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ドライクリーニングとは?水洗いと違う?メリット・デメリットと解説!

2024.02.22

色落ちにも強く、水洗いでは落ちない汚れもキレイになるドライクリーニング。でもドライとはどういうこと?気になる臭いの正体とは?使う溶剤の特徴を知れば、値段やあの臭いの理由もわかるはず。あなたの知らないドライクリーニング、その秘密に迫ります!

  1. ドライクリーニングとはどんな洗い方?
  2. ドライクリーニングに適した汚れ・苦手な汚れとは?
  3. ドライクリーニングと「ドライコース」の違いとは?
  4. ドライクリーニングの気になる臭いの正体とは?
  5. ドライクリーニングの気になる臭いへの対策とは?
  6. ドライクリーニングでも色落ちするの?
  7. ドライクリーニングの気になる値段とは?
  8. ドライクリーニングにかかる日数とは?
  9. ドライクリーニングを利用するベストなタイミングとは?
  10. ドライクリーニングであなたの大切な服をキレイに!
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そもそもドライクリーニングとは、水を使わずに服を洗濯する方法。多くの場合、石油系の溶剤が使われています。「油でキレイになるの?」と思われるかもしれませんが、水より軽いこうした溶剤は、生地や繊維に負担をかけず、また別に洗剤を用意することもないため、服が傷んだり型崩れする心配が少ないというメリットがあります。
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家庭での水洗いでは、型崩れが起きたり縮んでしまう服が、ドライクリーニングではキレイに仕上がるのは、そんな秘密があったのです。
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石油系溶剤を使って洗濯するドライクリーニング。そのため、油汚れには強さを発揮します。食べ物ならチョコレートの頑固な汚れもさっと落とすことができます。また、厄介なボールペンのインクや、水洗いでは落としにくい化粧品の汚れも、ドライクリーニングなら簡単です。
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とはいっても、ドライクリーニングも万能ではありません。苦手な汚れとしては、しょうゆやアルコールでできたシミ。またジュースなどの果汁成分も、石油系溶剤が苦手な汚れです。そして、中でも苦手なのが、汗。このような汚れは、水洗いのほうが良く落ちます。
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そこで近年は、ドライクリーニングでは落ちない汚れにも対応できる、水洗いで汚れを落とすウエットクリーニングも行われています。もちろん専用の洗剤や機械などを使い洗濯するので、家庭での水洗いではできない、プロならでは仕上がり具合になりますよ。
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では、家庭の洗濯機にある「ドライコース」とは、なんなのでしょうか。これは、ドライクリーニングに適した、普通の水洗いでは傷んでしまう生地の服を、やさしく洗う方法。もちろん水洗いするため、「水洗い可能」と表示された服しか洗うことはできません。
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これは、「ドライ用洗剤」にも言えること。こちらは先程の石油系溶剤ではなく、水洗いしても生地の傷みを抑えることができる家庭用洗剤。一般の洗濯用洗剤に比べれば、確かに生地は傷みにくいですが、クリーニング店と同じ仕上がりとなるわけではないので、気をつけましょう。
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クリーニングから戻ってきた服に、気になる臭いがついていた経験はありませんか。あの匂いの正体は、さきほどから度々登場している、石油系溶剤の臭い。この溶剤、普通は乾燥させると揮発してしまうため、臭いが残ることもありません。でも、乾燥工程が不足しているときなど、たまに臭いが残ってしまうことがあります。
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また、クリーニングから戻ってきた服を、ビニールを掛けたまま放置しておくと、内部の湿度が高くなり、カビが生えることも。溶剤以外には、このカビが臭いの元となっていることがあります。
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もしクリーニングから引き取った服が臭うようなら、クリーニング店に相談してみましょう。洗い直しや臭い抜きをしてくれることもあります。また、それほどきつくない臭いであれば、ビニールを外し、風通しが良い場所に一晩吊るしておけば、揮発されて臭いもなくなります。
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一方、カビの臭いを発生させないためには、引き取った服に掛けられたビニールはすぐに外すこと。もともと水を使わずに洗濯された服は、すぐカビることはありません。でも、ビニールに覆われたまま長時間放置していると、さきほども説明したように家庭内の湿気が入り込み、たまることでカビが発生してしまい、イヤな臭いの原因となってしまいますよ。
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ドライクリーニングでは、どんな服でも色落ちしないと思っていませんか。もちろん、水洗いに比べると色落ちする可能性は低いのですが、中には石油系溶剤に浸した途端に色落ちしてしまう服もあります。
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その多くは、メーカーの製造段階のミスといえますが、とはいえ、ドライクリーニングで色落ちを100パーセント防ぐことができないのも事実。もし色落ちが気になるようなら、まずはクリーニング店に相談して、テストしてもらうのも良いでしょう。
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クリーニングを利用するときに気になるのが、値段。お店によっても幅があるので、自分が使っているクリーニング店の値段が高いのか安いのか、わからないものです。でも、基本的な堂場を知っておくと、その判断をしやすくなるかもしれませんね。
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一般的な値段としては、スーツの上下は1000円から。冬物コートが1500円前後。ワンピースも1000円前後のお店が多いようです。また、お店独自のオプションメニューもあり、撥水加工や防虫加工などを施すと、追加で料金が発生することがあります。
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値段とともにクリーニングで気になるのが、仕上がりまでの日数。朝出すと夕方にはできるものもありますが、ドライクリーニングの場合は、それなりの時間がかかることを頭に入れておきましょう。
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お店の規模やシステムにもよりますが、多くの場合、スーツやセーターは3日から1週間、コートは1週間前後、革製品や着物になると、1か月以上かかることも珍しくありません。日頃から汚れなどをチェックしておき、急に着ることになっても慌てないようにしたいですね。
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いくらセールで値段が安くなるとはいっても、着るたびにクリーニング店に出していては、いくらお金があっても足りません。そこで、クリーニング店に出すタイミングが気になっている人も多いのではないでしょうか。
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基本は、汚れが付いたとき。シミなどは時間が経過すると落ちにくくなります。これは水溶性でも脂溶性でも同じこと。なるべく早くクリーニング店に持ち込んだほうが、きれいにできる可能性も高くなります。
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また、シーズンが終わってタンスにしまう前も、クリーニング店に持ち込むにはベストなタイミング。汚れたまま長期間収納すると、その間にシミができることもあります。しばらく着ないタイミングなら、仕上がり日数にシビアになることもなく、余裕をもって預けることもできますね。また、衣替えのシーズンはセールをするお店も多く、値段も下がりがち。そのようなタイミングを狙うのもおすすめです。
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ドライクリーニングに常々持っていた疑問、解決できましたか。家庭ではまねのできない、プロの技を使った洗濯技術を使えば、あきらめていた汚れを落とすことができるかもしれません。
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あなたの大切な服、手洗いや水洗いで色落ちさせるよりも、ドライクリーニングでキレイに蘇らせてみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.kajitaku.com/column/wp-content/uploads/2017/12/0322.jpg