シボレーとは?
シボレーとは、アメリカを代表する有名自動車メーカーの、ゼネラルモーターが製造販売する自動車ブランドです。これまでにシボレーのブランドで製造販売された車には、日本でも有名な、数多くの名車が存在しました。
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特に日本でも有名だった車には、シボレーカマロやシボレーコルベットなどがあり、日本の自動車界でも一世を風靡したものです。特にロングノーズとなっていたシボレーコルベットは、現在もマニアの間では、非常に高い人気を集めています。
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シボレーブレイザーの誕生
今回、2019モデルとして、シボレーブレイザーの新型誕生が囁かれています。そんなことから、シボレーブレイザーについて触れてみましょう。シボレーブレイザーの初代が誕生したのは、今からおよそ50年前の、1969年のことでした。
○フォード ブレイザー2台目
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当時、フォード社が販売していたフォードブロンコに対抗したモデルで、ライバル車となるべく誕生し、シボレーブレイザーと名付けられました。シボレーブレイザーは、大ヒット。後にクライスラー社のダッジラムが誕生したことで、三大SUVが決することとなります。
○フォード ブロンコ3代目
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○クライスラー ダッジラム
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シボレーブレイザーK5 初代(1969年~1972年)
1969年、フォードのブロンコの対抗馬として誕生したのが、シボレーのブレイザーでした。ブレイザーは、当時選考していたフォードのブロンコに対抗したデザインを採用し、オフロードを目指した、SUV車として市場に投入されます。
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シボレーブレイザー初代は、ライトトラック車のプラットフォームを採用したことでコストを大幅にダウンすることに成功します。また、ピックアップに近いデザインに加え、フォードブロンコよりも大きな室内サイズは、たちまち人気を集めることtなります。
シボレーブレイザーK5 2代目(1973年~1991年)
1973年のフルモデルチェンジによって誕生したオが、シボレーブレイザー2代目です。これまでのFR(後輪駆動)中心から4WD(四輪駆動)中心になり、取り外し可能なコンバーチブルモデルが誕生したのも、この2代目からです。
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コンバーチブルは、実に1991年まで採用されることとなります。そんな中、GMはGMT400といわれる新しいプラットフォームを開発しますが、シボレーブレイザーにこれが採用されることはなく、生産終了まで古いプラットフォームが採用され続けます。
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シボレーブレイザーK5 3代目(1992年~1994年)
第三世代といわれる3台目のシボレーブレイザーが誕生したのは、1992年の事です。このモデルは、2代目で採用されなかったGMT400プラットフォームを基に開発されました。エンジンは5.7LのV8で、210psを発揮しました。ちなみにGMの同モデルとなるジミーは、ユコーンに改名されることになります。
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シボレーブレイザー2代目は、フルサイズ版となり、かなり大きいボディサイズになって登場します。迫力のあるフロントフェイスに、重厚なボディは圧巻といえるものでした。しかし、1995年、ロングボディが追加されると、ブレイザーからタホへと、改名されることになります。
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シボレーブレイザーS-10 初代(1983年~1994年)
1983年に製造販売されたシボレーブレイザーにS-10型は、フルサイズ版ではなく、ブレイザーのミドルサイズとして、開発されました。エンジンは2.0LのOHV4気筒エンジンで83ps、オプションの2.8LのV6で、110psを発揮しました。
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新排ガス規制法が施行されるとシボレー・ブレイザーに1.9L、2.0L、2.2Lのディーゼルエンジンが追加されることとなります。また、1990年にはホイールベースを延長し、4ドアが登場します。その後マイナーチェンジは行われ、外観や装備に変更が加えられていきます。
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シボレーブレイザーS-10 2代目(1995年~2005年)
1995年になると、シボレーブレイザーはフルモデルチェンジを実施、新型が誕生します。しかし、このモデルからS-10は外され、単にシボレーブレイザーとされます。この年、シボレーブレーザーは、トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞することとなります。
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先代のモデルと比較すると、ボディ形状に若干丸みが帯びたことで、スッキリとしたデザインに変更されます。2001年にはGMT360プラットフォームが採用された、トレイルブレイザーが登場しますが、以降シボレーブレイザーは、カナダのみで2005年まで販売されました。
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シボレーブレイザー2019年新型はこうなる?
