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ジオン・ズム・ダイクンの思想とは?演説内容や妻などキャラ詳細に迫る!【機動戦士ガンダム】

2021.06.27

ジオン・ズム・ダイクンは機動戦士ガンダム作品内容の重要な核を築いた発端の人物でもあります。スペースノイドとアースノイドの角質や差別など、またジオニズム提唱者というガンダム史の深い部分に関係してくるジオン・ズム・ダイクンについて掘り下げます!

  1. ジオン・ズム・ダイクンとは?
  2. ジオン・ズム・ダイクンの性格は?
  3. シャアの父親であるジオン・ズム・ダイクン
  4. ジオン・ズム・ダイクンの思想「ジオニズム」
  5. ジオン・ズム・ダイクンの独立宣言
  6. ジオン・ズム・ダイクンの演説「ニュータイプ論」
  7. ジオン・ズム・ダイクンとラプラスの箱
  8. ジオン・ズム・ダイクンの死の本当の理由とは?
  9. ジオン・ズム・ダイクンの声優「津田英三」
  10. ジオン・ズム・ダイクン まとめ
ジオン・ズム・ダイクンは元地球連邦議会に所属するいわゆる「ハト派」の存在であり、後のジオン公国の元となるジオン共和国を築いた人物でもあります。宇宙移民を強く提唱すると共に、宇宙移民の人権などにも深く追求してきた人物であり、また完全に全人類が宇宙へと移住し地球の環境保全を図ろうとしたキャラクターでもあり、言ってしまえば後に起こる長い戦争の基盤を作ってしまった人物でもあります。
シャアとセイラの父親であり、ジオン共和国の初代首相としてサイド3の人間たちをまとめてきたカリスマ性のある人物とも言えるでしょう。ジオニズムという言葉がガンダムの中で広く知れ渡っているのはもうご存知かと思いますが、そのジオニズムの提唱者でもあり、彼の思想そのものが後に大きな戦いを呼ぶとは本人も知る由はなかったようです。
父の思想をある程度受け継ぎつつ復讐のために自らの人生を捧げたシャア、そして別の形で生きようとしたセイラはどちらも父親のもつカリスマ性というものを引き継いでおり作中ではどちらもレギュラー陣として活躍しました。ジオンは作中において当初地球連邦議会に所属しておりましたが、考え方そのものから孤立していたと言ってもいいでしょう。
何か大きなことを成し遂げようとする心が元々あったと言っても過言ではないと個人的には感じております。ジオニズムも深く知れば「ニュータイプ」というものが大きく関わってきており、通常の人間を超える新たな人類という意味で彼なりに深い考えがあったとも言えますが、裏を返せばニュータイプという存在を全人類に伝えるということが初期段階の彼の考えだったように感じます。
最終的にはラプラスの箱という形で、ザビ家唯一の生き残りであるミネバが宇宙全土に向けて発信し、ジオニズムの一端は理解されたと言ってもいいかも知れません。戦争を引き起こしたこともありますが、最終的には彼の考えというものが広く知れ渡り、そしてある程度のまれたと言っても過言ではないでしょう。
非常に穏やかで高いカリスマ性を持ち、父親としてはとても良い父親であったとも言えるでしょう。また、多数の人物を率いるという才能にも長けており、ある意味の人格者でもあり、革命を起こしてきた偉人というものに近い素質をもつ人物と言っても良いかも知れません。性格面においてはやはり思想云々が強いと言えますが、一度親となれば一人の良い父親であると言ってもいいでしょう。
また粘り強さというものも持っており、強行的に何かを成し遂げようとするようなことは極力しないタイプであると言ってもいいかも知れません。これは正直個人的な見解の域を出ないので一つの参考として見ていただければと思います。ただし強い思想の持ち主でもありますのでそれなりの宗教観というものが根付いていると見てもいいでしょう。
上記でも述べましたが、ジオン・ズム・ダイクンはガンダム作品の中では一番の敵役と言ってもいい「シャア・アズナブル」と美しきヒロインである「セイラ・マス」の父親でもあります。オリジンと初期のガンダムではストーリーが違ってはきますが、どちらの物語でも後々に大きな混乱と戦いのなかで活躍する人物の父親であると言えると思います。
