みりんの賞味期限や保存方法をご紹介
引用: https://www.kikkoman.co.jp/products/lineup/jpg/51135.jpg
引用: https://chef-ri.com/image/item_jan/4901309005764.jpg
みりんの賞味期限は半年なのか2年ほどなのかは未開封なのかや開封後なのか、保存する環境によって大きく変わってきます。冷蔵庫にみりんを入れて保存をすると風味が落ちると言われますが本当に風味が落ちるのかや、開封後のみりんを保存するためにどうすればいいのかなどをここではご紹介しますので、みりんの賞味期限が半年ほどか2年ほどなのかや保存方法を知りたい方はチェックしてみてください！
みりんの賞味期限は未開封と開封後で異なる
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/j/soukai_4901309015855
引用: http://shu-blog.com/wp-content/uploads/2016/03/IMG_0417-e1459127586267.jpg
みりんの賞味期限が半年ほどなのか2年ほどなのかですが、一般的なみりんの場合は未開封の状態のままだと製造されてから1～2年ほどになっています。みりんの賞味期限はメーカーによっても違いがあるのである程度の幅があります。しかしみりんは開封してしまうと劣化しやすくなっているので4ヶ月から半年ほどで使い切るのがおすすめです。
みりんに限りませんがどのような食品や調味料であっても、開封して空気に触れて酸化することで足が早くなってしまいますが、みりんには少量のアルコールが含まれていることで殺菌作用が働きます。なのでみりんはどらかというと賞味期限が比較的長い調味料と考えることができますが、それでも劣化するので4ヶ月から半年ほどで使い切るようにすると比較的美味しいのでおすすめです。
そもそも賞味期限の意味とは？
引用: http://ahlan.jp/wp-content/uploads/2017/12/3c7c8782cc990c234042baa269a39039.jpg
引用: https://d1d7kfcb5oumx0.cloudfront.net/articles/images/5bbc76d1fa393e1c669206ab/slide_1539077840639.jpg
賞味期限は正確には劣化が比較的遅い食料品や調味料を包装状態のまま適切な環境に置いて保存をしたときにメーカーが安全性や味や風味などの全て品質が維持されて保証される限界を示す日時のことなので、賞味期限は美味しく食べることができる期日のことです。なので賞味期限切れの食料品や調味料を食べるのは自己責任にはなりますが、多少過ぎたくらいであれば味や風味は悪くなりますが食べても問題はありません。
賞味期限切れのみりんを使っても大丈夫な目安
引用: https://image1.shopserve.jp/misodikara.jp/pic-labo/DSC01614-1.JPG
引用: https://www.news-postseven.com/picture/2017/01/mirin_fotoco.jpg
前述したとおり、賞味期限は美味しく食品や調味料を食べることができる期限の目安になっています。賞味期限は未開封の場合の目安のことなので未開封のみりんであれば賞味期限が切れたみりんでも使うことはできます。未開封で賞味期限が切れたみりんであれば色や臭いなどに問題がないことを確認できれば使うことができると考えることができます。しかしみりん本来の美味しい風味が損なわれてる可能性が高くなっているので、使うのはそれほどおすすめすることはできません。また賞味期限がどの程度過ぎても使うことができるのかは商品や保存環境によって違いがあります。
みりんの場合は混ぜものが少ない本みりんであれば賞味期限が2年も過ぎると難しいですが、半年ほどなら賞味期限を過ぎても使えることがあります。みりんは基本的には酸化することによって劣化するので賞味期限切れのみりんの臭いや味が酸っぱくなっているときは絶対に使わないようにしましょう。また水飴や添加物が加えられているみりん風調味料であれば痛みやすくなっているので半年ではなくできるだけ早く使い切るようにしましょう。
賞味期限が異なる本みりんとみりん風調味料の違い
引用: https://gd.image-qoo10.jp/%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%82%93-%E5%AE%9D%E9%85%92%E9%80%A0-%E6%9C%AC%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%82%93-1-8L%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88-%E5%91%B3%E9%86%82-%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%82%93/li/609/544/1021544609.g_400-w_g.jpg
引用: https://isetan.scene7.com/is/image/Isetan/0410277004975an_1?$VC_LL$
本みりんは蒸したもち米と米麹に焼酎などを混合することで糖化熟成されたもののことです。アルコール度は14%前後になっています。一方でみりん風調味料の場合は酒類免許がないお店でも購入することができる本みりんタイプの商品のことです。糖液に水飴やアミノ酸液などを混合して造られているアルコール度が1%未満の商品などがあります。
みりんはなぜ様々な種類があるのか