現行モデルのシボレーブレイザーは存在しておらず、2005年モデルが最終モデルとなっていましたが、2019年、シボレーブレイザーの新型が登場するとされており、画期的なデザインが、高い注目を集めています。
○シボレーブレイザー2019モデル
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デザインは一新、迫力のあるフロントフェイスは重厚感のあるスポーツカー顔で、まるでシボレーカマロを思わせる顔つきは、かなりかっこいいものになるとされており、SUV版のシボレーカマロのようだといわれています。
○現行モデルのシボレーカマロ
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シボレーブレイザー2019年新型のサイズはや室内は?
シボレーブレイザーは、SUVとして2019年に市場投入されるようですが、これまでのブレイザーの歴史から見て行くと、ボディサイズも気になるところです。先代ではフルサイズもあり、ミドルサイズもありました。
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シボレー・ブレイザーの2019新型では、どうやらミドルサイズのSUVとして復活するようです。ですから、アメ車でありながら、大きすぎないサイズになるようです。室内サイズについては不明ですが、室内のデザインは、現行モデルの内装を、引き継ぐデザインになりそうです。
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ちなみに、これまではビッグサイズのボディに、3列シートが採用されていましたが、2019新型ではミドルサイズになって登場することから、2列シートいうのが濃厚のようです。ですから、サイズ的には、扱いやすいSUV車になりそうです。
シボレーブレイザー2019年新型のスペック・燃費・発売時期・価格は?
シボレーブレイザー2019新型のスペックはどうなるのでしょう?また、燃料高騰時代の今、燃費についても大きく気になる部分です。まずはエンジンですが、2.5L直4と、3.6L V6の、2種類のパワートレインがよされるようです。
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○シボレーブレイザー2019新型 2.5L車スペック
エンジン:2.5L 直列4気筒エンジン
最高出力:196ps
最大トルク:26.0kgf・m
○シボエーブレイザー2019新型 2.6L車スペック
エンジン:3.6L V型6気筒エンジン
※psはhpから、kgf・mはN・mから換算してあります
最高出力:309ps
最大トルク:370ps
エンジンスペックを見てみると、パワートレインは、2.5Lでも、中々ハイスペックなSUV車になりそうです。しかし、燃費については、現在のところ不明となっています。今のところ、全てが明らかにされていないというのが、現状のようです。
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スペックや燃費については、まだまだ不明な部分が多々ありますが、価格についても同様で、現在のところ、価格についても不明となっています。発売時期については、20019年4月に、全米で販売開始されるとのことですので、時期に詳細も明らかになることでしょう。
シボレーブレイザー中古車情報
今回、シボレーブレイザー2019新型について触れたことで、ブレイザーについて気になった方もいることでしょう。そんな方たちのために、現在中古車で購入できる、シボレーブレイザーをご紹介しておきます。
○シボレーブレイザーS-10 LS 4WD
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年式:2001年式
排気量:4.3L
ボディカラー:ホワイト
走行距離:67000km
車検:車検整備付
中古車両価格:28万円
○シボレーブレイザーS-10 LT 4WD
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年式:2000年式
排気量:4.3L
ボディカラー:レッド
走行距離:73000km
車検:2019年9月
中古車両価格:52万円
○シボレーブレイザーK5 4WD
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年式:1992年式
排気量:5.7L
ボディカラー:ブラック
走行距離:113000km
車検:2019年7月
中古車両価格:80万円
最終モデルでも、すでに13年ほど経過しているので、中古車市場はそれ程高価ではありません。但し、この時代の大排気量ガソリン車ですから、燃費にはあまり期待を持たない方が良いでしょう。
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中々古い車になってしまったので、当時のスペックを探すことも困難になってきていますが、S-10の燃費カタログ値が6.9km/Lなっていますので、実燃費は、それを下回るでしょう。また、K5はそれよりも大排気量なので、さらに下回ることが考えられます。
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シボレーブレイザー新型2019まとめ
シボレーブレイザー2019年モデルの発売も、間近になってきました。しかし、情報的には、まだまだ明らかになっていない部分のあり、スペックや燃費、価格についても、正直なところ正確なものは不明というのが現状です。しかし、デザインも一新され、新たなかっこよさを手に入れたシボレーブレイザー新型、期待しましょう!
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