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血圧が緊張で上がるって本当?自律神経と血圧の関係を簡単解説!

2024.02.22

よく「緊張で血圧が上がる」といいますが本当なのでしょうか?実は、緊張と血圧には深い関係があります。高い血圧が続くと治療が必要になることも……血圧と緊張・自律神経の関係、血圧が上がる仕組み、緊張を上手に和らげるコツを解説します。

  1. 緊張と血圧の関係は?1【緊張で血圧は上がる?】
  2. 緊張と血圧の関係は?2【どうして血圧が上がるの?】
  3. 緊張と血圧の関係は?3【高血圧だとどうして危険?】
  4. 緊張と血圧の関係は?4【治療が必要なケースは?】
  5. 緊張と血圧の関係は?5【血圧と緊張をコントロールする方法は?】
  6. 緊張と血圧の関係・まとめ
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よく緊張で血圧が上がるといいますが、これは本当です。緊張したときだけでなく、ストレスを感じた時、疲れた時、寝不足の時など、血圧は意外に簡単に上がってしまいます。緊張で血圧が上がる仕組み、高血圧になると危険な理由、治療が必要になる場合、緊張やストレスを和らげる方法を簡単に解説していきます。
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緊張と血圧の関係を解説する前に、血圧が上がる仕組みを解説します。そもそも血圧とは、心臓から送り出された血液が血管を押す『圧力』のことをいいます。血管が細くなっていたり、固くなっていたり、心臓から出てくる血液の量が増えたりすると、血圧が上がります。
緊張すると、人の体の中では自律神経の中でも『交感神経』の働きが優位になります。交感神経には、体の動きを活発にしてくれる働きがある一方、血管を収縮させてしまう働きもあります。また、脳からは『アドレナリン』というホルモンも分泌されます。アドレナリンは心臓の働きを活発にして心拍数を上げます。こうして、血管が狭くなることと、心臓から送り出される血液が増えることで血圧が上がるのです。
また、体の中では緊張を和らげるため、アドレナリンを分解する酵素が分泌されるようになります。ところが、アドレナリンが分泌されたり、酵素の働きで分解される過程で、体の中にはたくさんの『活性酸素』が発生してしまいます。この活性酸素も血圧を上げる一因だと考えられています。
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緊張して血圧が上がるとなぜ危険なのでしょうか。危険な理由は、まず心臓への負担、そして血管への負担です。血圧が高いとき、心臓はいつも以上に働いています。実は心臓の働きは『有限』です。心拍数が高い状態が長く続くと、結果的に心臓の寿命が短くなってしまいます。
血圧が高いと、血管の壁『血管壁』にも負担がかかります。高い圧力のかかった血管壁は、圧力に耐えるために厚さを増していきます。血管が分厚くなると、その分血液の通り道は少なくなり、さらに血圧が上がってしまいます。
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とはいえ、緊張で血圧が上がってもほとんどの場合、自然に血圧は下がっていくので治療は必要ありません。治療が必要なケースは、65歳以上の高齢者、肥満気味(メタボリックシンドローム)、家族に血管の病気を経験した人がいる場合です。
高齢者は、若いころに比べて血圧を調整する機能が弱くなってしまうため、ちょっとした緊張でも血圧が上がってしまい、血圧が戻るのも遅くなります。また、肥満気味の人は高脂血症、糖尿病など、血管系の病気を持っている事があります。これらと高血圧が組み合わさると、動脈硬化の危険性が高まります。家族に血管系の病気(脳卒中、心筋梗塞など)がいる人も、高血圧のリスクが高くなります。特に同性の家族にこうした病歴がある場合は注意が必要です。即治療が必要になるわけではありませんが、これらに当てはまる人は特に血圧には注意しましょう。
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血圧と緊張をコントロールするには、ストレスと上手く付き合う必要があります。血圧を上げるストレスとは、暑さや寒さ、疲労や睡眠不足などの『肉体的ストレス』、人間関係や仕事、そして緊張などの『精神的ストレス』両方のことをいいます。
緊張による血圧の上昇を和らげるには、ストレスを避けることと、ストレスをうまく解消することが大切です。ストレスを解消するには、睡眠や入浴、運動などの規則正しい生活、バランスいい食事が重要です。特にストレスを受けるとたんぱく質、ビタミンB、Cが消費されてしまうため、脂の少ない肉や魚、野菜や果物がおすすめです。
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緊張したりストレスを感じると、血圧は上がってしまいます。大切なのは、規則正しい生活とバランスのいい食事で緊張やストレスに強い体を作ることです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
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