ロードバイクはサドルの高さが重要!
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ロードバイクはママチャリやシティサイクルと違いやや高めのサドル位置で乗る自転車の一つ。そのため、初めてロードバイクに乗る方は若干の乗りづらさを感じてしまいがちです。しかし、ロードバイクに正しく乗るためにはむやみやたらにサドルを下げるのは厳禁。下げ過ぎたサドルはロードバイクの性能を発揮できないばかりか、体の故障の原因ともなってしまいます。そこで以下ではロードバイクのサドルの高さ調整法をご紹介。正しいサドルの高さに調整してロードバイクを堪能しましょう。
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ロードバイクのサドルの高さ調整法:①まずは目安の計算式を覚えよう
サドルの高さには計算式がある
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サドルの高さを調整するはじめの一歩は、計算式を覚えること。サドルの高さは一般的に股下×0.86~0.88で計算することができるとされています。ロードバイク始めたての方はやや低めの股下×0.86、慣れてきた方は股下×0.88あたりがおすすめです。この場合のサドルの高さというのは、ロードバイクのボトムブラケットまでの距離となります。
股下の寸法は正しく図ろう
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身長や座高などは計っても、股下は計ったことが無いという方も多いでしょう。正しい股下の計り方は、まず壁を背にしてまっすぐ立ちます。その後本やクリアケースなど平行なものを股に挟み、股間にあたったあたりで止めます。あとはその平行なものの上部とかかとまでの距離が股下の長さです。
計算式はあくまで目安なので微調整が必要
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只今ご紹介した計算式は、あくまで目安の数値を知るためのもの。人によってぴったりと来る高さはそれぞれなので細かく微調整を行うことが重要です。次項以降でご紹介する調整法も取り入れながらセッティングしていきましょう。
ロードバイクのサドルの高さ調整法:②計算式以外を用いた調整法
かかとを合わせたときに少し足が曲がった状態にする
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計算式以外を用いたサドルの調整法というものも存在します。まず最初にご紹介するのが実際にシートに座ってみて調整する方法。シートに腰かけたら、ペダルにかかとをくっつけるようにして乗ってみましょう。このとき足が少しだけ曲がった状態になるようにサドルを調整します。人によってはかかとが伸び切った状態の方が乗りやすいという声もあるのでお好みで調整しましょう。ママチャリに乗るときのように膝が20度も30度も曲がらない状態にするのがコツとなります。そうすることにより適切な力がペダルに加わりスムーズに走行することができるのです。
慣れてきたらかかとが離れるような距離にするのも良し
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ロードバイクに慣れてきたり、重いギアでスピードを出したいというときにはあえてかかとがペダルから離れるような距離に設定するのもおすすめです。そうすることにより、重力を用いてペダルにより力が加わるようにセッティングすることができます。かかとが離れるような距離にするときは、距離が遠くなりすぎないように素足で調整するのがコツです。
自転車の横に立って調節する方法もある
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簡単な調整法としては自転車の横に立って腰の高さにサドルを合わせるというものもあります。こちらはざっくりとサドルの高さを決めるのに便利な調整法。サドルを新しくしたときなど、まずこの調整法で大まかな位置を決めて、実際に腰かけたり計算式を用いて微調整していきましょう。
ロードバイクのサドルの高さ調整法:③サドルの高さの変え方
ロードバイクのサドルの高さの変え方は簡単
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ロードバイクのサドルの高さの変え方はいたって簡単。シートポスト部分のボルトを六角レンチなどで緩めるだけで簡単に調節することができます。クイックリリースタイプのシートポストであればさらに変え方は簡単に。レバーを引き起こすだけでロックが外れシートポストがするすると動いてくれます。
ロードバイクのサドルの高さ調整法:④実際に走ってみて調整する
最後は勘がモノを言う
