ダンボール自動販売機とは?
引用: https://instagram.com/p/6mHvS9C0wP/
ダンボール自動販売機は一時期子供たちを中心に大きな話題を集め、ダンボールで簡単に作れる工作でありながら本格的な仕組みのダンボール工作として人気があります。ダンボール自動販売機が人気になった背景にはユーチューブの存在が大きく、実際にユーチューブにはたくさんの”ダンボール自動販売機を作ってみた”という動画がアップロードされています。
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ユーチューブ動画を参考にダンボール自動販売機を工作するのも良いですが、ダンボール自動販売機には様々な作り方があり、ひとつひとつがオリジナリティー溢れているので仕組みを考えながらオリジナルのダンボール自動販売機を工作するのもおすすめです。簡単に揃う材料でおつりの仕組みも搭載されたダンボール自動販売機の作り方を仕組みを解説しながらご紹介していきます。
ダンボール自動販売機の仕組みと作り方①:「必要な材料」
・ダンボール箱(横幅が28センチ):2箱
・木の洗濯ばさみ(7㎝):5個
・輪ゴム:8個
・爪楊枝:4本
・牛乳パック:8本ほど
・ペットボトルのキャップ:8個以上
・カッター
・ボンド
・ガムテープ
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今回紹介するダンボール自動販売機の作り方では簡単に揃う材料だけで作ることができますが、ペットボトルのキャップが8個以上、牛乳パックが8本ほど必要になるので、捨てずに溜めておくようにしましょう。それ以外の材料は簡単に揃うものばかりだと思います。
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ダンボール自動販売機の仕組みと作り方②:「ジュースのストック場所」
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先ずはダンボール自動販売機のジュースをストックする入れ物を作ります。牛乳パックを上の画像のように切り取り、左右に飛び出している部分は内側に折り曲げテープで固定します。
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ジュースを入れておく入れ物にはボタンを差し込む穴もあけておきます。この穴はペットボトルのキャップの大きさなので、ペットボトルのキャップで大きさを確認しながらカッターであけるようにしましょう。そしたら、4つ同じものを作り一列に並べてテープでひとつに繋げます。ジュースのストック場所はこれで完成です。
ダンボール自動販売機の仕組みと作り方③:「仕組み作り」
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ダンボール自動販売機の本体となるダンボール箱に設計図通りの穴をあけたら、ダンボール自動販売機の内側の仕組み作りを始めます。まずはボタンが押し戻される仕組みの土台部分となる木の洗濯ばさみ(7センチ)をボタンの穴の横にボンドかガムテープを使い貼り付けます。
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木の洗濯ばさみが無い場合は割り箸1本をダンボールにそれぞれ貼り付け、割り箸に画びょうを刺す代用も可能ですが、強度や安全面を考えると木の洗濯ばさみが最も適しています。極力木の洗濯ばさみを使うようにしましょう。
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ダンボール自動販売機の仕組みと作り方④:「ボタンが押し戻される仕組み」
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次にボタンを押し戻される仕組みを作っていきます。牛乳パックをジャバラ折にしてガムテープでとめたものを8本用意します。ジャバラ折にしたこちらのものが木の洗濯ばさみと同じくらいの高さ(大きさ)になるように作りましょう。
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できた8本のジャバラ折りのものを木の洗濯ばさみの間に貼り付けていきます。この時もガムテープで固定しても大丈夫ですが、場所的にボンドで貼り付けた方が簡単に行えると思います。そして、ボタンが押し戻される仕組みの必須アイテムである輪ゴムをボタン1カ所につき2個、木の洗濯ばさみの形状を利用しながら2重でかけます。ボタンは4つなので合計8個の輪ゴムをかけると上の画像のようになるはずです。
ダンボール自動販売機の仕組みと作り方⑤:「ボタン作り」
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自動販売機感を出す大事な要素であるボタンを作っていきましょう。ボタンはペットボトルのキャップと6センチ幅の牛乳パックを使います。6センチ幅にした牛乳パックをキャップの内側にはまる程度に丸めていき、ガムテープでとめます。キャップの内側に先ほどの丸めた牛乳パックをボンドで貼り付け固定します。今回のダンボール自動販売機では4つのボタンが必要になります。
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先ほど作ったボタンのキャップの先端から3センチのところに爪楊枝を刺します。この時の爪楊枝を刺す位置はダンボール自動販売機がしっかり機能するための大事なポイントになるので、テキトーにやるとボタンを押してもジュースが出ない・・・なんてことになりかねないので注意しましょう。
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ボタンが出来たら、次は輪ゴムをねじったところに爪楊枝を引っ掛けてダンボール自動販売機の内側からボタンを通すようにします。この時にダンボール自動販売機の外側を見てボタンがしっかり突出しているか、押したボタンが戻ってくるか、というのを確認しておきましょう。もし問題がある場合には爪楊枝を刺した位置が悪い可能性があります。
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ボタンの取り付けが終わったら最初に作ったジュースのストック場所をダンボール自動販売機の内側にセットします。ジュースのストック場所にあいている穴にボタンの筒部分が差し込めるはずなので簡単に行えるはずです。これでダンボール自動販売機のボタンが押し戻される仕組みは完成。これでボタンを押すことでジュースのストック場所にあったジュース缶が押し出されてジュースが出てくるようになりました。
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ダンボール自動販売機の仕組みと作り方⑥:「おつりの仕組み」
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ここまでの段階で大まかなダンボール自動販売機の仕組みは完成していますが、ダンボール自動販売機のクオリティーを上げるためにおつりの仕組みも作っていきましょう。入れたお金に対しておつりの金額を計算して出すというのは非常に高度な技術が求められますが、入れたお金をおつり取り出し口に移動させるというのは簡単に行えます。その仕組みの作り方は、お金投入口とおつり取り出し口が直結するようにダンボールで囲ってあげるだけです。上手にお金が取り出し口に流れない時はダンボールか牛乳パックを使い傾斜を作ってあげると良いでしょう。
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ダンボール自動販売機のおつりの仕組みを作る時にはボタンで押し出されたジュースが取り出し口に向かう仕組みも一緒に作ってあげましょう。作り方はダンボール自動販売機の底部分を傾斜にしてあげるだけです。使うものはダンボールでもいいですし、牛乳パックでも構いません。
ダンボール自動販売機の仕組みと作り方⑦:「ジュース缶の作り方」
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忘れてはいけないのはダンボール自動販売機に対応した大きさのジュース缶を作ることです。今回のダンボール自動販売機にはペットボトルのキャップ4つを繋ぎ合わせたサイズがピッタリになります。キャップを繋ぎ合わせる時には中にお米やビーズを入れると雰囲気が生まれるのでおすすめです。
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ジュースにラベルを貼ると更に本物感が出ます。
ダンボール自動販売機の仕組みと作り方⑧:「完成」
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最後に自動販売機感を出すためにディスプレイ部分を作り、透明のフィルムで仕切ったり、取り出し口にカバーを付けてあげたり、ボタンにジュースのマークを付けてあげるとダンボール自動販売機としての完成度が高くなります。
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最後の飾り付けはそれぞれのセンスで行って良いと思います。ここまでの工程全てをお子さん1人では難しいと思うので、最後の仕上げはお子さんに任せてみるのも良いのでは?
意外と簡単に作れるダンボール自動販売機【まとめ】
おつりも出てきて簡単に作れるダンボール自動販売機の仕組みと作り方について解説してきましたが、ダンボール自動販売機は意外と簡単に作れるということが少しでも伝われば幸いです。ダンボール自動販売機は子供の工作にもピッタリなので是非お子さんと一緒に作ってみて下さい。