1999年から2014年まで約15年間に渡って少年ジャンプで連載された岸本斉史先生が描いた「NARUTO -ナルト-」。
単行本も本編だけで72巻にも及ぶ超大作!連載が終了した現在も、多くのファンに愛されている作品です。
そんな「ナルト」の続編となるのが、ナルトの子供を主人公に描いた「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」。
「ナルト」の最終話かから十数年後を舞台に描かれている「ボルト」にはナルトをはじめ、すっかり大人になった「ナルト」のキャラ達も大勢登場しています!
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今回は、「ナルト」に登場したキャラの恋愛事情やカップリング、その子供についてまとめてみました!
納得の組み合わせ、意外な組み合わせや、その子供たちの様子を楽しんでみましょう。
主人公のうずまきナルトが結婚したのは、日向ヒナタでした!
連載開始当初はサクラに夢中に見えたナルトですが、その気持はサスケに対する対抗心であって、本当の恋愛感情ではなかったようです。
ナルトは、サスケを好きなサクラを振り向かせることでサスケの上に立てると考えていた訳ですね。その証拠に、サクラがナルトに嘘の愛の告白をしたときナルトは「嘘をつくやつは嫌いだってばよ」とサクラを突っぱねています。
そんなナルトが結婚相手に選んだヒナタは初登場時からナルトに恋愛感情を持っていることが描かれていましたが、そんなヒナタの気持ちに長い間気付かなかったナルト。
中忍試験では、大人しいヒナタが勇気を振り絞ってナルトに薬を渡しますが「どうしてオレにくれるんだ?」と不思議そうにしていたナルトは、かなりニブイですよね。
また、ヒナタに対してナルトは嫌いではないけど「うじうじして暗い」という認識だったようで、この二人のカップリングはないだろうとヒナタの声を担当した声優の水樹奈々さんも思っていたそうです。
このようにヒナタの気持ちに、なかなか気づかなかったナルトでしたが映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」では、ナルトとヒナタのラブストーリーが描かれました。
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また、TVアニメ「ナルト疾風伝」では二人のデートの様子など、恋愛事情を垣間見ることができますよ。
もともと「ナルト」のヒロインはサクラでしたが、途中からヒナタの存在が大きくなりました。これについて作者の岸本先生は、「ある程度の段階でヒナタに決めていた」とインタビューで答えていることから、裏設定として最終的にはヒナタがヒロインの座につくことになっていたようですよ。
その裏設定が定まったためか、ヒナタの出番が多くなり同時にキャラクターの人気も高まっていきました。その後、第四次忍界対戦でネジがヒナタとナルトを庇い死亡したことで、二人の間の距離がぐっと縮まったようです。
そして、「ナルト疾風伝」の最終回では結婚式当日。紋付き袴姿のナルトと花嫁衣裳を纏ったヒナタが式場への扉を開けたところで「ナルト」のお話は幕が閉じると同時に、ナルトとヒナタの新たな物語が始まったのでした。
そして、漫画「ナルト」の700話(最終話)ではナルトが七代目火影に就任していて2人の子供がいるなど、少し未来の姿が描かれていました。
子供の名前は兄・ボルトと妹・ヒマワリ。ボルトは、後に「ナルト」の続編となる「ボルト」の主人公で、少年期のナルトを彷彿とさせるいたずらっ子のようです。
ナルト達が結婚した年齢やボルトの年齢についても気になるところですが、残念ながら公式発表はされていません。
熱心な「ナルト」ファンの間では、ナルトとヒナタが結婚したのは20~22歳頃、漫画の最終話に登場したボルトの年齢を11、12歳と仮定した場合、ナルトの年齢は31~34歳程度といった推察が多くされています。(ちなみに、ヒナタとナルトは同じ年齢です)
何はともあれ、第四次忍界対戦から十数年が経った世界で火影として活躍するナルトと、そんなナルトと家庭を守るヒナタを見られたのはファンとして非常に嬉しい限りです!
また、ボルトを主人公とした漫画・TVアニメ「ボルト」でも、ナルト達の活躍が見られます。興味がある人は、チェックしてくださいね!