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前項まででご紹介したサドル調整法を使って実際にサドルの高さを変えた後は実際に走ってみて最終調整をしましょう。最終的には、自分の心地よさというのも重要になるのである意味「勘」というものに頼ることになります。調整法の原則をクリアしたうえで、自分に合った高さを探していくのもまたロードバイクの楽しみであるといえます。
用途によっても高さを微調整しよう
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ロードバイクのサドルの高さは、どんなシーンで乗るのかによっても微妙に変わってきます。例えばより速さを追求したい時には、サドルをやや高めにしたり、街中でのちょい乗りなどに使用したい時は安全面を考えて少しサドルを低めにしたりするのもおすすめです。
ロードバイクのサドルの高さ調整法:⑤サドルを調整する上での注意点
高すぎるサドルポジションは事故の原因に
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だんだんとロードバイクに慣れてくると自然とサドルを高くしたくなりますが、このときシートポストがぎりぎりかみ合ってるというような極端な高さにセッティングするのは避けましょう。浅くかみ合っている状態だと、ふとした振動などでシートポストごと抜け落ちてしまう事故の原因になってしまいます。高めにセッティングするときも基本の高さからあまりに逸脱しないように注意しましょう。
低すぎるサドルは腰などを傷める原因に
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反対にママチャリのように極端に低すぎるサドルは、体への負担の原因となってしまいます。普通の自転車とハンドルとの距離などが違うロードバイクはサドルを低くしすぎると漕ぐ際に無理な体制になりがちな自転車。そのままの姿勢で乗り続けていると腰痛を引き起こしたりするので、こちらもやはり基本の高さから逸脱しすぎないように注意が必要です。
ロードバイクのセッティングはサドルの高さ以外も需要
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ロードバイクはサドルの高さ以外にも調整したいポイントがいくつかあります。こちらも併せて調整すると、きっと正しいポジションでロードバイクを楽しむことができるはず。高さはぴったりでもそのほかがぐちゃぐちゃ…なんてことにならないように以下のポイントもしっかりとチェックしましょう。
ロードバイクのセッティングのコツ:①サドルの前後位置も調整する
ロードバイクのサドルは前後に動かせる
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ロードバイクは普通の自転車と違って、サドルの高さだけでなく前後位置を変えることのできる自転車です。サドルの前後位置を変えることによって加速性能に変化をつけることが可能。前に出すとよりペダルに力が加わりやすくなり、後ろにすれば安定した走行になります。どちらも一長一短なので、座りやすい前後位置を探してみましょう。
サドルの前後位置の変え方
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サドルの前後位置の変え方はこちらも非常に簡単。サドルの根元部分にあるボルトをレンチなどで緩めるだけです。簡単な変え方なので初心者の方も迷うことは少ないはず。前後位置を変えたらしっかりと緩まないようにねじを閉めましょう。
ロードバイクのセッティングのコツ:②サドルの向きにも注意する
まっすぐセッティングできていないと無理な漕ぎ方になるかも
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サドルはフレームに対してまっすぐセッティングするのが大原則。これが曲がっていると適切なポジションを維持できず、左右にぶれたり、無理な体勢でロードバイクに乗ることになります。ほんのわずかなズレもないようにぴったりセッティングするのを心がけましょう。
ロードバイクのセッティングのコツ:③サドルの傾きを調整してさらに乗りやすく
傾きによっても乗り心地が変わるロードバイク
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ロードバイクのサドルは前後位置や高さだけでなく角度を変えることもできます。基本は地面に対して平行ですが、乗るシーンによって少しだけ傾きを変えてみるのもおすすめ。前傾にするとペダルに力が加わりやすくなり加速は早くなりますが不安定に、後傾にすると安定感のある走りになりますがスピードは出づらくなります。
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まとめ
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以上、ロードバイクのサドルの高さの調整法や変え方、セッティングのコツなどをご紹介いたしました。普通の自転車と一味違った乗り心地のロードバイク。正しい高さをしっかりと理解して美しいポジションで楽しみましょう。