シャア、そしてセイラ共にジオン・ズム・ダイクンの血を色濃く受け継いでおり、正直なところカリスマ性というものは父親譲りであると個人的には感じております。シャアに関しては後々大きな戦乱を幾つも起こしており、その点に関しては父親にはあまり似ていないとも取れる行動があります。妹に関しては兄を説得しており、心優しさという面では父親に似ていると言ってもいいでしょう。
ジオン・ズム・ダイクンが提唱した思想であり、後に大きな戦いの火種となるものでもあります。全人類を宇宙へ移し、地球の環境保全を図るというものをさす「エレズム」とスペースノイド、いわゆる宇宙移住民を地球連邦政府から脱却し、そして独立自治国家というものを目指した「コントリズム」というものを統合してたものをさします。
これによって宇宙という過酷な環境へ進出しそれに適応するということで生物的な意味、さらには社会的な意味で通常の人間よりもさらに進化した存在である「ニュータイプ」というものになれるという思想がジオニズムとなります。これをジオン・ズム・ダイクンが提唱しますが到底地球連邦議会は受け入れることはなくジオン・ズム・ダイクンは議会では孤立した状態でした。
おそらくは地球連邦議会との説得というものにある程度のしびれを切らしたということもあり、ジオンは地球からより離れた場所にあるとされる、コロニー群・サイド3へと移住し、ジオニズム思想の一つであるコントリズムを実行しサイド3の独立を宣言します。これが後にジオン公国となるジオン共和国となったのです。彼の考える思想というのはある意味正しく、それを受け入れなかったことで強行的に実行したと考えられます。
この独立宣言でジオン共和国が誕生しますが、その後も地球連邦政府に根気よく説得を続けるジオン・ズム・ダイクンでした。この点こそが他の独裁的な人物と違う点であると言ってもいでしょう。武力で問いかけるということではなくしっかりとした言葉での説得を行なっている点がのちのザビ家とは違う点となると個人的には思っております。
しかしながらある程度、民衆を自らの思想へと向かせるために演説を行なっております。それがニュータイプというもの、進化した人類というものを強く謳っているところです。これはある意味洗脳的、民衆を焚きつけるような感じにも捉えられます。地球からある意味隔離されたとされている民衆に潤いの言葉を与えたと言っても間違いではないでしょう。
ただ、このジオンの思想であるジオニズム、ニュータイプ論というものはサイド3という地球から離れた場所へ移住させられた人物たちの居場所を作るという意味が本音であり、その本質というものは「ダイクンの自己欺瞞」というものに過ぎないということを息子であるキャスバル(シャア)は知っていたということが挙げられます。
ラプラスの箱という形で後にジオン・ズム・ダイクンの思想、深く掘り下げればニュータイプの人権の保障というものがザビ家の最後の生き残りであるミネバが全宇宙に向けて発信します。それは今まで謎であり秘匿されてきたラプラスというものを明かす大きな活躍となりました。これによってジオン・ズム・ダイクンの考えというものがある程度理解され、そして後に少し違う形でいい方向へと進んでいくようになったと言えるでしょう。
最後になりますが、ジオン・ズム・ダイクンの死について一般的には病死とされておりますが、実際のところは2代目の首相に着任したデギンによる暗殺だったということがわかっております。つまりデギンによってその座を奪われたと言ってもいいでしょう。デギンのやり方とジオンのやり方ではほとんど違う部分があるので暗殺の理由は明らかですね。
津田英三(つだえいぞう)さん、1948年3月17日生まれ、埼玉県出身、東京俳優生活協同組合所属の大ベテラン声優、また俳優さんです。数々のテレビドラマに出演、さらには声優活動もかなりの数であり、今では声優界の大ベテランとしての位置付けとなっております。現在でもまだ活動はされており、りゅうおうのおしごと!や銀河英雄伝説など有名作品に数々出演しております。
いかがでしたでしょうか? 今回は機動戦士ガンダムという作品の中でなぜこれだけの戦いが起こったのか?そのそもそもの火種というものを提唱したジオン・ズム・ダイクンについて綴ってきました。彼の考えた思想というものが後々にあれだけの戦いを生むというのは本人も考えすらしなかったことでしょう。その点を考えるとやはり最重要キャラクターであると言えると思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/G_THE_ORIGIN/status/1001638255605907456