幼少期からずっとサスケが好きだったサクラ。しかし、複雑な生い立ちから人を寄せ付けないサスケは、一向にサクラになびく様子を見せませんでした。
サスケが木ノ葉隠れの里を出て行く際、サクラは「一緒に行きたい」と言いますがサスケは「おまえウザいよ」と言いサクラを気絶させてしまいます。
しかし、この時サスケは気絶したサクラに「ありがとう」とも言っていますから、恋愛感情はもっていないとしても、サスケなりに仲間としてサクラを大事に思っていたようですね。
そして、その後は、サスケが戻ってくるのを信じて待つ一途なサクラの姿が随所に描かれていましたね。
その間、サクラとナルトが良い雰囲気になりかかったこともあったことから、ナルトとサクラのカップリングが成立かと噂されたこともありましたが、最後までナルトとサクラの組み合わせはありませんでした。
第四次忍界対戦後、再びサスケが旅立つ際にもサクラは「一緒に行きたい」と希望しますが、またしても断られてしまいます。
ところが、この時のサスケはサクラに「また今度な、ありがとう」と言い、(サスケにとって兄イタチの親愛の表現だった)額を小突き笑顔で旅立ったことからまんざらでもない様子が伺えました。
そして、月日が経ち、サクラとサスケの間には娘であるサラダが誕生しています!
ほとんど里に戻らないサスケですが、いつごろから二人の仲が恋愛に発展したのか、いつどこで結婚したのか、二人の年齢がいくつの時だったのかついては公式発表はされていません。
しかし、一時期サクラがサスケの旅に同行していたことがあると外伝で触れられているため、その時期にサラダを授かったと推測されています。
長い年月サスケを想い続けたサクラの気持ちが愛娘のサラダ誕生という形で、見事なカップリング成立となりました。
「めんどくせぇ」が口癖ながら、超キレ者のシカマルが結婚した相手は、砂隠れの里(風の国)のテマリです!
二人が出会ったのは中忍試験でのこと。第三次試験の本選ではシカマルとテマリの戦いが繰り広げられ、テマリが勝利しています。
サスケの奪還任務では、木ノ葉隠れの里から救援依頼を受けたことでテマリが駆けつけシカマルのピンチを救うのでした。
そんな少年時代を経て、シカマルが六代目火影補佐に就いてからも、風影である我愛羅の護衛としてテマリとは顔を合わせていたようで、徐々に恋愛に発展したのではないかと推測されます。
このシカマルとテマリの組み合わせは、割と早い段階で予想してたファン多いようですね。
尚、TVアニメ「ナルト疾風伝」の最終話では、ナルトとヒナタの結婚式会場で手を繋ぐ二人の姿が描かれていますよ!
その後、二人はシカダイという名の息子を授かっています。
ちなみにテマリはシカダイより年齢が3つ上になりますよ!
自称「ぽっちゃり系」忍者のチョウジが結婚した相手は、雲隠れの里(雷の国)のカルイです!
カルイとチョウジの詳しい馴れ初めについては語られていませんが、第四次忍界対戦の事後処理で木ノ葉隠れの里をカルイが訪れていた際に恋愛関係に発展したのでは、と推測されています。
チョウジはキャラ的に女の子にそれほど縁がなさそうだったのに加え、そう接点がなさそうだったカルイとの組み合わせを意外に思った人も多いようです。
二人の間には、チョウチョウという娘が誕生していますよ。
サスケを巡って、サクラのライバルであり親友である、いの。そんな、いのが結婚した相手はサイでした!
里を去ったサスケの代わりに、ナルト達第七班の空席を埋めるために加入したサイ。当初はサスケとキャラが似ていることから、第七班のサスケの席を埋めるとともにサクラの心も埋めるかと思われていました。
ところが、いのとくっつくという意外な組み合わせに落ち着き、驚いたファンも多かったのではないでしょうか。
気が強くて男勝りのいのと、幼少時から感情を殺すという「根」の訓練を受けてきたためサイはコミュニケーションが苦手です。
そんな二人の馴れ初めはサイが、いのに「美人さん」と言ったこと。この事がきっかけで、いのがサイを気に入り交際するようになったようです。
TVアニメ「ナルト疾風伝」の最終話では、シカダイとテマリが手を繋いでいることを見て「いつの間にあんな関係になっていたか知ってた?」といのがサイに尋ねるシーンで、「うん。でも、僕たちも同じように見られていると思うよ」と答えます。
その時、サイといのの手は、しっかり繋がれていたので、この時点ですで恋愛関係にあったようです。
その後、二人は結婚し、いのじんという名の息子を授かっています。
年齢的にはサイが1つ上ですが、夫婦間では、いのの方が圧倒的に強いようですよ。
忍犬の赤丸をパートナーとして活躍するキバですが、誰と結婚したのでしょうか?
