ホセ・メンドーサとは、あしたのジョーに登場するキャラクターです。
あしたのジョーの最終回で、主人公である矢吹丈と「死闘」を繰り広げた選手であり、バンタム級世界王者の最強の男です。言い方を変えれば、「あしたのジョー」における「ラスボス」的ポジションのキャラクターとも言い表すことが出来るでしょう。
今回はそんなあしたのジョーに登場するホセ・メンドーサに注目していきます。どうして矢吹丈との対戦後に白髪になってしまったのかという点についても、考察を進めていきますよ。
それでは、更に深くあしたのジョーのホセ・メンドーサという男に注目し、掘り下げていきましょう。
ホセ・メンドーサは家庭を築いています。妻と、お子さんがいるのです。どうやら常に家族サービスは欠かしていないようで、普段の紳士的な面も相まって非常に良いイメージを抱かれているようです。
「優しいパパ」なんですね。
また、ボクシングは「家族のためにしている」という大きな特徴があります。
さて、今度はボクシング選手としてのホセ・メンドーサに注目してみます。先ほどはホセ・メンドーサの普段の人格等について考えてみましたが、ここからはボクサーとしての彼の特徴をチェックしましょう。選手としての特徴等にも触れていきます。
まず頭に入れておくべきな情報として、ホセ・メンドーサというボクサーには異名が存在しているということです。
ここからは、その異名とホセ・メンドーサというボクサーの関連性についてご紹介していきます。
あしたのジョーのホセ・メンドーサは異名が2つ存在しており、時折その異名で呼ばれることがあります。
それは「コンピューター付きファイティングマシーン」と「キング・オブ・キングス」という2つの異名です。後者に関しては後ほど詳しくご紹介いたします。
「コンピューター付きファイティングマシーン」という異名ですが、これは一体どういう背景から呼ばれるようになったのでしょうか。
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こちらの異名は、ホセ・メンドーサのボクシングスタイルが関与しています。
それは、ホセ・メンドーサの持つ「明晰・冷静な頭脳」と、「卓越した技術」なんです。完璧な技術を持っており、超正確な攻撃を繰り出すからこその「コンピューター付きファイティングマシーン」という異名に恥じないプレイを見せてくれます。
捉え方によっては、野性的な矢吹丈とは真逆のスタイル・選手であると言えるかもしれません。
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さて、それではあしたのジョーのホセ・メンドーサが持つもう1つの異名「キング・オブ・キングス」に注目してみましょう。
「キング・オブ・キングス」を日本語へと直訳すれば「王の中の王」や「王者中の王者」のような意味合いとなります。
これほどまでの異名で呼ばれるということからも、ホセ・メンドーサというボクサーがどれだけ強力な存在であるかということの分かる裏付けと言えますね。一体、どういった過程を経てこんなに強そうな異名で呼ばれるようになったのでしょうか。
まず、ホセ・メンドーサは元々WBC王者でした。そして、同級のWBA王者であるカロルド・ゴメスに勝利したことで、統一王者となったのです。そのことから、「キング・オブ・キングス」と呼ばれるようになりました。
まさに「キング・オブ・キングス」という異名に恥じぬことのない、十分すぎる実績を持っているんです。
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あしたのジョー劇中で、主人公である矢吹丈とホセ・メンドーサの対戦はまさに「死闘」と呼ぶに相応しい戦いでした。
序盤こそ、ホセ・メンドーサは理詰めのボクシングでジョーを圧倒していました。ジョーは目にダメージを受け、片目が見えないようになってしまいました。
圧倒的かと思えましたが、自身がパンチドランカーにしてしまったカーロス・リベラがリングサイドへ現れたことで反撃を許したり、何度となく立ち上がり迫ってくるジョーへ恐怖し反則まで犯すようになってしまいます。
最終的に試合には判定辛うじて勝利しますが、ホセ・メンドーサの頭髪はまっ白になっていました。
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では、一体どうして、ホセ・メンドーサは白髪になったのでしょうか。
様々な考察がなされていますが、有名な認識としては「廃人になってしまった」だとか、「鬼気迫るジョーへ恐怖した」、「精神的に追い詰められて白髪になった」というような説が囁かれています。
実際、ホセ・メンドーサというボクサーが恐怖のあまり「反則」まで犯してしまう状況にまで追い込まれ・恐怖していたわけですから、精神的に追い込まれていたこと、相当なダメージを受けていたということは明らかです。
白髪になった理由は明らかになっていませんが、やはり「精神的に相当のダメージを受け、追い込まれてしまった」というのが濃厚なのではないでしょうか。
もちろん、正解はありません。ファンの方それぞれの考えがあるのが健全な状態と言えるでしょう。
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さて、気になるポイントとして、ホセ・メンドーサはあのジョーとの試合後は、一体どうなったのかという点が浮かび上がります。
白髪に染まった頭髪と、老人のように一気に老け込んでしまったホセ・メンドーサでしたが、その後については描かれていません。
そのため、はっきりと「その後こうなった」というのは明らかになっていませんが、おそらくボクシングを引退しているのではないでしょうか。
というのも、ジョーに精神的に追い詰められたことで、ジョーに対する恐怖が、ボクシングに対する恐怖へと発展してしまっている可能性が考えられるからです。ボクシングに対してトラウマ的なものを抱いてしまっているかもしれません。
その後、引退しているのではないか、という推測ができます。もちろん、こちらのその後の考察に関しても白髪になった理由同様に、断定はできませんのでご注意ください。
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ホセ・メンドーサにはどうやらモデルとなった人物がいたそうです。このモデルに関する情報はインターネット情報なので、真実であると断定はできませんので、そちらをご把握の上でモデル情報をご覧ください。
ホセ・メンドーサのモデルとされたという人物は「エデル・ジョフレ」という1960年代に活躍した選手だそうで、「黄金のバンタム」と呼ばれていたようです。
この選手以外にもモデルなのかと推測されている選手がいますので、気になるという方は「ホセ・メンドーサ モデル」等で検索エンジンでサーチしてみてください。
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ここまで、あしたのジョーに登場するホセ・メンドーサというキャラクターについてご紹介してきました。
あしたのジョーのホセ・メンドーサは「キング・オブ・キングス」で「コンピューター付きファイティングマシーン」という異名を持つ規格外のボクサーでした。
ジョーとの対戦で白髪に染まったというのもファンに大きな衝撃をもたらしており、その後が気になるキャラクターです。あしたのジョーのことをまだご覧になったことがないという方は、是非チェックしてみてください。