// FourM
Ubtvn2kw1nbtkte042ad

筋トレ(F)

CATEGORY | 筋トレ(F)

筋トレで腰痛になった!ケガをしないための筋トレとの付き合い方!

2024.02.22

筋トレの最中に腰痛になってしまった。そんな経験、二度としたくないですよね。そうなってしまったら、どうすればいいのか?そして、そうならないためにはどうすればいいのか?やっぱり休養しないとダメ?腰痛と筋トレの関係を知ることで、これらの疑問を解決することができます。

  1. 腰痛とは何か
  2. 「筋トレで腰痛」の原因 ①:間違ったフォーム
  3. 「筋トレで腰痛」の原因 ②: 日頃の姿勢
  4. 筋トレで腰痛にならないポイント ①:事前のストレッチをやろう
  5. 筋トレで腰痛にならないポイント ②:トレーニングベルトを使おう
  6. 筋トレで腰痛にならないポイント ③:体幹トレーニングをしよう
  7. 筋トレで腰痛にならないポイント ④:生活習慣と姿勢を見直そう
  8. もし、腰痛になってしまったら・・・休養しましょう
  9. 筋トレと休養の関係
  10. ケガをしないで筋トレしよう!
引用: https://hospital-illustration.com/material/118-hospital-illustration.jpg
そもそも腰は、5つの骨がブロック状に積みあがったように構成される「腰椎」と呼ばれる部分からなります。この腰椎に、大きな負荷がかかり、障害が起こると、腰痛となります。そして、トレーニング中に発生する腰痛は、必ずしも一つの原因で発生するとは限りません。では、どんな原因で腰痛になってしまうのでしょうか。
引用: https://kintorecamp-huvjjtmj02bn.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2015/12/-1st-e1449488950749.jpg
筋トレで腰痛を引き起こしてしまうとは、本末転倒のような気もしますが、腰への負担がかかりすぎるようなトレーニングを行うと、腰痛の原因となってしまいます。具体的には、間違ったフォームで高負荷のトレーニングを行ってしまうことで、腰痛を引き起こしてしまうケースが多いです。腰痛になりやすいトレーニングとしては、スクワットやデッドリフトのようなものがあげられます。
また、ベンチプレスのように、カラダを横にしているトレーニングであっても、悪いフォームで行うと、腰痛を引き起こしかねないので、注意が必要です。
筋トレは、正しいフォームで行うことで、ケガの防止になります。また、トレーニング効果も上げるためにも、フォームは大切なのです。
引用: http://3.bp.blogspot.com/-ldqkhgMlWP4/VkxNoOrrovI/AAAAAAAA0yA/DOhvz5Sf7-k/s400/kansetsutsuu_koshi.png
もうひとつ、腰痛を引き起こしてしまう原因は、生活習慣に起因する筋力不足からもたらされる、姿勢の乱れです。
例えば、一日中座った姿勢でいると、骨盤の位置がズレてしまうことがあります。椅子に座っている姿勢の場合、股関節が常にグニャっと曲がった状態になります。この状態が長い時間続くと、股関節を曲げるための筋肉が固まってしまい、逆に股関節を伸ばす筋肉は伸びっぱなしになります。いわば、ストレッチされ続けている状態で、この状態が続くことは、筋肉を弱くする原因になります。このように、股関節に関係する筋肉の強さのバランスが崩れると、骨盤が安定せず、このことによって腰痛が引き起こされてしまうのです。

筋トレと姿勢で起こる腰痛

ここまでに紹介した要因をまとめると、姿勢が悪いために骨格がずれてしまった人が、腰痛防止として始めたトレーニングで、かえって腰に負荷をかけすぎてしまい、結果として腰痛を引き起こしている、ということです。
それでは、筋トレで腰痛にならないようにするには、どうすればよいでしょうか。ここでは4つのポイントを紹介しましょう。
引用: https://doctorstretch.com/img/selfstretch/selfstretch_01.jpg
筋トレの前に腰回りの筋肉をほぐす「ストレッチ」は、腰痛を引き起こさない第一歩です。以下のようなカンタンな動きでも、腰回りが温まることで、その後のトレーニングで腰痛が起こりにくくなります。

腰をひねる

引用: https://mediaid.sigmax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/11.jpg
床に寝て、右足を左に持っていく感じで腰をひねります。逆も同じです。
引用: https://mediaid.sigmax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/12.jpg
また、立った状態でも、腰を反らせて、左右(水平方向)に腰を回せば、効果があります。

背中を伸ばす

引用: https://mediaid.sigmax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/22.jpg
床に寝て、足を抱え込むようにして、背中をぐーっと伸ばします。

お腹を伸ばす

引用: https://mediaid.sigmax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/33.jpg
床に寝て、腰の下に枕やタオルを入れて、腰を反らせることで、お腹をぐーっと伸ばします。