残念ながら、キバが結婚したという情報は見つかりませんでした。
しかし、キバがきれいな女性(ネコバァの孫娘・タマキ)と談笑していた描写もあることから恋人同士なら良い組み合わせだと思われますが、恋愛関係かどうかについては、はっきりと断言はできないようです。
赤丸は結婚(?)したようで、最終話では子犬がいる様子が描かれています。
蟲使いとしては優秀ですが、イマイチ影の薄いシノ。シノも現在のところ、結婚したという情報は得られませんでした。
第四次忍界対戦後は、忍者アカデミーの先生としてナルト達の子供を教える立場になったシノですが、かなり優秀な教師のようです。
子供と接するのが得意なのか、TVアニメ「ナルト疾風伝」の最終話ではアスマと紅の娘・ミライを上手にあやしている姿が描かれています。
熱血忍者のリーですが、実は子供がいるようです。子供の名前はメタルで、黒髪おかっぱ&緑の全身タイツを身に着けた姿は、少年時代のリーそっくりで「ボルト」に登場していますよ。
しかし、リーの結婚相手の名前や姿は描かれていません。(作者の岸本先生によると考えていなかったとか)そのため、メタルが実の子なのかも含め謎となっています。
「ナルト」でのリーは、テンテンと良い雰囲気だったこともあって「リーの結婚相手はテンテンなのでは?」と推測しているファンもいるようですから、真相が明らかになる日が来るといいですね!
チャイナ服が印象的だったテンテンですが、第四次忍界対戦後は、忍びをしながら武器屋を営んでいるようです。
上にも書いたようにロック・リーと良い関係だったことから、いずれ恋愛関係に発展するのでは?と推察されていましたが、はっきりとは語られていません。
結婚については触れられておらず、ファンの間からは「テンテンが独身なのは不思議」「誰かテンテンをもらってやって」という声が多く聞こえます。今後に期待したいですね。
六代目火影だったカカシの結婚については、ノベライズ版に登場した氷華とは、良い雰囲気だったと捕らえるファンも多いようですね。
また、五代目火影・綱手の補佐官だったシズネと結婚したのでは?という噂もありましたが、カカシが結婚したという公式な情報はありませんでした。
カカシは若い頃に仕方がなかったとはいえ仲間だったリンの命を奪い、親友のオビトも失ったことから自分だけが幸せになってはいけないと感じているような節があるため、ずっと結婚はしないのではないかと思われます。
ただ、中には「カカシは誰とも恋愛も結婚して欲しくない!」という熱烈なファンもいるようなので、カカシはこのままでも良いかもしれませんね。
ナルトの良き理解者で父親のような存在のイルカ先生。
TVアニメ「ナルト疾風伝」の最終話では、一人暮らしのアパートで夕食作りに悪戦苦闘するイルカが描かれていました。そこに現れたナルトに「オレが結婚するんだからイルカ先生も結婚しないと!」と言われていたので、その時点で独身なのは明らかです。
その後、忍者アカデミーの校長として子供たちや他の先生をまとめる立場になったイルカですが、やはり結婚したという公式な情報はありませんでした。
人間的によくできたイルカ先生。誰か良い女性と恋愛できると良いのですが。
ナルトと同じく人柱力であったことから寂しい少年時代を過ごしましたが、ナルトと出会ったことで我愛羅は心を開いていきましたね。
そんな我愛羅ですが、我愛羅を主人公としたノベライズ版「我愛羅秘伝 砂塵幻想」では我愛羅の見合い話が持ち上がります!
