覇を達成するなど、フリースタイルのスキルも超一級品です。
「KREVA」の代表作品とおすすめ動画
KREVAはKICK THE CAN CREWのラッパー、トラックメーカーとして活動していましたが、2004年に活動を休止(現在は活動再開)その後にソロデビューシングルとして発売された「音色」は日本人ラッパーの先頭を切り開くKREVAの代表曲として人気があります。
日本人ラッパー【おすすめ6選】⑤:「DARTHREIDER」
引用: https://instagram.com/p/BXNPVw3DAKu/
「DARTHREIDER」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BIBegt1ByiU/
DARTHREIDER(ダースレイダー)はパリで生まれ小学校時代はロンドンで過ごした華やかな経歴の持ち主。日本に住むようになってからは高校時代に模試で全国6位になるほどの秀才で、滑り止めの早稲田大学、慶応義塾大学は楽勝で合格し、最終的には東大の文学部に入学した、日本人ラッパーNo.1の頭脳を持っていると言っても過言ではありません。そんなDARTHREIDERは過去に脳梗塞で倒れたことがあり、その時の後遺症で左目を失明してしまいます。この逆境の中でも左目につけた眼帯をトレードマークとして今もラッパーとして活躍しています。
「DARTHREIDER」の代表作品とおすすめ動画
ラッパーDARTHREIDERを語る上で外すことができないのはフリースタイルです。2009年に行われたMC漢とのバトルは今もなお日本人ラッパーの語り草になっています。
日本人ラッパー【おすすめ6選】⑥:「宇多丸」
引用: https://instagram.com/p/Bm2mMwIg6JV/
「宇多丸」の特徴と経歴
引用: https://instagram.com/p/BlXEms2HA7I/
人気のヒップホップグループ「RHYMESTER(ライムスター)」の一員である宇多丸は早稲田大学 法学部 卒業の高学歴ラッパーとしてはもちろん、現在ではラジオのMC、映画評論家などマルチな活躍をしています。大学在学中に結成することになったRHYMESTERは人気ラッパーサイプレス上野など多くの日本人ラッパーに影響を与えました。ちなみに宇多丸自身は「いとうせいこう」に多大なる影響を受けたとも語っている。
「宇多丸」の代表作品とおすすめ動画
RHYMESTERの代表曲「B-BOYイズム」のPVには多くの日本人ラッパーが映りこんでいることでも有名です。Zeebra、KREVAなどの人気ラッパーを探しながらPVを見るのもおすすめです。
おすすめの日本人のラッパー!特徴・動画・経歴・作品のまとめ
今回紹介したおすすめ日本人ラッパーの中で好みのラッパーは見つかりましたか?経歴などラッパーのバックボーンもHIP HOPの重要な要素になるので、知りながら聞いていくことをおすすめします。