ロードバイク用の靴とは?初心者にビンディングペダルは必要?
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今回は自転車のなかでも「速く走るため」に作られたロードレーサーに乗る方のための「シューズ」を中心に紹介していきます。自転車というものは不思議な乗り物でして、一般的なママチャリや折りたたみ自転車(価格にして2万円~4万円くらい)に乗っていても、特に心境の変化は起こりません。
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しかしMTB(マウンテンバイク)やロードレーサー(ロードバイク)など、ある状況を想定して作られた種類(価格にすると8万円~)の自転車に乗るとウェアやヘルメットなど身体に直接身につけるアイテムはもちろん、自転車自体に取り付けるアイテムにも興味が出てくるものです。そんな自転車関連のアイテムを調べていくうちに早い段階でたどり着くのが「自転車用」と称されるシューズでしょう。今回はこの自転車用の靴やペダルについて紹介していきます。
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サイズ感やカバーの有無、初心者に必要?ロードバイク用の靴とは?ペダルの種類①:フラットペダル
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自転車用のシューズ云々を語るまえにお伝えしなければならないのが「ペダル」についてです。歩行を目的に作られた、われわれが日常生活で使用するような靴ならどのようなペダルが装備されていても問題ありません。しかし、シューズを変えようとする場合にはペダルの種類は知っておかなければ商品もまともに選べませんので、ぜひ頭に入れておいてください。
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ママチャリなどわれわれが子ども時代より慣れ親しんできたペダルが「フラットペダル」と呼ばれる種類。両面とも同じ形状をしており何も考えず、また足元に注意を向ける必要もなく靴のソールを載せるだけでペダリングを行うことが可能です。これを基準とし、次から紹介していくペダルと見た目や形状、用途などを見比べてみましょう。
サイズ感やカバーの有無、初心者に必要?ロードバイク用の靴とは?ペダルの種類②:トゥクリップペダル
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シューズをペダルに合わせる必要のないものをもうひとつ紹介しましょう。シューズのつま先部分、つまりトゥ部分を固定するための装具が付いているのが「トゥクリップペダル」といわれるペダルです。自転車用のペダルと聞いて、このトゥクリップペダルを想像する方も多いでしょう。
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フラットペダルよりも足裏とペダルが離れにくいトゥクリップは通常のペダルに比べて効率的なペダリングが行えるようになっています。また一般的に販売されているシューズとも互換性があるため(もちろんトゥ部分の装具の形状による)ペダルを交換するだけでOKという手頃な面もあります。
サイズ感やカバーの有無、初心者に必要?ロードバイク用の靴とは?ペダルの種類③:ビンディングペダル(SPD)
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ここからは上記で紹介したものよりも競技性が高く、それにともない必要となる部品も多くがなってきます。自転車競技における、いわゆる競技用のシューズのことを「ビンディングシューズ」といいます。ビンディングシューズはスキー競技などと同じようにシューズとペダル(スキーの場合は板)を固定するためのシューズです。ビンディングシューズは「穴」の数によってわけられており、現在では2穴~4穴までものが販売されています。
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ビンディングペダルにもいくつかメーカーによって違いがありますが、ここでは初心者からプロまであるゆるサイクリストたちが愛用しているシマノの「SPD」と「SPD-SL」について紹介していきます。「SPD」とは上記画像のように穴が2つあるタイプのビンディングシューズで、マウンテンバイクを乗るときを想定して開発されたものです。そのため、ペダルとシューズを固定した際にも遊びがあり初心者でも親しみやすくなっています。またクリート(シューズとペダルを固定するための装具)がシューズに埋め込んであるので歩行も難なく行うことができるのがメリットです。
サイズ感やカバーの有無、初心者に必要?ロードバイク用の靴とは?ペダルの種類④:ビンディングペダル(SPD-SL)
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続いて「SPD-SL」とは本格的なロードレーサー乗り、たとえばツール・ド・フランスに出場するようなロードレーサーに乗って速さを追い求める人たちのために開発されたペダルのことをいいます。「SPD」が2穴であったのに対して「SPD-SL」は3穴であるのは特徴です。また「SPD-SL」は装着時の音が大きい(周りの人にも聞こえる)、遊びが少ない(クリートの種類などで調節可能)、踏み面が広くより効率的ペダリングが可能というメリットがあります。