やはり、風影ともなると、その後継者の有無が大事なのかもしれませんね。ちなみに、この時すれでにテマリがシカマルと結婚することが決定していて、カンクロウにも見合い話が浮上しています。
この我愛羅の見合い話ですが、紆余曲折あった末に結果として我愛羅は結婚しませんでした。
時が流れて「ボルト」の中で、我愛羅が息子を連れて木ノ葉隠れの里を訪れます。この息ですが、実は我愛羅の実の子ではなく養子だということが「ボルト」で描かれています。
結局、我愛羅は誰とも結婚していないようですが、目をかけ育てている義理の息子のシンキを後継者として考えているのかもしれませんね。
見た目は相変わらず若いままですが、実年齢はそれなりの綱手。五代目火影を退いた後は隠居生活を送っていたようですが、浮いた話はないようです。
綱手が独身なのは、若い頃に亡くなった恋人・ダンがずっと忘れられず、他の人と恋愛をする気になれなかったためだと思われます。
綱手の秘書で、綱手が心から信頼しているトップクラスの医療忍者のシズネも、結婚については公式な情報はありませんでえした。
ナルトが七代目火影に就任してからも、シカマルと共に補佐官として活躍しています。
もしかしたら、今もトントンと二人暮らしかもしれませんね。
「ナルト」開始時、9歳だった木ノ葉丸ですが、その後、ナルトに修業をつけてもらい優秀な忍者へと成長してます。
しかし、結婚についてはやはり公式情報はありませんでした。かつて、木ノ葉丸、ウドンと同じ班だった萌黄との仲が気になるところですが、今のところ恋愛話は皆無のようです。
ナルトとヒナタの息子で、漫画「ボルト」の主人公・ボルト。忍者アカデミー卒業後は、サラダ、ミツキと共に担当上忍の木ノ葉丸のもと第7班として任務にあたっています。
本来は優しい性格ですが、ナルトが火影に就任してからは激務のため放ったらかしにされたことで、人の気を引くために板面を繰り返していました。ナルトのことを「クソおやじ」と呼びますが、実はナルトに認めて欲しいと思っているようです。
忍としての力量はなかなかのもので「消える螺旋丸」を生み出すなどはかり知れません。
また、大筒木トネリによって、ボルトも気付かないうちに「淨眼」という瞳術を右目に宿されています。
尚、ボルトたちの年齢については詳しく描かれていませんが、サラダと同じ年齢であれば、忍者アカデミー卒業間際で11歳程度と思われます。
サスケとサクラの娘であるサラダ。父譲りの冷静さと母譲りの気の強さを持つメガネ少女です。
年齢はハッキリしませんが、外伝に登場したサラダは忍者アカデミー卒業を間際で11歳と書かれていたので、中忍試験時の年齢は12歳~と思われます。
ほとんど里に帰ってこない父に不満を持ち、さらに自分はサクラの本当の子ではないのでは?と悩む場面もありましたが、後にサラダの勘違いだったことが判明しています。
七代目火影であるナルトを尊敬していて「夢は未来の火影になること」と宣言しています。
尚、最初期の一つ巴ではありますが写輪眼を開眼しているあたりは、さすがサスケの血筋と言えそうです。
シカマルとテマリの息子、シカダイ。頭の上で髪を一つに束ねた姿はシカマルにそっくりですが、目元はテマリに似ているようです。
明晰な頭脳は親譲り。奈良一族の秘伝忍術である「影縛りの術」を使います。
大人しそうに見える少年ですが、サイの「超獣偽画」と山中一族秘伝忍術「心転身の術」を使います。
気の強い母・いのには、サイもいのじんも頭が上がらないようです。
チョウジとカルイの間に生まれたチョウチョウ。見た目はギャルですが、親友のサラダを気にかけるなど心優しい少女です。
顔立ちはカルイに似ていますが、体系はどちらかというとチョウジ似なのが悩みの種のチョウチョウ。しかし、父と同じようにスナック菓子が手放せようです。
また、自分を「あちき」と呼ぶなど、かなり個性的なキャラクターとなっていますよ。
秋道一族秘伝忍術「倍加の術」「肉弾戦車」を使用します。また、「超チョウチョウ蝶モード」でスレンダーボディになることが可能ですがパワーが落ちてしまうという欠点があるようです。
紅がアスマとの恋愛時代に授かったミライ。二人が結婚する前にアスマが亡くなり、その後に紅がミライを身籠っていることが判明したことから結婚しているかは不明です。
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しかし、現在は紅も猿飛姓を名乗り、一族もそれを受け入れているようです。
ミライが生まれたのは暁戦後のことなのでボルトたち世代よりはだいぶ年上となり、すでに中忍として火影護衛部隊に所属しています。
連載終了後も人気が衰えない漫画「ナルト」。今回は、「ナルト」に登場したキャラの結婚相手の組み合わせやその子供についてまとめました。意外なカップリングなどもあったのではないでしょうか?
まとめてみると、結婚したカップル全てが恋愛結婚という「ナルト」のキャラたち。やはり、危険な任務を通して培った信頼は、友情や愛情とともに強い結びつきをもたらすのかもしれませんね!
またナルト達キャラの結婚した時の年齢や子供たちの年齢も正確にはわかりませんが、子供の多くが同時期に忍者アカデミーを卒業していることから、ナルト達の結婚や妻の出産した年齢もほぼ重なっていることが分かりますね!
「ボルト」へと世代が変わっても、読者を楽しませてくれる「ナルト」の魅力的なキャラクター達。
これからも、注目していきたいですね!