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シャトー・ペトリュス特集【ワイン】味の特徴や価格、当たり年は?

2024.02.22

シャトーペトリュスというワインをご存知でしょうか。世界中の憧れの的とされているロマネコンティと双璧をなすワインとして知られており、非常に特徴のあるワインです。今回はそんなシャトーペトリュスのワインの価格や当たり年、特徴などについて徹底的に書いていきます!

  1. シャトーペトリュスというワイン
  2. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:生産地
  3. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:品種
  4. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:栽培法
  5. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:醸造法
  6. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:味
  7. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:歴史
  8. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:名前の由来
  9. 当たり年はいつ?シャトーペトリュスワインの味の特徴と価格:当たり年
  10. シャトーペトリュスワインは味に特徴がある
ワインの銘柄として多くの人が知っている銘柄といえば、毎年必ず話題となるボジョレーヌーヴォーです。しかし、ワイン好きにとってワインとの銘柄で有名なものは、ロマネコンティとシャトーペトリュスです。これらはお互いにボルドーワインにおいて世界中から憧れの的とされているワインと呼ばれており、それぞれ特徴などは似ているようで対照的なものがあり、それぞれの味の違いもまたあります。あまり知られていない理由としては、試乗に出回っている量が非常に少なく、そのことから1本当たりの価格が数十万から数百万円もするという非常に高価なワインとなっています。
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ロマネコンティとシャトーペトリュスの違いとは具体的にどういうものなのか、ここからはそれぞれの違いについて書いていきます。まずは生産地ですが、ロマネコンティもシャトーペトリュスも、どちらもフランスで生産されている。しかし詳しい場所になると、ロマネコンティの場合は、大陸性気候であるブルゴーニュ地方で作られています。そして、使用される原料も高級品種であるピノノワールが使用されています。一方シャトーペトリュスの場合は、海洋性気候であるボルドーを中心に作られており、原料もどっしりとした黒ぶどうを中心に、複数の品種のものをブレンドしています。
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ロマネコンティの場合は、ピノノワールという品種のみを原料として作っていることは先に少し触れましたが、シャトーペトリュスの場合は、複数の品種の黒ぶどうを使用しています。その中でも比較的多く使用されているものがメルローです。そのほかにも、カベルニソーヴィニョンやカベルニフランなどのどっしりとした黒ぶどうを使用しています。これは、海洋性気候の場合は、ロマネコンティが作られるブルゴーニュ地方で多く栽培されるピノノワールが育ちにくく、その代わりにメルローやカベルニソーヴィニョンなどのどっしりとした黒ぶどうを育てることに長けているためです。
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ロマネコンティとシャトーペトリュスの違いは、栽培法も大きく違います。ロマネコンティの場合は、月の満ち欠けによって変化させるオーガニック農業であり、畑を耕すときは馬を使用するなど、徹底的に伝統製法を守り抜き、その手法を一切変えることはありません。一方シャトーペトリュスの場合は、毎回栽培法を変えているわけではありませんが、こちらもかなりこだわっています。基本的な栽培法についてはこちらのほうが近代的であり、独特な土壌であることを活かした栽培手法をとっている。また、夏場にはグリーンハーベストというぶどうの房の周りの派をとるということをしています。
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栽培法がこれだけそれぞれでこだわりぬいているのであれば、醸造法もそれぞれこだわりぬいていると考えている人も多いはずですが、まさしくそうです。栽培法では徹底的に伝統を守っているロマネコンティは、醸造法も伝統を守っている。というのも、ロマネコンティに限らず、ブルゴーニュ地方で作られている恒久ワインの多くは伝統的な醸造法をかたくなに守っているというところが多いです。一方シャトーペトリュスの場合は、昔は他のワインと同様木製のたるを使用していましたが、1969からはセメントタンクの中で発酵させています。シャトーペトリュスのほうがやや近代的な手法で醸造しています。
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これだけ栽培や醸造においてそれぞれこだわっているのであれば、当然ながら味もかなり違ってきます。ロマネコンティの場合は、香りは果実感を感じないものの、エレガントで筋肉質であり、タンニンなどの雑見も少なく、すっきりとした味わいとなっています。それが逆にロマネコンティならではの味わいとして人気があります。シャトーペトリュスはそれとは対照的に、香りは非常に豊かであり、香りだけで独特で濃厚なワインであることが創造できます。しかし、いざ飲んでみると意外にも味はまろやかであり、それでいて複数の原料を用いているため、深みのある後味となります。
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シャトーペトリュスというワインは、どうして人気になったのか木になる人もいるはずです、ここではシャトーペトリュスの歴史などを見ていきましょう。シャトーペトリュスが誕生したのは19世紀の頃であり増すが、文献などによるとそれよりもかなり前からワイン自体は製造されていたそうです。名前が広がるきっかけとなったのは1889にパリで開催された博覧会です。その博覧会に出品されたシャトーペトリュスが金賞をとり、そのことがきっかけで世界中に名が広まりました。現在ではシャトーの中では知らぬものがいないほどの超有名なシャトーと呼ばれていますが、いまだに深い歴史が眠っているという、まだまだ秘密がありそうなワインです。
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シャトーペトリュスという名前がついたきっかけはどのようなものでしょうか。シャトーペトリュスのペトリュスとはラテン語のことであり、英語のピーターやフランス語のピエールと同じ語源を持つ言葉であり、意思という意味です。そのほかにも、十二使徒の一人である聖ペトロという意味もあります。17世紀ごろに、このワインが作られている土地が当時ペトリュスと呼ばれていたことがきっかけで、ワインにも使われるようになりました。そして聖ペトロの絵も、1930年代からはラベルにかかれるようになりました。他のワインとは違い、聖人の名が冠されているワインということも人気の理由のひとつです。
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ワインの楽しみ方や選び方のひとつとして、製造された年によって当たりはずれがあるということです。これが缶ビールなどの市販で売られているお酒とは違うところであり、ワインならではの楽しみでもあります。シャトーペトリュスも例外ではなく、評価の高い当たり年と呼ばれているものがいくつかあります。その中でも1984年に作られたワインは特に評価が高く、重厚感がありつつも、繊細な風味を楽しむことが出来ます。一方1987年に作られたものは、任期のあるものではあるにもかかわらず、品評会では低めの評価を付けられたワインとしても話題です。しかし、2010年以降は飲み頃と呼ばれ、まさに今が飲み頃ではないかといわれています。
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いかがでしたか。シャトーペトリュスというワインは、味や香りなどが独特なものであるということがわかったと思います。今回はあくまでロマネコンティと比べた場合が多句ありましたが、味についてはあくまで比べた場合なので、実際に一度飲んでみることをおすすめします。また、当たり年についても今回紹介したもの以外にも、もしかしたら新たなものが出てくる可能性もあります。これからの未来が楽しみです。皆さんもこの機会にシャトーペトリュスを飲んでみてはいかがでしょうか。
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