制服スカートの長さは都道府県で違う?
女子中高生の制服のスカート丈は年々短くなっています。
しかし、一部の地域では膝より下の長い丈がかわいいと、当たり前になってきているようです。
女子中高生の制服のスカート丈は、気候には全く関係がないのが特徴です。
寒いから長いとか、暑いか短いなどではないのです。
女子中高生の制服のスカート丈は、かわいいかどうかで決まっているようです。
流行りのファッションの影響もあり、都道府県でも制服のスカート丈は様々です。
制服スカートの長さの平均は?
東京・神奈川
東京と神奈川は都道府県別の中でも1番女子のスカート丈が短いです。
校則が緩い学校も多く、制服のスカート丈も自由なのが1番短くなった理由といえます。
東京と神奈川では膝上15cmが平均です。
膝上15cmよりも短い女子高生も多いようです。
短くする理由として、短いほうがかわいいと感じる人や、周りも短いからなどでした。
札幌
札幌は制服のスカート丈の基準ともなる膝ぴったり丈が多いです。
東京では多くみられる制服を作る際に、スカート丈を、短いものにしてしまうということはないようです。
札幌ではセーラー服の学校も多く、膝ぴったりの丈が平均です。
もともと学校の規則で膝丈にしている学校が多いので、そのままという人が多いようです。
セーラーの制服では、スカート丈が膝下はダサいという意見もあります。
兵庫・大阪
都道府県の中最も制服のスカート丈が長かったのが、兵庫や大阪です。
兵庫や大阪では、清楚なファッションが若者の中でも流行っているため、制服のスカート丈も長めがかわいいと人気があります。
兵庫や大阪では、膝下15cmが平均です。
膝が全て出てしまう制服のスカート丈はあまり人気がありません。
長くする理由として、清楚な感じがするからや、お嬢様風が流行っているからなどでした。
他の都道府県
校則が厳しい女子中高生は、放課後スカートのウエスト部分を折って丈を短くしているのではないでしょうか。しかし折り方が雑だと左右の長さが違ったり、プリーツが崩れたりとかわいくなりません。
他の都道府県の平均は、膝を基準に上下5cmとなります。
今回は高校制のスカート丈の平均ですが、中学生は校則が厳しいという理由から、膝下5cmから10cmが全国平均となっています。
プリーツを綺麗なまま、自分の好みのかわいいスカート丈になるような折り方をご紹介しますので、参考にしてください。
女子中高生向け!スカートの折り方①1回折り
女子中学生に多い、少しだけ短くしたいという人は1回だけ折る折り方が良いでしょう。
スカートを履いた状態で、プリーツが揃っているのを確認します。
見えにくいお尻側から外側にスカートのウエスト部分を折っていきます。
ウエスト部分を1周グルッと1回折ったら、プリーツが崩れていないか鏡で確認して完成です。
1回折りは、プリーツが大きく崩れたりすることがないので、一時的に短いスカート丈にしたい人におすすめです。すぐに元に戻せるのも良い点です。
女子中高生向け!スカートの折り方②2回折り
2回折りの場合、ウエスト部分の幅にもよりますが、約5cmから6cmはスカート丈が短くなります。
放課後、スカートを短くしてかわいくしたい人は2回折りをしている人が多いです。
2回折りの折り方は、まず1回折りをします。
次にお尻側からプリーツを整えて外側に折っていきます。
1周グルッと折ったらプリーツを綺麗にします。
2回折りは、1回折りよりプリーツが崩れやすいので、丁寧にプリーツを整えながら折っていくのがコツです。
崩れてしまった場合は、面倒でも1回折りからやり直しましょう。
女子中高生向け!スカートの折り方③スカートベルト
ガチャベルトは、女子中高生の間でスカートの丈を短くするのに1番使われているアイテムではないでしょうか。
ガチャベルトは誰でも簡単に使用できるのが人気の理由です。
ガチャベルトでスカート丈を短くする方法は、まず好きな長さがまでスカートを上げる。
次にガチャベルトをスカートの上からウエストの少し高い位置に付ける。これだけです。
メリットは、プリーツが綺麗なまますぐに丈が短くできることです。
デメリットは、上着を着なくてはならないことや、ズレやすいことです。
1回折りをしてからガチャベルトをするとズレにくくなりますので、試してみてください。
女子中高生向け!スカートの折り方④サスペンダー
サスペンダーは敬遠する人も多いでしょう。
理由として、幼稚園生みたいに見えることや、制服に合わないという意見もあります。
しかし、サスペンダーはスカートの丈を上げるのにとても適しています。
サスペンダーを使用してスカートの丈を短くするメリットは、自由自在に好きな長さに変えられることです。取り付けも簡単なので試してみてください。
使用方法は、まずスカートを1回折りします。
これはサスペンダーの金具を外れにくくするためです。
1回折りしたウエスト部分にサスペンダーを取り付けて完成です。
好みの長さに調節しましょう。
女子中高生向け!スカートの折り方⑤外折り
スカートの折り方には外折りと中折りの2種類の折り方があります。
外折りは、ウエスト部分を外側に折っていく方法です。
自分でプリーツや左右のバランスを見ながら綺麗に折れるのが特徴です。
女子中高生向け!スカートの折り方⑥中折り
もう1つの折り方の中折りは、スカートの内側にウエスト部分を折っていく方法です。
中折りは、外折りに比べて折りずらいのですが、プリーツの崩れが少ないのが特徴です。
外折りも、中折りも1回だけの方がプリーツもバランスも良く、綺麗なまま短いスカート丈にすることができます。どの折り方でも丁寧に折ることが1番のコツです。
女子中高生向け!スカートの折り方⑦裾折り
まつり縫いの場合
今までのスカート丈を短くする方法は、ウエスト部分を折る方法でした。
長すぎて短くしたい人や、短いままで良いという人は裾折りをおすすめします。
自分でスカートの裾折りを行う場合、まつり縫いで縫う方法があります。
難易度は高いですが、細かく好みの長さにスカートの丈を変えられます。
まず、裾を解いて伸ばし、好みの長さになるように折ります。
表側からプリーツを整えて、スチームアイロンを優しくかけます。
整ったらまち針を刺して、まつり縫いをして完成です。
裾上げテープの場合
裾上げテープを使用すると、まつり縫いよりも簡単に素早くスカート丈を短くすることができるので、おすすめです。スカートだけでなくズボンも簡単に裾上げができます。
使用方法は、まずスカートの裾を解いて伸ばします。
次に好みの長さに折り、面からスチームアイロンでプリーツを整えていきます。
裾上げテープを水に浸し、取り出したらしっかり絞ります。
裾部分に合わせてテープを乗せます。少しずつアイロンを3秒ずつ当てて1周接着が終われば完成です。
裾折りの注意点
まつり縫いの場合も、裾上げテープの場合もアイロンの温度には十分注意してください。
温度が高すぎると制服を痛めてしまう恐れがあります。
アイロンの温度は80度から120度の低温で、必ずスチールアイロンを使用してください。
直接制服にアイロンを当てず、当て布を必ずしてください。この2点は必ず守りましょう。
【まとめ】綺麗な折り方で好みのスカート丈にしよう!
校則は守らなければなりませんが、学校でもプライベートでもおしゃれでかわいくいたいと思うのは当然です。今回紹介したスカートの折り方を参考に、好みのかわいいスカート丈にしてください。