ピアノの難しい曲をランキング形式でお届け！
引用: https://www.instagram.com/p/BqNAeeIBE7g/
ピアノを練習していると挑戦したくなるのが、超絶技巧をふんだんにちりばめた難しい曲。高速で動くフレーズを弾きこなせるようになるとかっこよさも倍増しますよね。そこで以下ではピアノの難しい曲をランキング形式で大特集！ポップの曲や有名なクラシックのピアノの難しい曲を中心にご紹介します。これが弾きこなせるようになるとプロも夢じゃないかも？
【ピアノの難しい曲ランキング】第10位 サカナクション/新宝島
ピアノアレンジバージョンはJPOPでも難しい
ピアノの難しい曲第10位は、JPOPの人気曲であるサカナクションの新宝島です。こちらは、ピアノにアレンジした譜面を演奏した動画。一人でもゴージャスな和音を鳴らすアレンジとなっており、その難易度はJPOPだからと言って侮ってはいけません。文化祭やイベントなどで弾けば人気者間違いなしな曲と言えるでしょう。
跳躍を上手く弾けるかがカギ
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この曲の肝となる部分は、左手の跳躍。音を外さないように手の形に気をつけながら、「音を掴む感覚」が必要となります。また、グルーブも非常に重要で、ノリよく、もたつかないように演奏すると上手く聞かせることができるでしょう。
【ピアノの難しい曲ランキング】第9位 リスト/ラ・カンパネラ
美しい鐘の音色を表現した曲
ピアノの難しい曲第9位はリストの曲の中でも人気の高い「ラ・カンパネラ」です。こちらは、カンパネラ＝鐘の音色を表現した曲。辻井伸行さんやフジコ・ヘミングさんの持ち曲としても知られています。右手の細かい動きが難しい曲となっており、素早い鍵盤移動が求められる曲となっています。
テクニックと音楽性両方を問われる
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こちらは超絶技巧をひけらかすだけでなく、音楽性も問われるのが難しいところ。右手の鐘の旋律を、いかに美しく響かせられるかが演奏上のカギとなります。音が濁ってしまわないようにペダリングも高度な技術が必要とされます。
【ピアノの難しい曲ランキング】第8位 ショパン/幻想即興曲
ピアノを習った人ならだれでも憧れる名曲
ピアノの難しい曲第8位はショパンの幻想即興曲です。ピアノを習ったことのある人ならだれでも憧れる有名な曲で、うねるような超絶技巧のパッセージが印象的です。こちらは題名のない音楽会でもおなじみだった羽田健太郎さんによる演奏。音の一粒一粒が美しく透き通った名演奏です。
力を抜いた演奏ができるかがカギ
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ショパンはピアノの詩人とも呼ばれる作曲家。そのため、バリバリと力んで弾くよりいかに脱力をして演奏するかが上手く聞かせるコツとなります。難しいフレーズが体にしみこんだら今度は脱力できるように練習しましょう。
【ピアノの難しい曲ランキング】第7位 リムスキー＝コルサコフ/熊蜂の飛行
ぶんぶんと駆け回る半音階はまるで熊蜂のよう
リムスキー＝コルサコフが作曲した熊蜂の飛行も、超絶技巧が必要とされる有名なピアノの難しい曲です。こちらはラフマニノフという作曲家による編曲バージョン。ピアニストとしても著名であったラフマニノフの編曲だけあって、右手左手両方に精度の高いフレージングが求められます。1分半ほどで終わるので、アンコールピースとしてもおすすめです。
【ピアノの難しい曲ランキング】第6位 ショパン/バラード1番
高い表現力を必要とされる曲
クラシックピアノの曲の中でも高度な音楽性が必要とされるのがこちらの難しい曲、ショパンが作曲したバラード1番です。超絶技巧派少なめですが、音楽的に弾くのが難しいという事でランクイン。細かなアゴーギグ（テンポの揺れ動き）を必要とされ、曲の雰囲気を高める工夫が随所に施されています。名手アシュケナージの演奏でどうぞ。
ショパンの曲の中でも人気の高い曲の一つ
このショパンのバラード1番は、日本でも非常に人気の高いクラシック曲。ピョンチャンオリンピックでは、羽生結弦選手がプログラム用の曲としても採用したことが話題になりました。
【ピアノの難しい曲ランキング】第5位 ドビュッシー/喜びの島
和声感を必要とされる難易度の高い曲