引用: http://mikakukyokai.net/wp-content/uploads/2017/04/%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%82%93%E9%A2%A8%E8%AA%BF%E5%91%B3%E6%96%99%E3%81%A8%E7%99%BA%E9%85%B5%E8%AA%BF%E5%91%B3%E6%96%99-1024x480.png
引用: http://4.bp.blogspot.com/_mX97kungFxQ/SoAJ1b38OBI/AAAAAAAABv0/-pAheRPXvWI/s400/DSCF2312.JPG
本みりん以外にも様々な種類のみりんが販売されている理由は明治時代から戦後までは本みりんは贅沢品として扱われていて、庶民の人には簡単に手に入れることができないものになっていました。本みりんは高級割烹料理店やうなぎ屋などで使われていたのが、その後の減税などによって本みりんは庶民でも手に届きやすいものなったとされています。しかし本みりんは酒類なので酒類免許がないスーパーなどで販売することはできない商品でした。なのでアルコールをほとんど含んでいなくて風味を本みりんに近づけているみりん風調味料のような商品が登場することになりました。
未成年は賞味期限が長い本みりんを購入することができない？
引用: https://tshop.r10s.jp/shop-takara/cabinet/kodawari/imgrc0064885330.jpg?fitin=200:200
引用: http://home.nagareyama.kokosil.net/wp-content/uploads/2018/05/3ed7e82c2a128de149bc.jpg
2年ほどの賞味期限の商品もある本みりんはアルコールなので親が子どもたちに買い物のお手伝いで頼むことができない商品になっています。本みりんは法律上は酒類になっているので、お酒を販売することができるお店でしか販売することができません。また日本の法律では未成年には1%以上のアルコールを含んでいる酒類は販売してはいけないことになっています。
本みりんのアルコール度数は約14%になっていますが、みりん風調味料であればアルコールが1%未満になっているので一般的なスーパーでも販売することができます。また本みりんは値段が高いのも関係していますが、スーパーなどで多く目にしているみりんというのはみりん風調味料の可能性もあります。
開封後のみりんは冷暗所に保存するのがおすすめ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51LSuiTLG%2BL._SX425_.jpg
引用: https://img21.shop-pro.jp/PA01389/684/product/119387777.jpg?cmsp_timestamp=20170621162008
開封後のみりんを冷蔵庫に入れて保存をするのは間違っているみりんの保存方法です。みりんには塩分が含まれているので低温でみりんを保存すると糖分が固まってしまいます。なので冷蔵庫でみりんを保存すると使えなくなってしまいます。みりんは開封後であっても直射日光を避けることで常温で保存をすることができます。
開封後のみりんはキッチンのガス代やシンク下の収納スペースなどの冷暗所で保存することが推奨されていて、適切な環境で保存をすることで半年程度を目安に使うことができます。近年ではみりんは小さいボトルタイプのも販売されていますが、このような商品の場合も冷凍保存をするのは避けましょう。
本みりんの色が濃い茶色に変色した場合は？
引用: https://www.nishishop.ch/wp/wp-content/uploads/2016/10/dscn5901.jpg
引用: https://s.eximg.jp/expub/feed/KireiStyle/2014/E1412641947147/1459624416_1.jpg
本みりんは濃い茶色に変色してしまうことがあります。その理由は本みりんは直射日光が当たることろや湿度が高いところで保存をしていると色が茶色に変色することがあり、変色の原因は糖分やアミノ酸が反応することで変色します。本みりんの変色が著しく進むと品質劣化の恐れもあるので、本みりんが変色をしたらできるだけ早めに使うようにしましょう。
賞味期限が切れたみりんの捨て方は？
引用: http://taskajisan.taskaji.jp/files/cache/0843adb62ec72c050b3e332174ac9150_f213.jpg
賞味期限が過ぎてしまって使えなくなったみりんの捨て方は迷うところです。みりんは液体ですが排水口に流してみりんを捨てるのは水質悪化の原因になってしまうので避けましょう。みりんを排水口に流すと場合によっては排水口の奥に汚れが溜まってしまうことで悪臭の原因になってしまうこともあります。
また近年はゴミの事情がうるさくなっているので、そのままゴミとしてみりんを捨てるとクレームになってしまうことがあります。なのでもし丸ごと1本のみりんを捨てるのであれば不要な布切れや新聞などを使ってみりんを吸い込ませます。それを袋や牛乳パックに詰めてから可燃ごみとして処理をするのがおすすめです。
みりんは賞味期限以内に食べ切るのが美味しいのでおすすめ！
引用: http://gs-mania.com/wp-content/uploads/2015/11/IMG_3845-1.jpg
引用: https://www.kokonoe-shop.com/product/16266-p.jpg
ここまでみりんの賞味期限や開封後のみりんの保存方法などをご紹介してきました。未開封のみりんであれば賞味期限は商品によって異なりますが1年から2年ほどが目安になっています。しかし開封後のみりんは足が早くなるので冷暗所で保存する場合は長くても半年ほどで使い切るようにしましょう。みりんは様々な使いみちがある便利な調味料ですが使うのを忘れていると期限が過ぎたりして使えなくなることがあります。こうなると捨てるしかなくなりもったいないので、できるだけ賞味期限以内にみりんを使い切って美味しく食べるようにしましょう！
