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着物・浴衣・振袖の違いは?素材や生地、場面の違いを徹底解説!

2024.02.22

浴衣や振袖など着物の違いはご存知ですか?どれも似たように見えて、実は素材や生地で使用する場面が変わるのです。着物はよくわからない、という方に着物や浴衣の違いについて、下着や裏地の有無、素材の特徴などを紹介します。特徴を覚えて正しく着物を着こなしましょう!

  1. 着物・浴衣・振袖は素材や生地で違いが出る
  2. 着物や浴衣の違いについて
  3. 着物や浴衣の違い➀着物の特徴
  4. 着物や浴衣の違い➁着物の格
  5. 着物の格の違い➀第一礼装
  6. 着物の格の違い➁略礼装着
  7. 着物の格の違い➂外出着
  8. 着物の格の違い➃街着・普段着・浴衣
  9. 着物や浴衣の違い➂下着
  10. 着物や浴衣の違い➃素材
  11. 着物は裏地素材でおしゃれに振る舞う
  12. まとめ:着物や浴衣の種類や素材
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着物は結婚式などの冠婚葬祭に、浴衣は夏のシーズンに着るもの。と割り切って考えていませんか?知識について正しい知識を身につけていないと、一人だけ浮いてしまうことになりかねません。
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そうならないために、今回は着物についてなんなとなく知っている方、ほとんどわからない方に向けて、浴衣や振袖との違い、素材や生地の特徴などを解説します。当記事を最後まで読み進めることで、場所やシーンに応じた着物の着こなしを知ることができるでしょう。
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着物と浴衣の違いは格好を見れば一目瞭然ですよね。しかし、着物には浴衣のように裏地のないものなど、生地や素材が似ていて違いを見分けるのが難しい場合があります。
実は浴衣や振袖はすべて着物というカテゴリーに入る服になります。そう言われると、この3つはどのように仕分ければいいのか判別に迷いますよね。この問題を解決すべく、次から着物の種類を分けた上で、その違いを解説していきます。
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まずは、浴衣や振袖の総称である着物にスポットライトを当てて見ていきます。着物といえば、立ち居振る舞いが洗練された女性が着こなしているイメージがあるのではないでしょうか。今では外国人が進んで着るほど人気のある和服になっていますね。
そんな着物の起源は遡ること3世紀、中国から伝わった呉服がはじまりとされています。そこから平安、鎌倉時代などあらゆる時代を経ることで、色や素材、生地などバリエーションが生まれ現在に至ります。
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着物を着る上で重要なポイントになるのが素材や生地などで変わる「格」です。この違いにより使用する場面が決まってくるので、ひとまず以下の一覧に目を通しておきましょう。格は上から位の高いものになります。
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第一礼装

打掛、黒留袖、本振袖、喪服など

略礼装着

色留袖、訪問着、振袖、色無地、江戸小紋の紋付など

外出着

付け下げ、付け下げ小紋、小紋(友禅)、小紋、紬の訪問着、無地の紬、絞り、お召、更紗など

街着・普段着・浴衣

紬、絣、黄八丈、ウール、銘仙、木綿、浴衣
次からは第一礼装から順に大まかな種類の特徴をご説明します。
結婚式やお葬式などの冠婚葬祭、式典など、かしこまった場面で着用するものになります。着物の中では最も格式のある部類に入ります。

黒留袖

既婚女性を対象にした着物で、結婚式や披露宴などで着用するものになります。黒地で五つ紋の入ったデザインで裾には華美な模様が描かれているのが特徴です。

打掛

花嫁を対象にした着物で、結婚式で着用されるものになります。その種類には白で統一された白無垢があり、「嫁ぎ先の家風に染まる」との思いが込められています。他には赤色など華やかな色合いの色打掛があります。

大振袖

未婚女性を対象にした着物で、振袖の中で最も格の高いものになります。袖が長い振袖になり、結婚式や成人式などに着用されています。
第一礼装の次に格が高い略礼装着は、華やかな見た目の着物が多数あり、結婚式や披露宴、入学式などの場面で着用されます。

色留袖

既婚・未婚どちらの女性にも使える着物で、五つ紋の場合は第一礼装として使うことができ、三つ紋にした場合はより広い範囲で使えます。

振袖

大振袖よりも袖の長さが短い部類になる着物。小振袖にすると、パーティーなどのイベントに着用できるでしょう。

訪問着

既婚・未婚どちらの女性にも使える着物で、入学式や卒業式(会社も可)、披露宴やパーティーなどに最適。紋を入れることで色留袖と同じように使える着物に。
上の二つとは違ってバラエティ性が加わり、使用する場面が増えたのがポイント。ちょっとしたお出かけに着用できる着物が増えています。