ショパンやリストだけでなく、ドビュッシーにも高度な技巧が必要とされるピアノの難しい曲が存在します。それがこちらの「喜びの島」。ドビュッシーの曲の中でも、技巧的に難しいと言われており、多彩な和音を分析し、適切に弾く能力が必要とされます。フランスの香りがする、おしゃれかつ有名なクラシック曲です。
【ピアノの難しい曲ランキング】第4位 シューマン/トッカータ作品7
弾きにくいと評判の超絶技巧曲
シューマンの若いころの作品なのがこちらのピアノの難しい曲「トッカータ作品7」です。シューマンと言えば、超絶技巧をひけらかすような曲は少ないですが、この作品はピアニストを志していたころのシューマンが作曲した曲なので、難易度が高いと評判。シューマンらしく込み入った譜面は弾きにくく、プロピアニストでも苦労するクラシックピアノの腕を問われる曲となっています。
【ピアノの難しい曲ランキング】第3位 ショパン/12のエチュード作品10
有名な曲が数多く入った定番の練習曲
ピアノの練習曲の中でも有名かつ難しいと言われているのがこちらのショパンが作曲した「12のエチュード作品10」です。エチュード（練習曲）と言いながらも、一曲一曲が非常に完成度が高いのが特徴で、演奏会でも頻繁に取り上げられる人気の高い曲です。美しい旋律や細かいパッセージなど、ピアノを弾く上で重要な技術を学ぶのに最適な曲となっています。
ショパンが「最も美しい旋律」と評した「別れの曲」も収録
こちらの12のエチュード作品10では、あの有名な「別れの曲」も収録。ショパンが「作曲した中で最も美しい旋律」と評した曲です。表現は大変高度ですが、難易度は高くないのでぜひチャレンジしてみましょう。
【ピアノの難しい曲ランキング】第2位 リスト/超絶技巧練習曲第5番「鬼火」
右手の超絶技巧が光る曲
リストが自分が弾くためにも作曲したと言われているのがこちらのピアノの難しい曲超絶技巧練習曲です。その中でも難易度が高いと言われているのがこちらの鬼火。非常に早く細かい動きが必要とされ、弾きこなすには高度な技巧が必要とされます。音を外さないように弾ききるのはプロでも難しいという話です。
クラシックの巨匠も演奏不可能と言及した曲の一つ
引用: https://i.gyazo.com/add98dea605e3f72866f2df01ddf7c32.png
作曲された当初はクラシックの巨匠であるクラウディオ・アラウなどが「演奏不可能」とまで評した作品。シューマンは
前にも言った通り、この曲は巨匠による演奏で聴かなければならない。できる事ならば、フランツ・リスト自身による演奏がいいだろう。しかし、たとえリストが弾いても、あらゆる限界を超えたところや、得られる効果が、犠牲にされた美しさに対して、充分の償いとなっていないようなところでは、耳障りな箇所がたくさんあるだろうと思う。しかし何はともあれ、来るべき冬の彼の到着は、心から待ち遠しい。
と、リスト自身によっても表現力を犠牲にしないと演奏ができないとコメントしています。
【ピアノの難しい曲ランキング】第1位 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
のだめカンタービレでも演奏された超難曲
堂々のピアノの難しい曲第1位は、ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番です。こちらは有名なクラシック漫画の「のだめカンタービレ」でも演奏された曲。名ピアニストとして知られていたラフマニノフらしく、細かいフレーズから大きくつかむ和音まで、ピアノ演奏のエッセンスが詰まった曲となっています。
手の小さいピアニストには演奏不可能？
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手の小さいピアニストにとってこの曲は非常に難曲。というのも、冒頭から手の幅を目一杯広げた和音を要求されるためです。ラフマニノフは大柄で手が非常に大きかったので、このような和音でも楽に演奏できたと言われています。
ピアノの難しい曲にぜひチャレンジしてみましょう！
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以上、ピアノの難しい曲をランキング形式でご紹介しました。有名なクラシックでも、技巧が要求される曲は数多くあります。記事でご紹介した難曲にチャレンジして、自身のスキルアップを図ってみてはいかがでしょうか。
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