家でもできる!毛布の洗い方
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頻繁に洗うものではない毛布は、いざ洗おうとした時に洗い方が分からない人も少なくないと思います。冬場などは毎日のように使う毛布ではありますが、洗わずにいたらカビや臭いの原因となってしまうので定期的に毛布を洗う事をおすすめします。大きな毛布を洗うのは面倒なことのようにも感じてしまいますが、家でも意外と簡単にできてしまうことなので、快適な睡眠のためにも正しい洗い方で毛布を洗濯しましょう。今回は洗濯機を使った洗い方とお風呂の浴槽での洗い方を解説していきます。
水洗い可能な毛布の確認方法
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毛布は洗う前に確認するべきことがあります。毛布は水洗い可能なものとできないものがあるので、洗いたいと思った毛布が水洗いに対応していることが毛布を洗う大前提となります。
水洗い可能な毛布の素材
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・アクリル
・マイヤー
・マイクロマティーク
・ウール(手洗いのみ可)
ウール素材の毛布を除いて、上記の素材の毛布なら今回紹介する洗い方が可能になります。ウール素材の場合は慎重に手洗いする方法を試してみましょう。
水洗いできない毛布の素材
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・シルク
・キャメル
・カシミヤ
上記の3つの素材が使われた毛布の場合は水洗い不可能なものなので、今回紹介する洗い方はできないので注意してください。
洗濯表示と毛布を洗う時に使う洗剤
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毛布が洗えるのかどうか確認する簡単な方法としては洗濯表示を見れば一目瞭然です。上記の画像の「従来の絵表示」と「新・洗濯表示」の欄を参考にしていただいて洗いたい毛布のタグに表示されているものと照らし合わせてみてください。上記の表示と同じものがあれば次は使う洗剤を決める必要があります。
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毛布の洗濯表示を元に毛布を洗う時に使う洗剤が決まります。手洗いのみと洗濯機による非常に弱い洗濯処理ができる毛布に関してはアクロンなどのおしゃれ着用洗剤が適しています。それ以外の、洗濯機による弱い洗濯処理ができるものと普通の洗濯処理ができる毛布に関しては一般的な洗剤でも洗う事が可能ですが、おしゃれ着用洗剤を推奨します。下記の画像と同じ洗濯表示がされている毛布には漂白剤の使用ができないので、漂白剤入りの洗剤はNGとなるので注意してください。
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毛布を洗う時に最初にするべき前処理
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毛布が洗濯可能であることと使う洗剤が決まったら、いよいよ洗い始めるわけですが、毛布を洗う時に最初にやるべきことがあります。これは洗濯機での洗い方、お風呂の浴槽での洗い方、どちらでも共通していることなので忘れることなく行うようにしましょう。
毛布を洗う時に最初にするべき前処理①:「ホコリやゴミを落とす」
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毛布には思っている以上のホコリやゴミが付着しているものです。一見、ホコリやゴミがついていないようでも叩いてみるとホコリやゴミが舞い上がるので、ベランダの物干し竿に毛布をかけて軽く叩いてキレイにしましょう。ベランダでできない場合は掃除機でキレイにするのも良いですが、叩いて落とした方が効率が良いです。
毛布を洗う時に最初にするべき前処理②:「洗剤の原液をつける」
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毛布の肌が直接触れる部分には皮脂や汗などの汚れが付着しています。そういったところへは洗い始める前に洗剤の原液をつけてキャップの裏や洗濯ブラシで優しく叩いて前処理を行っておきましょう。その他にも目で確認できるようなシミがある場合も同様の作業を行うとキレイになります。
【洗濯機編】家でできる毛布の洗い方①:「折りたたむ」
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洗濯表示の確認、前処理が完了したらいよいよ毛布を洗い始めます。洗濯機での洗い方では、まず洗濯機の中に入るように折りたたむ必要があります。汚れている側を外側にしながら毛布を三つ折りにして、三つ折りにした毛布をジャバラ状にたたんで毛布をロールした状態にします。
