自転車の種類に合ったペダルの紹介や、ペダル交換の方法について紹介します。
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自転車において重要なパーツの1つは、いうまでもなくペダルですよね。自転車を前に進む力を生む重要なパーツです。そしてペダルには異なる種類があるのを知っていますか?普段何気なく乗っているママチャリのペダルをマウンテンバイクやロードバイクに取り付けても、自転車本来の性能は発揮できないのです。つまり、自転車のペダルは、車種によって最適なペダルを選ぶ必要があります。今回は、自転車の種類に合ったペダルを紹介し、ペダル交換の方法について解説します。
自転車の種類に合ったペダル① ビンディングペダル
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ビンディングペダルは、ロードバイク用と、マウンテンバイク用の2種類の自転車に対応しています。ロードバイク用のビンディングペダルは、軽量のアルミ製、またはカーボンなどで作られています。
クリートはペダル形式ごとに専用設計されたものが必要で、メーカーによっては、ほぼ固定で動かせないモードのものと、有る程度融通の利くフローティングタイプのものがあります。使用するペダルのタイプ、クリートのタイプにあわせたシューズの選択が必要になります。
マウンテンバイク用のビンディングペダルは、泥詰まりなどへの耐性が強く、また耐久性も強固なペダルが多いのが特徴です。
ロード用のものと比較して歩行しやすいシューズが使用できるため、ロードバイクに使用している方もいらっしゃいます。使用するペダルのタイプ、クリートのタイプにあわせたシューズの選択が必要になります。
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自転車の種類に合ったペダル② フラットペダル
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フラットペダルは、気軽に街乗りで使える自転車に搭載されているモデルが多いのが特徴です。スピードや耐久性というよりも、乗りやすさや、安定性を重要視した設計になっているのが多いのもフラットペダルの特徴です。
自転車のペダル交換の方法。
ここからは、自転車のペダル交換の方法について紹介します。
STEP① 準備
まずペダル交換に際して必要になる工具は、ペダルレンチと、スプレータイプのグリスです。そしてペダルに使用しているネジの種類も把握しておきましょう。ペダルで使用しているネジの大きさは、9/16インチと1/2インチの2種類です。この中でも主流は9/16インチです。
9/16インチ 最も主流なサイズです、一般車、実用車、MTB、ダウンヒルバイク、クロスバイク、ロードレーサー、電動アシストサイクル、大人用三輪車、1輪車などに使用されます。
自転車のペダルには、右用、左用があり、それぞれねじの締める方向などが異なります。そのため交換前にどちらが右用でどちらが左用のペダルかを確認しておきましょう。
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STEP② ペダルの取り外し
まずは、古いペダルを取り外します。もしペダルが完全に固着していてネジが回らない場合は、スプレータイプのケミカル剤を事前に吹きかけて、ネジを緩めやすくなるためおすすめです。
そしてペダルを取り外すときのペダルレンチの位置にも注意が必要です。
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クランク位置を画像の通り力を入れやすい位置にペダルレンチを使いペダル軸を緩めます、外すときはクランクと工具の角度がポイントです、力をかけて外しますが、あまりに勢いがつくと手を地面に打ちつけたり、自転車が倒れてくるので注意してやりましょう。
STEP③ 新しいペダルの取り付け準備。
古いペダルを取り外したら、新しいペダルの取り付け準備に入ります。まずは、交換する新しいペダルのネジ山にグリスを吹き付けます。スプレータイプがおすすめですが、塗るタイプのグリスでも問題ありません。
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STEP④ 取り付け。
そして新しいペダルを、自転車のペダル軸に差し込みます。ポイントとしては、最初から工具を使って締めるのではなく、出来る限り手で絞めていくのがポイントです。左のペダルは締める方向が反対になるため注意しましょう。
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手で締らないところまで来たら工具を使って仕上げます。最初から工具を使わないのは、もし最初から工具を使うと、ペダルが斜めに入ってしまいそのまま取り付けてしまう可能性があるためです。ペダルが斜めに入っていると安全性に得強が出るため、最初から工具を使うのはおすすめされていません。
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自転車の種類に合ったペダルの紹介や、ペダル交換の方法について紹介 まとめ。
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今回は、自転車の種類に合ったペダルの紹介や、ペダル交換の方法について紹介しました。記事中で紹介した通り、自転車のペダルは、車体の種類によっておすすめのペダルが異なります。そのため、車種に合った種類のペダルの使用が大切です。これからサイクリングを始める人はぜひペダルにも気を配ってみてください。