付け下げ

訪問着をカジュアルにした着物で、普段着としても使えるため着こなしやすい特徴を持ちます。また、リーズナブルな価格もポイント。

小紋

気軽に着用できる着物として、パーティーや買い物、稽古などに向いたものになります。デザインがおしゃれで、同じ模様が連続した見た目になっています。

絞り

布の一部に対して、糸で括っては染料で染めるなど、手間をかけて作られていた絞り。江戸時代には贅沢品として位置づけられ、使用を禁じられたほどです。
最後のグループに当たるこちらは、よりカジュアルな着こなしを可能にした着物になります。そのため、フォーマルな場面では使えませんが、日常生活に馴染むほど使いやすさの出た特徴を持ちます。

日常生活に使いやすい着物に当たる紬。染色した糸を用いて織った生地が特徴で、その生地や素材など地域ごとに個性の出たものが多い着物になります。

予め染め分けた糸で織り上げる着物になり、縦向きの経絣と横向きの緯絣を合わせることで独特な絣模様を生み出します。

浴衣

夏のシーズンに最適な着物として人気の浴衣。木綿製が多く、蒸し暑い中でもさっぱりとした着心地で外出用、自宅用どちらでも気軽に使えるのが特徴です。
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着物や浴衣を着用する上で気になるのが下着ではないでしょうか。いつも身につけている下着をそのまま使用してもいいのか。ここではそんな疑問にお答えしていきます。
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まず、着物を着こなすポイントは、体のラインが均一であること。そのため、くびれの出やすいお腹周りにはタオルを巻くことが一般的です。そして、着物を引き立てるために下に長襦袢を着るようになっています。

女性の下着に付いて

ここからが本題になりますが、長襦袢の下に下着を着用します。そのときに着るのが肌襦袢といわれる肌着です。洋服で例えるとシャツになります。さらに、女性の場合は綺麗に着こなす必要があるので、和装用ブラジャーやスポーツブラ、ノンワイヤーブラが推奨されています。下は和装用、ローライズのショーツでラインが見えにくいものがいいようです。
裏地のない着物や浴衣に関しても下着をつけた方がいいでしょう。特に、浴衣の場合は暑い時期に着用するので、通気性が良く吸湿性に優れたものを使用するのがベスト。

男性の下着について

男性も長襦袢の下に下着を着用しますが、上は和装用のシャツ、もしくはVネックタイプのシャツ(シームレスだと◎)が推奨されています。また、男性と女性ともに下にステテコを履くと蒸れの軽減につながります。
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日常生活で着る服にはポリエステルや麻などの素材がありますが、着物にも様々な素材が用いられています。ここではその主なものをピックアップしたので、順に見ていきましょう。
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着物の素材➀絹

光沢感の出た美しいツヤに、柔らかく滑らかな風合いの絹。高級感の出た素材で着物に使われるもので最も上質な部類に入ります。ただ、デリケートな素材でもあるため、管理には細心の注意を払いましょう。

着物の素材➁木綿

木綿は吸湿性に優れていて、触り心地の良さが特徴。浴衣の素材に用いられることが多く、お出かけ用にも最適。洗濯すると縮みますが、耐久性を備えています。

着物の素材➂麻

夏の着物の素材に相応しいのが、通気性に優れた麻。涼しげな風合いで速乾性を持ちます。管理する際はシワになりやすいので、その点に注意してください。

着物の素材➃ポリエステル

ふだん着用する服にも用いられるポリエステルの着物は、洗濯やお手入れなど管理しやすい素材になります。あまり機能的ではありませんが、リーズナブルな価格がポイントです。
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着物の種類で袷(あわせ)と呼ばれるものは、裏地がついているので、腕を上げたりすると八掛が見えおしゃれに見せることができます。コントラストの効いた裏地や同系色のものなど、その種類もいろいろ。ただ、第一礼装などフォーマルな着物の裏地は、共八掛といい表裏同じ生地で作られます。
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最後に着物、浴衣、振袖の違いについて少し復習しておきましょう。
着物は浴衣や振袖の総称で、「第一礼装」、「略礼装着」、「外出着」、「街着・普段着・浴衣」の4つに分かれていました。左から順番に格の高い着物になり、右に行くにつれてカジュアルな仕様になります。
その中で浴衣は夏のシーズンなどに気軽に着用できる着物で、振袖は未婚女性が着用するものと場面に応じて使い分ける必要がありましたね。他にも素材や生地、裏地などで違いが生まれるので、着物を着用する際はここで学んだ知識を活かして、綺麗に着こなしましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://i.pinimg.com/564x/41/07/df/4107dfa3dcdc97758f3bb4cf337326bb.jpg