バイオリン名曲①シューベルト【未完成】
こちらはいわずとしれた名曲の1つです!世界的有名なベートーベンの【運命】・ドヴォルザークの【新世界】と並ぶ世界三大交響曲なのです。
曲名【未完成】は実際に第三楽章の途中までしか書かれていないことから名付けられたそうです。
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交響曲第7番ロ短調D759『未完成』(Sinfonie Nr. 7 in h moll D. 759 "Die Unvollendete" )は、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトが1822年に作曲した未完の交響曲である。シューベルトの代表作のひとつであり、ベートーヴェンの『運命』・ドヴォルザークの『新世界』などと並んで大衆的な人気がある。かつてのレコード業界では『運命』と『未完成』のカップリングは、いわゆるドル箱として重視されていた[2]。
和音などが豊富に使われていて非常に新鮮味をおびている演奏が人気の秘訣です。映画化もされたほどポピュラーな曲ですね!
バイオリン名曲②ヴァイオリン協奏曲 (ベートーヴェン)
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ベートーヴェン中期を代表する傑作の1つである。彼はヴァイオリンと管弦楽のための作品を他に3曲残している。2曲の小作品「ロマンス(作品40および作品50)」と第1楽章の途中で未完に終わった協奏曲(WoO 5)がそれにあたり、完成した「協奏曲」は本作品1作しかない。しかしその完成度はすばらしく、『ヴァイオリン協奏曲の王者』とも、あるいはメンデルスゾーンの作品64、ブラームスの作品77の作品とともに『三大ヴァイオリン協奏曲』とも称される。 この作品は同時期の交響曲第4番やピアノ協奏曲第4番にも通ずる叙情豊かな作品で伸びやかな表情が印象的であるが、これにはヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵未亡人との恋愛が影響しているとも言われる。 なお、以下に述べられる情報の幾つかは新ベートーヴェン全集における児島新(Shin Augustinus Kojima)の研究に基づく。
クラシックといえばこれ!友人のために作曲されたと言われているこちらの楽曲。力強くかっこいい演奏と品のあるメロディーが魅力的です。
バイオリン名曲③チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
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弦楽四重奏曲第1番ニ長調 作品11は、ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーによって、1871年2月に作曲された弦楽四重奏曲である。第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」の冒頭は有名で、ムード音楽などにも編曲されたことがある。
曲名のアンダンテ(歩くような速さで)カンタービレ(歌うように)という意味です。作曲はウクライナで聞いた民謡からインスピレーションを受けて書いたそうですが、見事に第3章の演奏でそれが表れています。
チャイコフスキーの親友であるトルストイは、この曲を聴いて感動のあまり涙を流したといわれています。
バイオリン名曲④コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番 ニ短調 「ラ・フォリア」
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<ラ・フォリア> 作品5「ヴァイオリン・ソナタ」の最後を飾る曲である。 フォリアとはもともとポルトガル起源の舞曲で、17世紀のイタリアで大流行 していたものである。 ニ短調16小節の主題と23の変奏からなり、ヴァイオリンと通奏低音の ために書かれ、通奏低音パートは鍵盤楽器で通常は演奏される。 主題の和声構造はいくつかの変奏を除いては厳格に保たれており、 各変奏曲においては、ヴァイオリンの運弓の技巧を学ぶために重要な 要素をふんだんに含んでいる。
バイオリンと通奏低音の織りなす優雅な旋律…【ラ・フォリア】はコレルリの代表作の1つです。
フォリアは3拍子の緩やかな舞曲ですが、元々は【常識を逸した】【狂気】という意味がありかなり激しい曲だったそうです。
それが時代と共に曲調が変化して憂いを帯びた曲調となりましたが、強さを内に秘めたかっこいい演奏となっております。
バイオリン名曲⑤サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
引用: http://img.hmv.co.jp/image/jacket/400/25/9/8/665.jpg
本作は派手で劇的でありながら哀感を持ち合わせる技巧的なヴァイオリン曲として知られる。題名は「ジプシー(ロマ)の旋律」という意味である[1]。ドイツ語では「ツィゴイナ(ー)ヴァイゼン」とするほうが現代の発音に近く、また日本語ではチゴイネルワイゼン、またはチゴイナーワイゼンとも表記される(なお日本語の題名表記は語尾の「-er」を母音化させない古典的な舞台ドイツ語の発音を基にしたものである)。 いくつかのハンガリー民謡・大衆音楽の旋律を組み合わせて作曲されている。オリジナルはヴァイオリンと管弦楽であるが、ヴァイオリンとピアノで演奏する機会も多い。作曲者本人による録音が残されている[2]。
3楽章構成からなり、最初は物静かで憂いを帯びつつも堂々とした演奏から始まります。
2部では4分の2拍子とリズムが変わり、バイオリン演奏が加わります。
最後ではいきなりテンポアップし、そのギャップが非常にかっこいいです。
数々のCMや番組のBGMに用いられてる有名な楽曲です。
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バイオリン名曲⑥ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」
引用: http://ml.naxos.jp/sharedfiles/images/cds/hires/8.550056.jpg
本作の題名は『和声と創意への試み』 (Concerti a 4 e 5 "Il cimento dell'armonia e dell'inventione") 作品8(1725年にモルツィン伯爵ヴェンツェスラウに献呈され出版された12曲のヴァイオリン協奏曲集)のうち、 第1から第4曲の「春」・「夏」・「秋」・「冬」のために便宜上与えられたタイトルであって、ヴィヴァルディ自身は作品8の献辞以外でこれら4曲を「四季」と総称したことはない。 ヴィヴァルディは本作において新しい旋律法やダイナミズムを追求したとされているが、既にこの作品以前から彼ならではの兆候は現れている。各曲はそれぞれ3つの楽章から成り立っており、各楽章にはソネットが付されている。これらソネットの作者は不詳であるが、ヴィヴァルディ自身の作詩という説もある。本作はヴァイオリン協奏曲という絶対音楽に分類されるが、ソネットが添えられていることから標題音楽の要素も含んでいる。
ヴィバルディ作曲の「四季」といえば…!クラシックが好きな人もそうでない人も、誰もが一度は聞いたことがある名曲中の名曲ですね!
