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アルゼンチンの治安【2018年】観光地やブエノスアイレスなどの情報まとめ

2024.02.25

日本の裏側にある南米の国アルゼンチン。ヨーロッパ文化とラテン文化が融合した魅力的な観光地で、南米でも治安が良いとされている国です。果たして現地の治安の実情はどんな感じなんでしょうか?今回は、アルゼンチンの治安事情について紹介いたします。

  1. 【アルゼンチンの治安を知る前に】アルゼンチンってどんな国?
  2. 【アルゼンチンの治安を知る前に】外務省発令の地域別危険情報について
  3. 外務省が発表するアルゼンチンの治安は?
  4. アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの治安状況
  5. 【アルゼンチンの治安考察①】外国人旅行者が巻き込まれやすいトラブル
  6. 【アルゼンチンの治安考察②】トラブルを未然に防ぐためには
  7. 【アルゼンチンの治安考察③】主な犯行手口
  8. アルゼンチンでよくある犯罪①:ケチャップ強盗
  9. アルゼンチンでよくある犯罪②:モトチョロ
  10. アルゼンチンで比較的治安の良い観光スポット
  11. アルゼンチンの治安状況まとめ
引用: http://www.ncm-center.co.jp/tizu/aruzentin-1.gif
アルゼンチンは、日本の真裏である南米の国です。世界第8位を誇る広大な国土面積を活かし、アンデス山脈や大草原・牛の放牧などで有名です。タンゴなどアルゼンチンの音楽文化も有名で、旅行客に人気があります。
引用: https://wondertrip.jp/wp-content/uploads/2016/05/a77dd96ffb5e181f932b8f782bbbc945.jpg
首都は世界的にも有名な大都市ブエノスアイレスで、ラ・プラタ川沿いに位置しています。南米というとなんとなく危険なイメージや治安が悪い印象を持っている方もいるかもしれませんが、実はアルゼンチンは南米の中でも1、2を争う治安の良い国として有名です。今回は、アルゼンチンの治安事情を詳しく見ていきましょう。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/image/hanrei_s.gif
外務省の「海外安全ホームページ」では、各国の危険情報や感染病情報を常時発信しています。治安の良し悪しを図る基準として危険レベル1〜4に分けて発表しているので、レベルごとの簡単な解説を行います。

レベル1

渡航の際は十分に注意するように呼びかける注意喚起として発令されるのがレベル1です。該当の地域は、画像内で黄色に塗りつぶされています。渡航において特別問題視されているわけではありませんが、旅行客を狙ったスリやひったくり・詐欺などの被害に遭う可能性がある地域に発令されていることが多いです。

レベル2

渡航禁止とまではいかないけれど、渡航の前にはしっかり検討し、必要ではない渡航を禁止する注意喚起として発令されるのがレベル2です。該当の地域は、画像内で山吹色に塗りつぶされます。

レベル3

渡航禁止勧告であるレベル3は、治安の悪さや情勢の不安定さが著しい地域や国に発令されます。該当の地域は、画像内でオレンジ色に塗りつぶされます。また、すでに現地滞在中の日本人に対しての退避準備を促す意味でも用いられます。

