そもそもコーヒーポットとは?
コーヒーポッドとは、コーヒーを入れておく、保温用の器のこと。また、コーヒーを入れて沸かす、壺つぼ状のふたを持つ器のこと。もっと詳しくいうと、濾紙などでコーヒーをこし出すという入れ方のことをドリップといい、そのドリップ式でコーヒーをいれる際に使うのがコーヒーポット。
湯を沸かし、フィルターにコーヒーの粉を入れた上から少しずつ注ぎ、コーヒーを抽出するのに用いるやかんのこと。お湯を注ぐ量を調節しやすくするために、注ぎ口が細くなっています。ステンレス製、ほうろう引き、銅製と材料はさまざま。
【追記】野田琺瑯社製「月兎印」のホーローポットはオススメ
抜群にお洒落で美味しくコーヒーが飲めるポットとして、野田琺瑯社製「月兎印」のホーローポットをお勧めします。
野田琺瑯社製「月兎印」のスリムポットは全6種類あり、
ホワイト、ブラック、イエロー、ブルー、ブラウン、レッド。
私のおすすめはレッド。キッチンのアクセントとしてとても優秀です。
正しいコーヒーの淹れ方
コーヒーを淹れる時も、ただコーヒーの粉とお湯を入れたら良いという訳ではなく、ちゃんとした淹れ方があります。
正しいコーヒーの淹れ方をして、美味しくお茶の時間を過ごしましょう。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、記載されている分量のコーヒー粉を、セットしたペーパーフィルターの中に入れ、優しくドリッパーを揺すり、コーヒー粉を平面に。
そして蒸らすために、まずコーヒーポットで少量お湯を注ぎます。気をつけたいのは、ペーパーフィルターにお湯をかけないようにすること。
コーヒーの粉を狙って、お湯を注いで下さい。30秒〜1分、そのまま蒸らしましょう。
そうすると、最後。『の』の字を描くように、そしてペーパーフィルターにかからないように、お湯を注いでください。
コーヒーを美味しく飲むためのポイントは、抽出器具やカップは清潔な物を使用し、あらかじめ温めておくこと。
この一手間が美味しさに大きく関わってきます。
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コーヒーポットの使い方
コーヒーポットを使う時は、お湯を粉に注ぐ時。直火OKと書かれていても、別のケトルで水を沸騰させた方が、コーヒーポットの焦げ付きを防ぐことができるので、長く使用することができます、
コーヒーポットの種類
コーヒーポットには2種類あります。ステンレス製は衝撃に強く、長く使える。ホーロー製はデザインがおしゃれで、保温性が高いという長所を持ちます。
コーヒーポットの種類①ステンレス製
ステンレス製のポットの特徴は、衝撃に強くて錆びにくい点。
少し重く、価格も高めですが、きちんとしたお手入れをすると、一生ものとして長く使えます。
コーヒーポットの種類②ホーロー製
ホーロー製のポットは、保温性が高く衛生的なので、汚れや臭いが付きにくいことが特徴です。それでも、錆や衝撃にはあまり強くない。ポットを洗うときはスポンジで優しく。
たわしなど硬いものでこすってしまい、傷付くとそこから錆が付きやすくなります。普段も、ぶつけたりしないように注意しながら使いましょう。
コーヒーポットは、ケトルでいったんお湯を沸かして移してから使うと変色を防ぐことができます。
ちなみに西洋風なデザインのものもあり、おしゃれさを重視するならホーロー製がおすすめ。
コーヒーポットの選び方
コーヒーポットを選ぶ時は、3つのことに注意しましょう。
「注ぎ口」「容量」「直火可能の可否」
(1)注ぎ口
注ぎ口が細いと、お湯の量の調節がしやすいです。
コーヒーの淹れ方に、通常でもゆっくりお湯を注いでくださいと言われますが、また、特に気をつけてゆっくり抽出する「点滴」と言われる淹れ方もあります。
この淹れ方は注ぎ口が太いとお湯の量の調節がとても難しいので、細口といわれものを選んだ方が、いろんなコーヒーの淹れ方を楽しむことができます。
(2)容量
コーヒーを1人で飲むのなら500ml~900ml、3人以上の大人数で入れることが多いなら900ml以上のものを選ぶと良いです。
1人で飲むのに、余りに多いものだと、保温性がどれだけ高くても飲むのに時間がかかるため、冷めてしまいます。