ヴィバルディ作曲の数々の曲の中で唯一、有名になったのがこの四季なんです。
タイトルの通り春夏秋冬それぞれ3曲ずつ、計12曲で成り立っています。
【春】クラシックながらポピュラーな曲から始まります。春の訪れを喜び・祝い軽やかな楽曲です。
【夏】暑さや嵐に参りながらも、耐え忍ぶイメージ…少し悲しげなメロディになります。
【秋】農民たちが収穫を喜ぶイメージ♪再び楽しいかんじの楽曲になります。
【冬】また厳しい寒さに耐えながらも、もうすぐ春がやってくる!という楽しみもあります。
このように、季節ごとにストーリーが違うので表現の仕方にも注目です。
それぞれの季節の気持ちの移り変わりや情景に合わせて、バイオリンの強弱が背景に流れており、とてもかっこいいです。そんなバイオリンの音も楽しみながら聴くとより楽しいですよ!
バイオリン名曲⑦マスネ:タイスの瞑想曲
クラシック初心者にもおすすめの名曲です。
引用: https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-fb-22/violin20090809/folder/936622/44/13280144/img_0
タイスの瞑想曲(タイスのめいそうきょく "Méditation" (発音: [meditasjɔ̃]) )は、ジュール・マスネが作曲した歌劇『タイス』(1894年3月16日ガルニエ宮で初演)の第2幕第1場と第2場の間の間奏曲。その甘美なメロディーによって広く知られている。本来はオーケストラと独奏楽器(ヴァイオリン)にコーラスの形であるが、室内楽編曲も多い。 日本における演奏(録音)のもっとも早い例として、1935年にわずか15歳の諏訪根自子がSPレコードで録音を残している。コロンビアレコード。
歌劇【タイス】の瞑想シーンに使用されている演奏曲です。基本はバイオリンですが、単独でチェロやフルートが使われることもあるそう…。ゆったり美しくかっこいいメロディーに魅了されます。
バイオリン名曲⑧イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番「バラード」
こちらも人気のクラシックです。
引用: https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS4qxEa3rq_mq4BuGsAC618NpbOSvwRhSOIe1XgqiPOjIQGwibS
1923年夏ごろから1924年にかけて、ベルギー北部ヘット・ゾウテ(フランス語版)(西フラマン語: Het Zoute)の別荘において作曲された。ヨーゼフ・シゲティの弾くヨハン・ゼバスティアン・バッハの『無伴奏ヴァイオリンソナタ』を聴いて作曲を決意したイザイは、全6曲のスケッチを一晩で書き上げたと伝えられている。1924年に息子アントワーヌ・イザイ (Antoine Ysaÿe) の経営する出版社から出版され、親交のある6人のヴァイオリニスト[1]に各曲が献呈された。
ソナタの中にバラードを収め・構成されている演奏は珍しくもあり、また力強くとてもかっこいいです!
バイオリン名曲⑨パガニーニ:24のカプリース 作品1より「第24番」
カプリースは「カプリッチョ」(奇想曲)と呼ばれ、気まぐれという意味もあります。
24のカプリースは強烈な技巧が盛り込まれた作品で、演奏家にとっては非常に困難な演奏のようですが、聞き手にとってはクラシックの中でも【変奏】を楽しめる曲となっております。
引用: https://lh6.googleusercontent.com/proxy/c6Vofyu1xpbc2lqt7Xd7_5gIQTDVIddBFbqx9-jhprCIFTKUEdFpQWtBQLn9UKN1uiz--Sp068_ZoZ_aQ-Xrvp1kFdlExeHw5xrouaCv_XRl8VzZqqTKK5bUGX7mlcGbwkJJSGH5aNNaAY4Q_iIgteDAVwtQiAqW=w200-h300-nc
ニコロ・パガニーニの24の奇想曲(伊: 24 Capricci)作品1は、ヴァイオリン独奏曲。無伴奏曲なので、ヴァイオリンの重音奏法や、視覚的にも演奏効果の高い左手ピッツィカートなど強烈な技巧が随所に盛り込まれた作品。ヴァイオリン演奏家には難曲に挙げられている。フランツ・リストは演奏技巧のもつ音楽の可能性に触発され、ピアノ曲に第1・5・6・9・17・24番を編曲している。
バイオリン名曲⑩J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068より “G線上のアリア”
引用: https://lh5.googleusercontent.com/proxy/gOpNeo8sPBuiH-vNbfZUA7CPFGoNtDkDM9Vd1JwP6ctd7b3x4KnUdEXBMHCvbBaNJiOavX-pe3z_y75MuwLHtreF=w320-h180-nc
「G線上のアリア」(ゲーせんじょうのアリア[1]、ジーせんじょうのアリア。独: Air auf der G-Saite,英: Air on the G String)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲「アリア(エール)」をヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミがピアノ伴奏付きのヴァイオリン独奏のために編曲したものの通称。 通称は、ニ長調からハ長調に移調されているため、ヴァイオリンの4本ある弦のうち最低音の弦、G線のみで演奏できることに由来する。
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いかがでしたか?
クラシックのかっこいい名曲たちを紹介してきました。作り手の想いやテーマによってぜんぜん違う旋律を描いている演奏は、聞き手の心に染み込むことでしょう。ぜひ聞いてみてくださいね。