「週刊少年ジャンプ」1999年43号から2014年50号まで、15年という長期に渡り連載されていた「ナルト」。本編の全話数は、なんと700話!
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51vnW4YW8PL._AC_US300_QL65_.jpg
その最終話では、第四次忍界大戦から十数年後の世界が描かれていました。
「必ず、火影になってやるってばよ!」と言っていたナルトが本当に七代目火影に就任!
そして、ナルトと結婚したヒナタとの間にも子供が生まれ、平和な里に暮らす皆それぞれの近況が綴られました。
ナルトの最後は大団円として幕を閉じたわけですが、実は、「ナルト」には続きがあったのです!
今回は、漫画「ナルト」のその後やキャラクター同士の繋がりについてまとめてみました。
2014年50号で連載終了となった「ナルト」ですが、最終話が掲載されると同時に2015年春より、新編が短期集中連載&ノベライズ化されるとの告知がされました!
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51AUXm86SLL._AC_US300_QL65_.jpg
この告知通りに2015年22・23合併号から32号まで「NARUTO -ナルト- 外伝〜七代目火影と緋色の花つ月〜」のタイトルで全10話が掲載されています。
この作品は、TVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」にも反映されていますよ。
尚、映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」では、ナルトとヒナタを中心としたストーリー展開になっています。二人のラブストーリーを知りたい人は要チェックです!
七代目火影として多忙な日々を送るナルトですが、そのためにボルトやヒマワリを構ってやれないという悩みを抱えています。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51svgPO7zIL._AC_US300_QL65_.jpg
特にボルトはナルトを「家庭を顧みないクソ親父」とみなし、ことごとく反発する様子を見せますが、そんなボルトを理解し諭すなど人間として父親として大きく成長した姿を見せています。
尚、忍者学校を卒業したボルトは、サスケの娘・サラダと大蛇丸が作ったミツキと共に、木ノ葉丸率いる第七班に配属されています。親の代の繋がりが生きている感じですね。
「ナルト」の最終話で贖罪の旅に出たサスケ。その旅の途中で大筒木カグヤに関する疑念を持ち、それについての調査をしています。
父親不在の不満をサラダにぶつけられた際には、「お前がいるから家族は繋がっている」とサラダを宥めていました。
里に戻った際にはボルトが弟子入りを志願し、(最初は)渋々ながら修業を付ける姿が描かれていますよ。
医療忍者として多忙な日々を送っているサクラ。サスケがめったに里に帰れないことから、女手一つでサラダを育てる逞しい母として成長しています。
娘のサラダとは仲良し母娘ですが、極秘任務に就いているサスケの不在理由について突っ込まれたことで狼狽えてしまい、怪力を発揮してしまこともありました。
六代目を退き火影をナルトに譲ったカカシはガイを誘って旅に出ましたが、「ボルト」では一人の忍者として里に戻り後輩忍者たちの指導にあたっています。
ボルトたちアカデミー生の卒業試験では試験官も務めますが、その内容は「鈴をカカシから奪えば合格」という、かつてのナルトたちにも課した内容でした。
また、ナルトと違って勉強ができて何でもそつなくこなすボルトですが、その分考えが甘いと説教するカカシが描かれています。
ナルトと結婚して、ボルト、ヒマワリという2人の子供母となったヒナタ。
不在がちである父親・ナルトに不満を持つボルトに火影の大変さや大切さを諭すなど、良き妻として母として成長した姿を見せています。
6代目火影だったカカシの補佐官だったシカマルは、引き続き七代目火影・ナルト補佐官を続けています。右腕としてなくてはならない存在です。
砂隠れの里(風の国)のくノ一で我愛羅(があら)の姉・テマリと結婚したシカマル。二人の間にはシカダイという名前の息子がいて、「ボルト」にも登場しています。
以前はサスケを巡ってサクラとライバル関係にあった、いの。
そんないのが結婚した相手はサスケが抜けたあとに第七班に入ったサイでした!二人の間に生まれた息子・いのじんは、「ボルト」にも登場しています。
尚、サイが「山中」姓を名乗っているので、いのの苗字は変わっていません。
チョウジの結婚相手は、雲隠れの里(雷の国)出身のくノ一・カルイ。二人の間に生まれた娘・チョウチョウは、「ボルト」にも登場しています。
「ぽっちゃり系忍者」だったチョウジですが、年を経て更に貫禄がついていますよ!