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しかしシューズから大きくはみ出したクリートは歩行動作の大きな障害となり、またソール表面もなめらかなものが多いことから「SPD-SL」での歩行はペンギンを彷彿とさせる「よちよち歩き」になってしまうのが大きなデメリットです。まさに自転車のために開発されたペダルといっても過言ではないでしょう。
ロードバイク用?サイズ感やカバーの有無:ペダルの種類によって互換性のある靴を選ぶ必要がある
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ここまで読んでいただければご理解いただけたと思いますが、シューズに合わせてペダルを交換する必要があります(ここで注意しておきますが、ペダルを交換した場合には運動靴などでもペダリングを行うことができます)。シューズ選びにも「穴の数」に注意しておかなければ、ペダルとの互換性がないものを選らんでしまった際に面倒ですので自分がどんなシューズを履きたいのかきちんと決めておきましょう。
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ビンディングペダルに挑戦する多くの方が「SPD」か「SPD-SL」のどちらかですので上記画像で穴やクリートの種類の違いを確認していただければと思います。なお最近では「SPD」「SPS-SL」のどちらにも対応しているシューズも多いですので、シューズのデザインに惚れて購買欲をかりたてられた人でも割と自由がきくようになりました。
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ちなみに「SPD」用のシューズは安定して歩行が目的の方もいらっしゃるため上記のような街歩きにも問題なく溶け込めるようなデザインをした商品もあります。
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さらにサンダルタイプのようなカジュアルなものもあるためシューズ選びの幅は本当に広くなっています。まずはデザインできめるのもひとつの手かと思いますので、ぜひいろいろな商品を見てみてください。
サイズ感やカバーの有無、ペダルの種類!ロードバイク用の靴とは?:初心者かどうかは関係ない
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ペダルの種類やそれに見合ったシューズの種類はなんとなく理解できましたか?ビンディングシューズは自転車に合ったデザインや形状だけでなく効率的なペダリングを習得するためのツールでもあります。よって、初心者だからこそ取り入れてもらいたいアイテムです。「装着が難しそう」「転ぶのは怖い」という声は毎度のようにあがりますが、はじめてのことは誰でも怖いもの。大人になればなるほど初めての経験をする機会は少なくなっていきますから、この際にぜひビンディングペダルに挑戦してみましょう。
カバーの有無、ペダルの種類!ロードバイク用の靴とは?:サイズ感はブランドによる
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ちなみのビンディングシューズのサイズですが、一概に「どのくらい」ということはできません。これはスニーカーと同じで各ブランドが想定するサイズ感はそれぞれ違いますので、こればかりは試着してみないとなんともいえません。今は通販でも返品対応をしてくれるところが多いですから、各ブランドのサイズ感をきちんろ確かめたうえで購入するようにしてください。
サイズ感やペダルの種類!ロードバイク用の靴とは?:ビンディングシューズで歩行するならカバーを着用しよう
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ここでの話は「SPD-SL」用のクリートを装着している方向けです。「SPD」の方にはあまり関係はありません。
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先ほどもお伝えしたように「SPD-SL」はクリートがシューズから大きくはみ出しています。よって歩行しづらいとともにソールよりもクリート部分で歩行することになりますからクリートの減りが早くなったり、泥やホコリなどのゴミがよく溜まってしまいます。
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よって歩行の際には「クリートカバー」をクリートの上から装着してあげることで歩行時におけるクリートへのダメージを少なくすることができますので「SPD-SL」の使用を考えている方はクリートカバーの装着をおすすめします。
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ロードバイク用の靴とは?初心者にビンディングペダルは必要?
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ロードバイク用の靴・ペダルの理解はできましたか?ビンディングペダルの種類と靴との互換性がわかったら前知識はバッチリなので早速お店にいってシューズを試着をしに行きましょう。