ニンテンドー3DSの画質、いいですか?悪いですか?
3D映像を専用メガネなどをかけなくても、裸眼で楽しめるニンテンドー3DS。人気のゲームも数多く発売されていますが、しばしば聞かれるのが、「画質が悪い」という感想。他のポータブルゲーム機と比較すると、画面の大きさの割には画素数が少ないために、画質が悪いと思われているようです。
ニンテンドー3DSの画質、上げることはできるの?
フルハイビジョンや4K放送など、高画質のテレビやスマホを見慣れていると、3DSの画質はそれらと比較して、悪いと感じてしまうかもしれません。しかし、設定を変更したり、ちょっとした工夫でも、画質はもっと上げることができます。
3DSの楽しいゲームを心から楽しいと感じることができるよう、「画質が悪い」と嘆く前に、ぜひ設定を見直してみてください。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる①画面の明るさを変える
人によっては、画面が暗いほうがキレイに感じる人もいます。一方で、画面が明るいほうがキレイに感じる人だっています。その人によって、画面がキレイに見える明るさはマチマチです。そこで、画質が悪いと気になっている人は、まず「HOMEメニュー」の「画面の明るさ」から、自分に合った明るさを選んで設定してみましょう。それぞれの明るさを比較してみると、画面の見え方にも違いがあることがわかるはずです。
なお、ゲームプレイ中でも、HOMEボタンでゲームを中断してから、STARTボタンを押しながら十字ボタンの上を押せば画面は明るく、下を押せば画面を暗くできます。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる②省エネモードをオフにする
同じく「HOMEメニュー」で設定できるのが、「省エネモード」です。「省エネモード」をオンにしておくと、表示する映像に応じて画面の明るさを自動で変更してくれます。バッテリーのもちはよくなりますが、もし勝手に変化するのがイヤならば、あえてオフにしておくのもよいでしょう。
ちなみに、先程の画面も明るさと同様、ゲームプレイ中にHOMEボタンを押してゲームを中断すれば、省エネモードの設定変更も可能です。STARTボタンを押しながら十字ボタンの左を押すと省エネモードをオフに、右を押せばオンに切り替えることができますよ。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる③3Dボリュームをオフにする
ニンテンドー3DSの目玉ともいえる立体視機能。でも、人によっては画質が荒いと感じてしまう人もいるようです。そんな場合は、本体右側の「3Dボリューム」を一番下まで下げてしまいましょう。2D(平面)表示となり、見やすくなるかもしれません。
3D映像は、たとえ正しく調整されていても、人によってはぼやけて見えることもあります。「3Dボリューム」をオフにすると、せっかくの3D映像が楽しめなくなりますが、画質のきれいさを優先する場合は、2D(平面)表示で楽しむのもアリですよ。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる④持ち方を変えてみる
3DSのスクリーンは、正しい場所から見ないと、きれいな3D表示が見えないという特徴があります。スクリーンの特徴をしっかりつかむと、これまでよりもキレイに見えるかもしれません。
きれいな3D映像を見るには、画面を正面から見て、画面と目の距離を25センチから35センチにすることが大切です。画面に近づきすぎても、遠すぎてもきれいな3D映像は見れません。画面がキレイに見えないときは、持ち方を変えてみると、きれいな画質を楽しめるかもしれませんよ。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる⑤保護フィルムで指紋汚れを防ぐ
3Dスクリーンはタッチパネルではありませんが、遊んでいるうちに指紋などがべたべたと付いてしまうこともあるでしょう。そうした汚れも、画質が下がって見えてしまう一因です。
そこでおすすめなのが、保護フィルムを貼る方法。細かい傷からも、指紋汚れからも、大切な3DSを守ってくれます。きれいなスクリーンで、いっぱい遊べますよ。
ニンテンドー3DSの画質はこうして上げる⑥画面をきれいにする
先程も触れたように、3DSのスクリーンは指紋やほこりなどで汚れやすいもの。設定を変えても画質が変わったように感じないなら、それは画面の汚れのせいかもしれません。
せっかくの保護フィルムも、汚れた画面に貼ったのでは台無し。メガネ拭きなどやわらかい布でスクリーンをキレイにふき取りましょう。水や洗剤などは故障の原因となるので、使わないほうがいいですね。
ニンテンドー3DSと3DS LLで画質は違うの?
3DSの大画面モデル「ニンテンドー3DS LL」は、これまでの3DSと比較すると、スクリーンのサイズが3.53インチから4.88インチへと、約1.9倍にアップされた機種です。しかし、画面の精細さでいうと、画素数に違いはありません。つまり、一つひとつのドットが大きいのが、3DS LLの特徴なのです。
人によっては、このドットの大きさの違いから、3DS LLは画質が悪いと感じることもあるようです。特に3DSからLLに乗り換えた場合、画面が粗く、画質が悪いと感じることがあるようです。この辺りは慣れも必要かもしれませんね。
なお、本体サイズが大きい3DS LLは、バッテリーも大型化されているので、長時間プレイにはおすすめ。3DSと比較すると、プレイ可能時間は約2割増えました。たくさん遊びたい人は、3DS LLを選ぶのもアリですね。
ニンテンドー3DSはきれいな画面で楽しもう!
設定や持ち方を変えるだけでも、3DSの画質は見違えるほど上がるもの。また、立体視の見え方は、プレイする人の体調によっても変わります。もし疲れているようなら、3Dボリュームをオフにすると、結構きれいな画質でゲームを楽しめるかもしれません。
ベストな設定がわかれば、これまでとは比較にならないほど3DSが楽しめるはず。遊びすぎには気を付けながら、あなたもニンテンドー3DSで話題のゲームをプレイしてみてくださいね。