レベル4

退避勧告であるレベル4に該当する地域は、画像内で赤色に塗りつぶされます。情勢が非常に悪く、退避はもちろんのこと渡航は全面禁止です。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2_master/2017T099/2017T099_1_Detail.png
外務省が発信しているアルゼンチンの危険情報は上の画像のとおりです。首都ブエノスアイレス市のみレベル1が発令されており、そのほかの地域では危険情報が発表されていませんので、アルゼンチン全土で見た場合は比較的治安は安定していると言えますね。
引用: http://yokohamanogin.com/wp-content/uploads/2016/03/P3224703.jpg
外務省のホームページでは危険レベル1を発令されているアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの治安ですが、はっきり申し上げるとそこまで治安が悪いとは思いません。もちろん、アルゼンチンの他の地域や日本に比べると治安は悪いですが、そこまで身構えなくても大丈夫だとは思います。
引用: https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/images/3225827397_6ceb8ac41c.jpg
しかし、ブエノスアイレスには「ビシャ」と呼ばれる大きなスラム街が存在するので、そこには決して近づかないようにしましょう。スラム街内部は完全に無法地帯と化しており、現地の警察も介入困難となっているくらい危険なエリアです。海外の治安を甘く見て、興味本位で危ないエリアに立ち寄ってしまうと命を失うことになりかねませんので、くれぐれも気をつけてください。
引用: https://life-traveller.com/wp-content/uploads/2017/02/615d7e0aa6bcae709c87e4b37c995cbc_s-486x290.jpg
アルゼンチン(特にブエノスアイレス)で外国人旅行者が巻き込まれやすいトラブルとして、置き引きやスリ・ひったくり・強盗などが主なものとして挙げられます。
引用: https://backpacker-dojo.info/wp-content/uploads/2017/09/ketchup.jpg
アルゼンチンの強盗として有名なケチャップ強盗なども、手口として浸透してきてはいるものの注意が必要です。この他にも、誘拐や銃を用いた事件に巻き込まれる可能性もゼロではないため、滞在中はしっかり安全確保に勤しみましょう。
引用: https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-8d-c3/fossile_elly_1110/folder/1133370/57/35383557/img_2_m?1514684850
引用: https://www.honeymoon-s.jp/baL9XrUASF/wp-content/uploads/2017/11/P1350911-e1507768582376.jpg
アルゼンチン旅行に限らず、海外旅行をする上で当たり前のことである安全対策をしっかり行うことがトラブル防止の基本です。具体的には、用事もないのに夜間に一人で出歩かない、人気のない道を避け人通りの多い道を選んで歩く、手荷物は最小限にし財布は絶対にポケットに入れない、貴重品バッグは常に肌身離さず管理することを徹底すると良いと思います。
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20131219/01/honig-honig/30/5a/j/o0600039912785096644.jpg?caw=800
また、ガイドブックや地図などを見ながら歩くという行為は、「私はこの土地に最近観光に来た者です。この辺りのことは全く知らず、慣れていません」と公言してしまっているようなものなので絶対にやめましょう。こういう外国人旅行客は、現地の犯罪者たちにとっては格好のターゲットなのです。そして、上述しましたがくれぐれも「ビシャ」には近づかないようにしましょう。
引用: https://www.axismag.jp/axismag-admin/wp-content/uploads/2018/04/shutterstock_730899595-720x405.jpg
引用: http://livedoor.blogimg.jp/tomokoar/imgs/a/6/a6da795f.jpg
アルゼンチンのブエノスアイレスで特に被害報告が多い犯罪として、ケチャップ強盗とモトチョロの他にも、電車やバス・人混みなどでのスリや、レストランなどでの置き引きの被害もあります。ここでは、知名度が高くて浸透しているにもかかわらず、被害数が減らないケチャップ強盗とモトチョロの犯行手口と被害に遭った時の対策を紹介いたします。
引用: http://sentakusuki.com/wp-content/uploads/2017/09/cooking_ketchp_kakeru.png
ブエノスアイレスの観光スポットや公園で多発しているケチャップ強盗は、親切を装った犯人が「服が汚れていますよ。」と声をかけてきます。そこで服にケチャップやマスタードがついていたら、その人はケチャップ強盗犯で決まりでしょう。知らぬ間にケチャップや塗料・廃油などを服にかけられ、声をかけてきた人がハンカチなどで拭ってくれている隙に別の仲間が金目のものを奪うといった手口です。
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ケチャップ強盗に遭わないポイントは、服が汚されてしまっても絶対に立ち止まって服を拭わないことです。「せっかく教えてくれたのに…」なんて思わなくて良いので、声をかけられケチャップなどをかけられたことが分かったら、無視してすぐに近くのお店に逃げ込んでそこで服をきれいに拭いましょう。街中には犯人の仲間が潜んでいる可能性もあるので、決して街中で立ち止まって拭わないようにしてくださいね。
引用: https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/keiji-prod/system/thumbnails/93/original/hittakuri.png?1475547379
バイクを使ったひったくりの手口で、歩道を歩いているときに背後から走って来たバイクにカバンをひったくられるというシンプルなパターンのひったくりです。通称モトチョロと呼ばれるこの手口は、バイクなどと対面する方向の歩道を歩くことで回避できる可能性が高くなります。
引用: http://www.police.pref.fukuoka.jp/data/open/cnt/3/2158/1/hittakuri.jpg
また、ゆっくりしたスピードで接近してくる二人乗りのバイクなどもその可能性が高いので注意が必要です。こういう怪しいバイクを見かけたら、街中の人混みやお店に紛れ込んでしまうのが得策です。周囲には常に警戒し、少しでも怪しさや危険を感じたら咄嗟の判断で行動できるようにしましょう。

イグアスの滝

引用: https://d1d37e9z843vy6.cloudfront.net/jp/images/3268212/700/337eeb21aa6753f810a8980d1676b8f06b690c1e_5787dc98207be_p.jpeg
世界三大瀑布に数えられる「イグアスの滝」は、スケールと迫力が桁違いで世界最大の滝と言われています。ここの拠点となるプエルト・イグアスという街を含め、ここにいるのは観光客ばかりなので比較的治安は安定していると言えます。アルゼンチンに来たからには、絶対に見ておきたい観光名所ですね。

ロス・グラシアレス

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パタゴニア地方を代表する観光スポットである「ロス・グラシアレス国立公園」は、世界遺産にも登録されていて比較的治安の良い観光地です。この公園には47もの氷河があり自然の素晴らしさや神秘を肌で感じることができるでしょう。
引用: https://taptrip.jp/system/App/Blog/thumbnails/000/001/581/large/52fb84bbb23d05056da090ff0eaa8c2f.jpg
本記事では、アルゼンチンの治安状況を紹介いたしました。アルゼンチンの治安は全体的にそこまで悪いというわけではなく、首都のブエノスアイレスを中心に、安全対策さえ気をつけていれば無事に楽しく旅行ができる国であると言えます。旅行前によくある犯罪の手口を把握しておくことで実際に被害に遭っても冷静に対応することができ、被害を小さくすることにもつながります。事前リサーチを怠らず、みなさまの旅行が楽しいものになるようにしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://life-traveller.com/wp-content/uploads/2017/02/615d7e0aa6bcae709c87e4b37c995cbc_s-486x290.jpg