バイクのエンジン塗装は筆・diyで!剥離・剥がれたら下地からトップヒート
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バイクに乗っていると気になってくるのがエンジンの錆び付きや塗装の剥離・剥がれです。クラシカルなバイク
乗っていればそういったものも味が出るかもしれないですが、そうでなければエンジンの剥離・剥がれや錆び付きは見ていてダサく感じるものでしょう。
そんな時にエンジン塗装がしたいと思っても実際やり方などを知らなければできず、プロに頼むにしても高いのが悩みどころ。
そこで今回はバイクのエンジン塗装を自分で行うdiyのやり方をご紹介します。特に便利な塗料であるトップヒートを使ってみましょう。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒートとは?
剥離・剥がれたら下地から使える塗料のトップヒートは一般的に知られている耐熱塗料です。バイクにはこのような耐熱塗料が必要なのですが、このトップヒートは従来のものとは違った特殊塗料と言われています。
トップヒートは耐久性・耐熱性・耐油性・耐ガソリン性を持つバランス型!
基本的にバイクのエンジン塗装で使う塗料は耐熱でなければなりませんが、耐熱性能のある塗料は剥離・剥がれなど他の部分に耐性がなかったりします。
その点このトップヒートは他のものと比較してシリコン含有量(耐熱性を高めるもの)を絶妙なバランスにすることでその他の悩みに対する耐性を得ています。
どういうことかと言えば耐熱性はもちろんですが、バイクのエンジンからオイルが漏れたりガソリンがかかっても落ちない耐油・ガソリン性を持ち、整備時の石油系溶剤に対しても強く、洗浄に使う酸・アルカリ性洗剤に対しても耐久性を持ち合わせているのです。
最近で言えばdiyで自分で塗装するならこのトップヒートは定番なので是非使いたい一本になります。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒートの色は3種類!
剥離・剥がれた後の下地から使えるバイクのエンジン塗料ことトップヒートには3種類の色が存在しています。それぞれ「ツヤあり黒」、「シルバー」、「赤」の3種類になっていて耐熱温度は200度です。
さすがバイクのエンジン塗料に着眼しているだけあって絶魅了な体熱感を持っていますが、一応他にもマフラーの温度まで耐えうる耐熱600度のものまで存在しています。
ツヤあり黒
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ツヤあり黒のトップヒートはエンジンを黒に染め上げることで高級感やクラシカルな印象を持たせることができる色になっています。
シルバー
従来のシルバーはアルミフレイク表面に浮くものなので光った状態ですが、トップヒートの場合は新車エンジンに塗装されている鈍い光沢を持った絶妙な雰囲気を持つ色を再現します。
赤
引用: http://area.osaka.jp/image/service/9.jpg
赤の塗料で染め上げたエンジンはカッコいい、まさにレーシング使用をうかがわせる雰囲気を持つバイクへと変化させるでしょう。
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バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒートは下地塗料いらず!
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トップヒートで塗装するときは下地塗料がいりません。もちろん他の作業はありますがこれはdiyを楽にするものといって良いでしょう。
使用前にはしっかりと振るだけです。塗装するときも普通の塗料と同じような使い方をすればいいので楽です。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒートの塗装方法
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錆や汚れを落とす&脱脂
引用: http://area.osaka.jp/image/service/1.jpg
剥離・剥がれたら下地から塗装するトップヒートを使う前にとりあえずサンドペーパーなどを使ってエンジンの錆び落としなどをしていきます。また使うのはサンドペーパーだけではありません。
パーツクリーナーなどを使って汚れを落とすとともに脱脂作業を進めていきます。
トップヒートで塗装
剥離などの処理が終わったら今度は下地いらずでトップヒートを塗って行きます。
やるのはこれだけです。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒートの塗装仕上げは焼き付けをしっかりと
エンジン塗装で大切な仕上げ作業は焼き付けを行うことです。塗料については大体1時間ほどで乾燥するのですが、トップヒートのような耐熱塗料は一度高温に触れてから効力を発揮します。
どのくらいの温度にすべきかと言えば大体180度~200度ほどです。目安としてはバイクのエンジンを数十分程度アイドリングしていれば焼き付けは出来て塗料も硬化してきます。
またアイドリングだけでは熱が入りにくい場所まで塗装している時はヒートガンなどを使って炙ることで硬化させることが出来ます。
高温が必要なのでドライヤーなどでは無理ということにご注意ください。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒート!筆も使おう
バイクのエンジン塗装に便利なのが筆です。筆を何に使うかと言えば塗装にムラがある場合にでも細い筆が入り込んでムラなく塗装を仕上げることが出来ます。そのため筆を塗装で使うのは割とメジャーになっています。
使用するときは簡単にトップヒートのキャップにスプレーを吹き付けて液体状にしたものを使います。液体に筆を入れて塗料をつけたらそれをエンジンに塗装していきましょう。
筆を使うなら文字を書いてみるのもあり
エンジン塗装をしているときに筆を使うなら文字を書いてみるのもありです。実際に筆で文字を書いている人もおられるくらいですし、中には絵を描く人まで存在しています。
これをやるのは筆の扱いスキルが必要なので中々難しいですが、できるなら筆塗装のdiyが更に楽しくなるでしょう。
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バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒート!マスキングもしよう
エンジン塗装の際にはプラモデルと同じように当然ながらマスキングを必要とします。マスキングとは塗装するときに塗装したくない部分にスプレーがかからないようにすることをいい、エンジンで言えば新聞紙その他いらない紙を使ってマスキングすることになります。
どちらかというとスプレー塗装の作業よりもマスキングの技術の方か高いスキルが要求されるくらいなので慣れるためにもマスキングはしっかりと行ってみましょう。
バイクのエンジン塗装diyに便利なトップヒート!エンジンは下すべき?
エンジン塗装の際はバイクにとりつけたまま行うかエンジンを取り外して行うかの2つがあります。このとき難易度を考えるとエンジンを取り外さない方が初心者の方はやりやすいです。ですが、エンジンをバイクにつけたまま塗装するのはマスキングも面倒な上に間違うと違う部分に塗料がかかりやすかったり塗装自体もうまくいきません。
そう考えた場合結局エンジンは外して塗装を行う方が正解です。ただ外す場合はある程度の専門知識が必要なことや場合によっては壊したり自分でエンジンを再取り付け出来ないこともあります。
塗装のしやすさなら外した方がしやすいですから、一応挑戦してみてはいかがでしょうか。もしもダメだったとしても専門のバイク業者に依頼すればなんとかなるので勉強も兼ねて挑戦は大事です。
diyスキルも上がるでしょう!
自分でdiyできない場合は専門業者へ
ここまでdiyによるバイクエンジンの塗装を紹介していますが、もしも自分でできないと思ったときはバイクショップや専門業者に依頼すればプロの力で簡単に出来ます。
値段は5万円~10万円、高額ならそれ以上と言った感じなので不安なら頼んでみてはいかがでしょうか。
自分でやるメリットはdiyスキルが身に着くことと安くできること、デメリットは失敗する可能性があることです。
業者のメリットは絶対成功すること、デメリットは高いし自分のスキルが上がらないことです。
どちらを選ぶかは自分次第なので考えてみましょう!
バイクのエンジン塗装でいつまでもカッコよく!
バイクのエンジン塗装について耐熱塗料トップヒートを使ったやり方を紹介しました。diyは自分で出来て楽しいものなので挑戦してみてはいかがでしょうか。