大人数なのに、量が少なすぎると、全員分コーヒーを淹れるのに時間がかかりすぎてしまいます。
(3)直火可能の可否
ポットが直火可能だと、ポットで沸騰させた、高温お湯をそのままコーヒーの粉に注ぐことになります。
コーヒーは高温ほど苦み成分を抽出しやすい。
つまり、苦味が引き立つ大人な味のコーヒーになります。
もし、まろやかなコーヒーがお好みなら、すこしお湯の温度を低めで淹れるのがおすすめ。
一般的にはお湯は別のポットで沸かして、コーヒーポットへ移し、そのポットでコーヒーを抽出をする方がいいです。一度お湯を移すとお湯は約10℃下がります。
まろやかなコーヒーを飲みたい場合は、直火可能のコーヒーポットを使っていても、直火にしない方が良いです。
電気で使いやすい、保温性の高い、おしゃれな人気商品5選
おすすめコーヒーポット⑴電気
電気のコーヒーポットを使用して淹れれば、コンロでいちいち火をつける必要がありません。ただ、温度調節ができる電気ポットは少ないとのこと。
いくつか電気のコーヒーポットを探してみました。
こちらは電気のポット。空焚きをしてたら、自動で電気が切れるという賢い機能付き。
こちらはステンレス製で長く使える電気ポット。細口だから、お湯を注ぐ高さを広範囲で調整できます。コーヒーのいろいろな味わいを楽しみたい方にはもってこい。
おすすめコーヒーポット⑵保温に自信アリ!
ステンレス製だけど、保温性に優れたポット。その理由は、二重構造。フタまで綺麗に洗えるので、衛生面も安心できるのが嬉しいですね。
保温性の高い、ホーローのポットがこちら。西欧風のデザインもおしゃれ。
おすすめコーヒーポット⑶おしゃれさ重視
シンプルだけれどどこか洗練された印象を受ける、おしゃれなポット。
マットな質感も加わって、落ち着いた大人の魅力をさらに高めてくれます。
コーヒーポットのお手入れ方法
ステンレス製のポット
ステンレス製のポットを、焦がしてしまった場合は、湯にいったん浸して汚れをやわらかくしましょう。
そして、スポンジやステンレス用の布で焦げをこすります。
空だきしてしまい、ポットが変色してしまった場合は、ステンレスクリーナーやクリームクレンザーを付けてスポンジや乾いた布で磨けば大丈夫。
長く使っていて、蓋やポットの内部に水垢がついてしまったら、クエン酸を入れた水をポットに入れ沸騰させて、そのまま冷ましておきましょう。
ホーロー製のポット
長くホーロー製のコーヒーポットを使用するポイントは、傷をつけないこと。
たわしでこするのはもちろんのこと、洗剤も研磨剤が含まれていないものを選ぶのも実は大切なことです。
もし、焦がしてしまった場合は、お掃除用の重曹で汚れをとることができます。
水分を含ませたキッチンタオルや布に重曹をふりかけ、ポットの焦げの上にぬり、少し時間を置きます。キッチンタオルを使うと張りつけられるので汚れが落ちやすくなります。
その後重曹を染み込ませた布やスポンジで焦げを拭き取りましょう。
(おまけ)コーヒーに合うスイーツ
コーヒーポットを使って、美味しいコーヒーを淹れられた!あとは、飲むだけ!でもちょっと待って。コーヒーと一緒にぜひ食べてほしいスイーツがあります!
甘めのコーヒーとご一緒に☆ 乳製品を使ったスイーツがおすすめ
ミルクを入れたコーヒーと相性ばっちり◎なのは、バームクーヘンやクロワッサン、クッキー。同じ乳製品を使ったものや、ミルクとよく合う、チョコレートのお菓子と一緒にコーヒーを飲むと、それぞれ単体で飲食するのとはまた違った味わいが楽しめます。
苦めのコーヒーとご一緒に☆ 甘めのスイーツがおすすめ
エスプレッソなどの苦味が特徴的なコーヒーに合うのは苦味を中和させるキャラメルやアイスクリーム、シュークリームなど。アイスクリームにコーヒーをかける、『アフォガード』というちゃんとしたおしゃれなスイーツにもなっています。
おわりに
ここまで、日常に欠かせないコーヒーの必須アイテムであるコーヒーポットについて、説明と、おすすめの電気ポット、寒い日にも大活躍すること間違いナシの、保温性の高いポット、会社で使用すると人目置かれる、家でもテンションが上がるおしゃれなポットをご紹介しました。ぜひ、お手入れ方法や、おすすめのスイーツも参考に、優雅なコーヒーブレイクをお楽しみください。