引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b1/Beautiful_Rizla_Suzuki_GSXR1000_-_Flickr_-_Supermac1961.jpg
SUZUKI-gsxr1000は盤石の人気を誇った名マシン。最新のマシンでは世界タイトルに挑戦し、優勝を飾っている。オーナーのインプレでも評価が高く、一度はまたがってみたいマシンのひとつ。また、空気抵抗などを元に設計されたデザインとカウルのフォルムが美しく、クールなバイクとしても有名だ。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f6/GSXR1000K5.jpg
gsxr1000のオーナーたちは、マフラーを交換したりと、さらにマシンをパワーアップさせているが、どのようにマシンをカスタムしているのだろうか?また、中古市場ではどれくらいの価格で手に入れることが出来るのだろうか?gsxr1000の歴史とグレードなども含めて解説しよう!
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/26/Flickr_-_ronsaunders47_-_SUZUKI._GSX_R-1000.jpg
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d8/Suzuki_Gsxr_1000_by_PETER_WARREN_aka_peter_PARTs.JPG
これからgsxr1000をゲットしたいと考えている人に役立つ、これまでのリリースモデル・歴史をおさらいしてみよう。また、中古で購入を考えている人にも大いに役に立つはずだ。お気に入りのマシンを見つけて試乗をするもよし。あこがれのマシンの購入を検討してみよう。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fa/Suzuki_GSX-R1000_Yoshimura_Suzuki_with_Jomo_No.12_at_the_TMS2009.JPG
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/41/Suzuki_GSX-R_1000_K1.jpg
2000年式GSXR750がモデルとなったマシン、2001年SUZUKI-gsxr1000。「Own The Racetrack」(サーキットの覇者)をコンセプトに製造されたマシンだ。当時YZF-R1とCBR1000RRがしのぎを削っていた時代に、SUZUKIがリリースした1台。パワーと軽量性は、ライバルの両車両のいいところを持ち合わせたマシンだった為、互角に台頭した。
引用: https://www.bennetts.co.uk/-/media/import/6401_images/666suzuki-gsx-r-1000-k1
これまでの750マシンのベースをそのままに設計されたマシンなので、エンジンのサイズもコンパクトでコストを抑えたまま性能を上げる事に成功した。車両重量170kg・160馬力を実現し、ライダーから絶賛された1台だ。
引用: https://i.ytimg.com/vi/8v5HTZqpATU/maxresdefault.jpg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:988cc
最高出力:
163ps/10800rpm
最大トルク:
11.2kg-m/8500rpm
車両重量:170kg(乾)
引用: http://www.suzukicycles.org/photos/suzuki-history/2001/2001_GSX-R1000_black_450.jpg
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4a/GSXR1000_2003.jpg
市販車レースのレギュレーションが750㏄から1000㏄に移行したころに発表された、gsxr1000初のモデルチェンジとなったマシン。空気抵抗から導き出されたスリムアッパーカウルが特徴で、それを実現するために一つ目のヘッドライトと二つのセンター吸気口になっている。外見もスリムでクールなモデルとなっている。当時は、その秀逸なデザインと性能から市販車レースにおいて最速を誇っていた。
引用: https://servicemanualsgsxr.com/wp-content/uploads/2012/04/Suzuki-GSXR-1000-2003-17-640x437.jpg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:988cc
最高出力:
164ps/10800rpm
最大トルク:
11.3kg-m/8400rpm
車両重量:168kg(乾)
引用: https://mcn-images.bauersecure.com/upload/926/images/picture-4.jpg
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/29/Gsxr1000k5.jpg
市販車レースレギュレーションが変更になり、各社とも競争が激しくなる中でのリリースとなった先代gsxr1000のフルモデルチェンジマシンとなったK5とK6。排気バルブを軽量のチタン製にしたことと、ほんの少しのボアアップによって馬力を上げることに成功。また、フレームの軽量化を図る事により、コンパクト化することができた。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/50/SuzukiGSXR1000.jpg
ちなみにこちらのK5/K6モデルは、フレームが軽量になったことが原因で性能は上がったが、ウイリー行為によるフレームのクラックが原因で、リコールが行われている。デザインも洗礼されており、ウイリーさえしなければ安全に走行できる。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5a/Suzuki_GSX-R_1000_K7-1.jpg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:998cc
最高出力:
185ps/12000rpm
最大トルク:
11.9kg-m/10000rpm
車両重量:172kg(乾)
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/96/Suzuki_GSX-R1000_2007TMS.jpg
カウルの独特なデザインが特徴の4代目gsxr1000。先代のモデルの尖った前面のカウルとは対照的に、先端は丸みを帯びたデザインになっており、そのパワーも185馬力とさらにパワーアップしている。先代とのもう一つの違いはマフラー。先代まで右出しマフラーだったものが、このモデルで左右両方から出ている。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8a/2001SuzukiGSX-R600-001.jpg