太ももを伸ばす

引用: https://mediaid.sigmax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/41.jpg
アキレス腱を伸ばす態勢をとることで、腱はもちろん、ももの裏側を伸ばします。
引用: https://kintorecamp-huvjjtmj02bn.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2016/03/training-belt-how-to-select-e1457915695692.jpg
トレーニングベルトとは、腰回りに巻いて使うベルトのことで、これを巻くとお腹に力が入りやすくなり、腹圧が高くなります。腹圧とは、お腹の中の圧力のことで、この圧力が高いと、強い力を出しやすくなります。

腹圧を上げる

引用: https://bodymakeup.jp/wp-content/uploads/2017/03/abdominal-pressure.jpg
腰周りの関節にかかる力に対して、腹圧はカラダの内側から支える力として機能します。この「内側から支える力」によって、関節にかかる力を抑えられ、結果として腰回りの負担が軽くなり、腰痛予防につながるのです。
腹圧を上げることで得られる効果は、腰痛防止だけでなく、トレーニングのパフォーマンスアップにもつながっています。先程説明したように、腹圧が高いと強い力を出しやすいため、運動強度が上がり、筋トレの効果も高まるのです。
引用: http://www.fitnessjunkie.jp/wp-content/uploads/2014/06/Fotolia_43815565_Subscription_Monthly_M-1.jpg
腰を痛めかねない、スクワットのような筋トレは、体幹の安定が必要不可欠です。そこで、まずは体幹を鍛えて、腰への負担を減らすようにすることが大切です。そこで、体幹トレーニングです。

プランク

引用: https://kintorecamp-huvjjtmj02bn.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2017/03/correct-plank.jpg
腕立て伏せの状態で、腕を曲げて肘から手の先を床につけます。背中をまっすぐにしてこの体制をキープします。慣れてきたら、片足を床から浮かせると、より効果的です。

サイドプランク

引用: https://kintorecamp-huvjjtmj02bn.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2017/07/shutterstock_403536079-e1500311696324.jpg
横に向いて、肘から先の腕とヒザで、斜めになったカラダを支えます。慣れたら、ヒザではなく足を付けて、よりカラダを浮かせると、効果アップです。

逆プランク

引用: https://kin.mobi/wp-content/uploads/2015/04/pln3.jpg
プランクは、カラダの向きで言えば「うつ伏せ」と同じですが、逆プランクは「仰向け」で行うプランクです。意外とつらい体勢ですが、頑張りましよう。

ハンドニー

引用: http://yoshiyukikun.com/wp-content/uploads/2016/06/imgres3.jpg
四つん這いの姿勢から、腕と足をそれぞれ上げます。この時、右腕と左足のように、腕と足で左右別々のほうを上げるようにします。お腹に力を入れるのがポイントです。
引用: http://image.news.livedoor.com/newsimage/2/a/2acb5_88_e88588c98cb0f62b264dae0559091387.jpg
先にも触れましたが、座りっぱなしの姿勢を長時間続けることは、筋肉バランスを崩し、腰痛の原因となります。これを防ぐためにも、日頃から姿勢について気を付けるようにしましょう。
デスクワークの方であれば、1~2時間置きに立ち上がって、ストレッチをするのもいいでしょう。お手洗いに行くなど、ただ歩くだけでも、座り続ける姿勢とはちがうカラダの態勢になり、筋力バランスが崩れるのを防ぐことができます。
スマホゲームを長時間やっている人も、注意が必要です。猫背になりがちなので、もしやるならば、姿勢に気を付けて行いましょう。
また、座るときは常に足を組む人も要注意です。そのような人は、同じ足を組む傾向があります。たまには組む足を変えるなどして、筋肉のバランスが崩れないようにしたいですね。
引用: http://kanarikinic.com/wp-content/uploads/2016/11/youtuu.jpg
筋トレ中に腰を痛めてしまったり、ぎっくり腰になってしまった。そんな時に取る行動はたった一つです。それは「休養」です。無理にトレーニングを続けても、いいことは何もありません。それどころが、腰痛を悪化させることにもなりかねません。痛めてしまったら、無理せずに、休養を取りましょう。
引用: http://publicdomainq.net/images/201711/23s/publicdomainq-0015868qbg.jpg
適度な休養は、ケガ防止だけではなく、筋トレの効果を高めてくれます。負荷のかけ過ぎは、場合によってはケガにつながり、逆効果になることもあります。筋トレを行う日と休養日をバランスよくとることで、トレーニング効果を上げるようにしましょう。
引用: https://image.freepik.com/free-photo/no-translate-detected_1048-4635.jpg
いくら筋トレを頑張っても、その結果ケガをしてしてしまっては、元も子もありません。ケガをしないカラダをつくることの大切さは、ここまで読んでいただいたみなさんなら、よくお分かりいただけたでしょう。事前のストレッチや体幹のトレーニング、生活習慣の見直しに、ベルトなど使えるグッズ。ケガ防止には様々な方法があります。そして、適度に休養をとることは、ケガ防止はもちろん、トレーニング効果を高めます。自分にあったやり方で、ケガのない、楽しい筋トレを心がけましょう。