自信満々なところは相変わらずなキバですが、赤丸には子供が生まれ、すっかり老犬となっていました。
顔の上部を覆うような形のバイザーを着用しています。忍者学校の新米教師としてボルトやサラダをはじめ、かつての仲間の子供たちを教えている姿が描かれています。
ナルトとヒナタの結婚式では感動して泣いていたイルカ先生は、忍者学校の校長として日々、子供たちを見守っている姿が描かれています。
父親に構ってもらえない寂しさからいたずらをするボルトに過去のナルトを重ね、感慨深い様子も見せています。
かつての教え子であるシノを心配している様子も見られました。
「螺旋丸」を完全な形で会得し、ナルトから蝦蟇の口寄せの契約書も受け継いで立派な忍者へと成長しました。
かつてナルトを兄のように慕っていた木ノ葉丸ですが、成長した今はボルトから兄のように慕われる存在となっています。ここでも、過去の繋がりが見受けられます。
五代目火影を退いた後は柱間細胞を元にした義手を制作しました。ナルトの右腕が復活したのは綱手のおかげですね。
最終話では年月が経っているにも関わらず、以前とほとんど変わらない姿を見たことから、術の効果は健在のようです。
四代目土影に就任したのは、三代目土影・オオノキの孫娘の黒ツチです。血継限界の熔遁の使い手でもあります。
六代目水影は、忍刀七人衆の長十郎が就任しました。ボルトたちが修学旅行で霧隠れの里を訪れた際には、クーデターを鎮圧するなど依然と変わらない力量を見せていました。
五代目雷影に就任したのはダルイです。「ダルい」「すみません」が口癖のダルイですが、その力量は前任の雷影・エーも認めるところです。
唯一、風影は引き続き我愛羅が務めていました。
側近の兄・カンクロウとは良い関係を保っているようです。
ナルトのその後を描いた、漫画「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」にて、ナルト死亡説が浮上しています!
「ボルト」第一話の冒頭では、青年に成長したボルトがカワキという青年と戦う姿が描かれています。
この時のカワキは、「お前も七代目と同じところに送ってやるよ…ボルト」と言っているのです。このセリフから、すでにナルトが死亡しているのではないか?と推測されました。
このシーンの直後から舞台はボルトの少年期となり、本当にナルトが死亡したかどうかについては触れられておらず、現在も結論は出ていません。
ナルトの息子・ボルトが主人公の物語とはいえ、ナルトの存在は非常に大きく、そんな主要キャラを途中で死亡させる訳がない、きっと生きているという意見も見られます。
しかし、「ナルト」「ボルト」の作者である岸本斉史先生の「ナルトに出てきたキャラが死亡しても構わない」との発言もあったことから本当にナルトは死亡したのでは?とファンの間でも囁かれています。
果たして、ナルトの死亡は真実か否か?カワキという名の青年とボルトやナルトとの繋がりは?
「ナルト」の連載終了から「NARUTO -ナルト- 外伝〜七代目火影と緋色の花つ月〜」、そして「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」へと続く「ナルト」の物語。
実は上記の本編や外伝の漫画に描かれていない、各キャラクターのエピソードも多数存在するのです。
ここでは、そんなエピソードを楽しむことができる小説版「ナルト」を紹介します!
原作終了から1年後。六代目火影就任の日が近づくカカシを主人公に描く物語です。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516UqMQlhIL._AC_US300_QL65_.jpg
原作終了から2年後。火影補佐巻として多忙な毎日を過ごすシカマルを主人公に、消えていく忍たちの謎を解き明かします。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61YnoGzJPlL._AC_US300_QL65_.jpg
旅立ったサスケを待つサクラを主人公に描いた作品です。物語ラストには…!?
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/519VcVl1%2BML._AC_UL160_SR101,160_.jpg
結婚するナルトとヒナタの為に、里の仲間たちが祝いの品を入手しようと奮闘します。感動の結婚式はもうすぐです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/611lLayMzfL._SX317_BO1,204,203,200_.jpg
20歳になった我愛羅に見合い話が浮上!どうする我愛羅!?
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81qFEXNwZHL._AC_UL320_SR206,320_.jpg
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61lCYGOZ7LL._AC_US300_FMwebp_QL65_.jpg
最終話で贖罪の旅に出たサスケが、かつてのサスケの信奉者たちと対峙します。大蛇丸や「鷹」も登場しますよ!
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71lGyBqwdqL._AC_UL320_SR208,320_.jpg
六代目火影を退いた後のカカシがガイを伴い温泉へ!護衛として同行する猿飛ミライを中心に描いた作品です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81MRKliEwYL._AC_UL320_SR206,320_.jpg
木ノ葉隠れの里の「親子の日」。里に暮らす親子の物語が描かれます。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/514ahyx3meL._AC_UL320_SR204,320_.jpg
ボルトたち第七班に修業をつけることになったサスケ。師と弟子との繋がりを問いかける作品です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/510OqCDcaGL._AC_UL320_SR206,320_.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51a7r7vsYKL._AC_UL320_SR212,320_.jpg
大人気漫画「ナルト」のその後や繋がりについてまとめてみました!
本編連載終了後に短期集中連載された作品や、漫画では描かれていない小説版なども多数あります。
「ナルト」の続編となる「ボルト」を楽しむ上での参考にしてくださいね。