また、クラッチが油圧式に変わっている。このマシンは日本では人気があまりなかったものの、ハンドリングの良さなどマシン性能は世界で高い評価を得ていた。出力モード切替もこのモデルからの機能となり、コーナリングやコントロール性を重視した走りをすることが可能だ。
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:998cc
最高出力:
185ps/12000rpm
最大トルク:
11.9kg-m/10000rpm
車両重量:172kg(乾)
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/GSX-R_1000_2010_25th_Anniversary_Edition.jpg
このモデルより、gsxr1000独自のフレームへとチェンジ。基本性能では右に出る者はいないほどのマシンへと変貌を遂げた。生産時の事情により馬力はそのま先代を受け継ぐが、トラクションやコーナリングの性能など、トータルバランスは底上げとなった。マフラーも先代より5㎏ほど軽量化となり、gsxr1000は進化を続ける。
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:998cc
最高出力:
185ps/11500rpm
最大トルク:
11.9kg-m/10000rpm
車両重量:205kg(装)
引用: https://www.revzilla.com/product_images/0052/2939/scorpion_serket_taper_slip_on_exhaust_suzuki_gsxr100020122013.jpg
エンジンの軽量ピストンの採用、カムの最適化などにより、低速トルク向上と燃費を向上させたモデル。ディスクローター部分はSUNSTARの耐熱ステンレス鋼を採用、ブレーキ部分は高級ブレーキメーカ「ブレンボ」の採用により、さらなる進化を遂げる。デザインもgsxr1000の基本を忠実に守っている。
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:998cc
最高出力:
185ps/11000rpm
最大トルク:
11.9kg-m/10000rpm
車両重量:203[205]kg(装)
※[]内はABSモデル
引用: http://www.yoshimura-rd.com/images/11182BP520_A_L.jpg
先代より数えて、約8年ぶりのモデルチェンジとなるgsxr1000とgsxr1000r。なお、今回より2本立てのリリースとなる。さらに性能を考慮したマシンである。フロントフォーク、サスペンション共に両者の仕様は異なり、1000rのほうはより豪華な仕様となっている。8年ぶりのモデルチェンジとあり、フレームやエンジンまで新物となっている。
引用: https://www.revzilla.com/product_images/0317/7921/akrapovic_racing_exhaust_system_suzuki_gsxr1000_r2017.jpg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:999cc
最高出力:
202ps/13200rpm
最大トルク:
11.2kg-m/10800rpm
車両重量:202[203]kg(装)
※[]内はR1000R
※L8(2018年)からは国内仕様もリミッター無し
引用: https://i.pinimg.com/originals/7f/89/c6/7f89c6317d827433fe3423f6da6c1aba.jpg
せっかく手に入れたお気に入り最速マシンgsxr1000を、カスタムしてクールに乗りこなしたい人も多いのでは。ここでは、代表的なカスタムをご紹介しよう。マフラーやカウルをカスタムすれば、純正とは全く違う表情を見せてくれる。また、カスタムすることで性能を補助する役割も果たす。gsxr1000のクールなカスタム部位の一部をご紹介!
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b3/The_rearview_of_Suzuki_GSX-R1000_2017_year_model.jpg
引用: http://www.acv.co.jp/galespeed/image/type/typed_03.jpg
引用: http://www.acv.co.jp/galespeed/image/type/typed_10.jpg
バイクのホイールカスタムは、そのマシンの個性に大きな影響を与える。まずはクールになるその外観。純正ホイールを色の違うホイールなどに交換することで、乗る側のモチベーションにも大きく影響する。走りが楽しくなるカスタムと言えるだろう。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41y4t8%2B%2BcmL._SX425_.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ffkBSXIiL._SX425_.jpg
純正マフラーより、マシンの鼓動を直に感じることが出来るマフラーカスタム。マフラーカスタムは、よりクールな外観を実現し、なおかつそのマシンの馬力にも影響する。リアルな鼓動を感じながら走行する爽快感は、純正では感じられない感覚を与えてくれるだろう。また、マフラー交換によって軽量化も可能となる。
引用: https://www.ohlins.eu/images/db/highres/img-00000239.jpg
サスペンションは、マシンの乗り心地に大きく影響する。また、サスペンションは人間のカラダで言うなら筋肉と同じ役割を果たす。しなやかに、走行安全性を高めることができるサスペンションカスタムなら、より自分にマッチしたマシンへと変化させることが可能。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41sL28RyoqL._SX355_.jpg
ヘッドライトを入れ替える事で、夜間でも視野が広がり、安全性を高めてくれる。また、特徴のある個性的なライトを採用すれば、間違いなくクールなマシンへと変貌を遂げるだろう。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/28/Yoshimura_Suzuki_GSX-R1000_2007_01.JPG
中古市場でも人気のgsxr1000。マシン性能はもちろんのこと、そのデザイン性と走りは、世界中で熱狂的なファンをもつバイクだ。また、マフラー交換などカスタムすることで、自分だけのオリジナルマシンへと変貌を遂げるだろう。世界で唯一、自分だけのマシンを手に入れよう!