【洗濯機編】家でできる毛布の洗い方②:「ネットに入れる」
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ジャバラ状態になった毛布を洗濯用ネットに入れます。毛布は非常に大きいのでネットは大物洗い用の洗濯ネットを使用しましょう。繊細な衣類などを洗う時の基本でもある洗濯ネットですが、毛布を洗う時にもネットが毛布へのダメージを最低限にしてくれるのでネットは必須アイテムになります。
【洗濯機編】家でできる毛布の洗い方③:「洗濯機に入れる」
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次はネットに入った毛布を洗濯機の中に入れるわけですが、その時に毛布の汚れている部分が下になるようにして入れます。洗濯機の機種によって名称は異なりますが、「大物洗いコース」や「毛布コース」などがあるはずなので、そちらのコースを選択して洗剤を投入してください。毛布は非常に大きいということと、水に浮きやすい性質があるので、水が浸からない部分が無くなるように数回しっかりと沈めてあげましょう。また、柔軟剤を使うと洗濯後の仕上がりが良くなるのでおすすめです。
【洗濯機編】家でできる毛布の洗い方④:「干す」
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洗濯、脱水全てが終了したら、すぐに洗濯機から取り出して乾かします。大きな毛布は非常に乾きにくいので、1本の物干し竿の掛けて乾かすのではなく。2本の物干しを使って、毛布が「M字」のようになる状態で干してあげると乾かす時間を短縮することができます。表面がある程度乾いてきたら裏表をひっくり返してあげるとさらに早く乾かせます。乾ききったら洗濯機を使った毛布の洗濯は終了です。
洗濯機に毛布が入らない場合
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洗濯機の大きさや毛布の大きさによっては洗濯機で洗うことができない場合もあると思います。その場合はお風呂の浴槽を使った毛布の洗い方を試してもらいたいと思います。前処理までの工程は洗濯機を使った洗い方と同じです。それではお風呂の浴槽で毛布を洗う方法を解説していきます。
【お風呂編】家でできる毛布の洗い方①:「折りたたむ」
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お風呂で毛布を洗う場合も折りたたむ方法は大体同じで、汚れている側を外側にして三つ折りにした毛布をジャバラ状に丸めます。唯一の違いは洗濯ネットには入れないというところです。
【お風呂編】家でできる毛布の洗い方②:「足踏み洗い」
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ジャバラ状に丸めた毛布を浴槽の中に沈め、毛布全体が浸かる程度のお湯(40℃程)を溜めます。そこに液体洗剤を入れて軽く泡立つ程度にお湯をかき混ぜましょう。そうしたら次は、毛布を足踏みしながら洗っていきます。途中、毛布を上下逆にしながら隅々までしっかりと足踏み洗いしましょう。
【お風呂編】家でできる毛布の洗い方③:「シャワーですすぎ」
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足踏み洗いが一通り終わったら洗剤が溶けた浴槽の水を排水します。毛布の中に汚れた水が残らないように足踏みしながら流すようにしましょう。ある程度排水が終わったら改めてシャワーで水をかけながらすすぎの作業に移ります。すすぎが終わったら、もう一度お湯を溜めて柔軟剤で最後の仕上げを行うと毛布がふんわりとなるのでおすすめです。
【お風呂編】家でできる毛布の洗い方④:「脱水」
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すすぎと柔軟剤での仕上げが終われば後は脱水して作業は終了となりますが、洗濯機とは違い、お風呂で毛布を洗う場合は手で絞り、自然乾燥させなければいけません。工程の流れとしては、手で絞った毛布を浴槽の縁にかけて、水が垂れない程度まで自然乾燥させます。水が垂れなくなったら洗濯機での洗い方同様に物干し竿にM字になるようにして干してあげれば全工程が完了となります。
意外と簡単!誰でもできる毛布の洗濯【まとめ】
毛布の洗い方について解説してきました。毛布の洗濯は意外と簡単にできることなので、多くの人に試してもらいたいと思います。今回紹介した洗濯機とお風呂、どちらの洗い方でも効果的に毛布の汚れが落とせるのでおすすめです。